*虹の戦士コミュのある国が独裁政権に資金や武器を提供するというパターンは何を呼ぶんだろう?　それを止めるには何をすればイイ？

ミャンマー(ビルマ）といい、中国といい、
本当に悲惨な｢災害｣が続き、その上に"人的援助"を受け入れないという
人的被害も重なって、それが逆に、これらの国の問題点を
すかして見せているようにも思える今日この頃。

９．１１やアチェの大津波の時にも思いましたが、
亡くなってしまった人たちの命をムダにしないために、
私たちは何を・・どう考えて、どう行動していったらいいんでしょうね？

そんな中、最新のDN!の動画（日本語字幕つき）に、

｢インドネシアの独裁を、アメリカ政府（歴代民主党）が支援し続けた。｣

というアメリカ政府の機密書類が公開されたことが
報告されていました。

それは・まさに今、中国やミャンマー政府のやっていることと
あまりに同じすぎて、改めて驚いてしまいました。

（軍に武器や資金を供給し、→　少数の民族を虐殺、虐待する行為
　アフリカでも横行していますよね。）

この書類の内容に対して、クリントン元大統領は、
"我々は過去ではなく、未来を考えている・・"と、
質問をハグらかして、さわやかに答えていますが、

その答えが逆に、｢過去に起きた過ち｣の原因と結果を精査して、
｢対策を考えること｣がいかに大切か。
ということを教えてくれているのがシニカルです。

　（笑えませんが・・）

でも私たちは、こんな風に世界中に散らばっている
一見バラバラな問題の"共通点"にもっと目をむけて、
なぜ同じような過ちが繰り返されるのか、

（昔は国益のための考えが原因だったみたいだけど、
　今は企業の利益のために進められるモロモロのことが、
　共通の原因みたいな・・）

それを止めるにはどうすることが必要なのかを、

ひとつのテーブルの上で（この場合、それは国連だと思うのですが）
国益やイデオロギーや宗教を超えて、
様々な角度から見える事実を冷静にシェアしあって、
すり合わせて考えていく時がきてるんじゃないでしょうか？

（そのためには、やっぱり常任理事国の拒否権を考え直さなくちゃね・・）

そしてそんな・すり合わされる事実の中に、私たちの生活もあること。
つまり過ちにカンケイしてることを、
常に忘れずにいられたらイイね。

人びとの命が、よくわからない政策や法律や経済システムや戦争なんかで
犠牲にならない・やり方は、本当はもっとシンプルなハズなのにね。

DN!の司会者、エイミー・グッドマンの原点でもある
東チモールの取材も普遍的でした。

http://democracynow.jp/submov/20080128-2

･　クリントン元大統領のコメント。（これぞ政治家！）
http://democracynow.jp/submov/20080128-3

・　東チモール問題って何?

写真はコチラから。

・http://www.coloredgirls.org/

国内でもイラクでも、母親達は子供のために泣いている。
母親たちの犠牲は勘定されることがない。
私達は治療を受けないままの負傷者で、
同時に何かを変えることができる治療者なのだ。
母の日の退役軍人：戦闘ブーツを履く母親たち
by エリ・ペインティドクロウ（日本語訳）
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2008/05/post_5bb6.html#more

・アンジェリーナ・ジョリー/マイティ・ハート（日本語版）http://www.mh-movie.jp/top.html

・Boy with football in a bullet-ridden factory, in Kuito, Angola.
　© Giovanni Diffidenti/Oxfam
世界に出回る武器の輸出に法律を作ろうという運動。
コントロール･アームズ･キャンペーン（日本語版)
http://www.controlarms.jp/campaign/index.php

コメント(3)

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[2] mixiユーザー 05月16日 00:24

今回、中国で起きた地震で、ひとつ光があるな･･と、思ったのは、
聖火リレーを縮小して、その資金を被害者救済に使おうという声が
中国国内でも起きているということ。

そしてボランティアの救助者が、たくさん駆けつけているということです。

同時に今回の地震は、普段、神さまの存在を信じない人でも、（including me)
何か今の世界に対して、"神さますら怒っているのじゃないか・・" なんて、
感じた人も多いんじゃないかなぁ・・とも思いました。

（とはいえ、たいした目覚ましにはならないのが・・今までの大きな事件の結末ですが・・
　みんな２度寝しちゃうんだよね。

）

"自然の摂理"を　便利さや豪華さのために犯しすぎるとよくないこと、

そんなことって、すごく自然で、なおかつ科学的でもあるし、
さらには宗教的でもあるような感覚なのにね。

それなのにどうしてみんな、そんなに奪いあうのに必死になるんだろう？
（CMの影響力？　義務教育がまちがってたのかな？）

奪い合うのがアタリマエの社会や政治から、
｢できるだけフェアに分けあうことがアタリマエ｣の社会や政治に変えていく、
具体的な方法を、→　さすがに・そろそろ・話しあう、
今回の未曾有の災害の連鎖が、そんな・きっかけになったらイイのになーーー。

環境のことだけじゃなく、エネルギーや市場の奪い合いという面でも、
世界がもっと賢くなっていけたらイイのにね。

というか、｢正しいことを言っている人たちの声｣が、
お金のためにかき消されてしまわないように、
ひとりひとりがちゃんと見張っていれば、イイだけなのかもしれないけど？

We should make this rain to the Rainbow!

そのための、どうして？　や、こうしようよ。を、
ひとりひとりが考えて、政府に発信していくことで、
"ちゃんと見てるよ"ってことをアピールすること。

私には、募金よりも、
力がある(被災地の人を助ける）ように思う今日この頃です。

[3] mixiユーザー 05月16日 11:20

日本の国際緊急援助隊が北京到着　青川県へ
5月16日6時7分配信産経新聞

【北京＝福島香織】日本の国際緊急援助隊の援助チームの先発隊３１人は、
１５日夜、北京国際空港に到着した。
団長の小泉崇外務省国際協力局国際緊急援助室長は記者団に、
「発生から相当の時間が経っており、厳しい状況での救助活動になると覚悟している。
一人でも多くの人を救えるよう全力をあげて救援活動にあたりたい」と語った。中国側からは成都の北北東４００キロの青川県での救援活動を要請されたという。

援助隊は成都経由で１６日の早朝に青川県に入り、救援作業に取りかかる。
活動期間は１週間の予定。先発隊はファイバースコープなどを持参しており、
後発隊が生命反応探査装置などを持ってくるという。

･　　・　　･　　･　　・　　・　　・　　・　　・

今頃？　たったの３１人？？

政治的なパフォーマンス感はいなめませんが、
この先遣隊に引き続き、看護婦さんやお医者さんも、薬と技術といっしょに
現地入りできたらいいですね・・。

現地の看護婦さんが、"薬が全然足りません･･"って泣いていたのが
とてもかわいそうでした。
救出された人だけでも、なんとか救われるといいのだけど。

・・・って、中国領事館にメイルしてみようかな。うん。