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アトピーにさよならの会コミュの回転食と重ね煮のすすめ

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アレルゲンとなっている食べ物は検査ではっきり出てくるものもあれば隠れたアレルゲンとなり、検査では出てこないものもあります。

また現在大丈夫にみえる食べ物でも「これなら大丈夫だから」と大量にたべたり、毎日食べ続けると、それも新しいアレルゲンとなってしまうこともあります。
また悪いものをのぞくことばかり考えすぎて、バランスを欠いた食べ方をするのも栄養の偏りがおこります。

そこで制限内の中で栄養のバランス良く食べるために、食べれる食品を続けて使わないないようにローテーションさせて食べていく回転食について触れてみます。

コメント(7)

アレルギー反応には大きくわけて1型と4型があります。
一般的に病院の検査で判定されているのは1型のほうです。

1型は即時型アレルギーといい、反応が早くでますが、4型アレルギーは遅延型アレルギーといわれ、アレルゲンが血中に侵入してから1日以上たってから反応が出始めるのでアレルゲンの食材の判定が難しくなります。
しかも4型アレルギーは?gE抗体と関係なくおこるものなので?gEから判断する血液検査で判定がきかないのです。

化粧品にかぶれておこる炎症、接触性皮膚炎などもこの4型アレルギーといわれています

アレルギー検査をうけて陽性となった食べ物を控えてもなかなか改善されないとすると、この4型アレルギーをおこしているものがあるかもしれません。
そういう検査で判定しきれないアレルゲンを確かめるにも回転食による判定が使えます。
ここに仮にAさんという人がいます
Aさんは血液検査の結果、「卵」「牛乳」「小麦」に陽性がでました。お米、大豆はでませんでした。

この場合Aさんは検査の結果だけみると卵、牛乳、小麦だけを除去していたらいいということになりますが、グリーングラスさんの除去の考えのを取り入れてタンパク質は、卵は鶏に関連するもの、牛乳は牛に関連するものまで解釈を広げて除去すべきとします


タンパク質はアレルゲンの心配のなさそうな魚や貝類、大豆製品を、日替わりで食べていくのですが、上の図はある本でみつけた回転食をやりやすくするためのカードわけです。
(図をみて「うさぎだのカンガルーだの鹿だの普通食べないだろ」と突っ込み入れないで下さいね)

1日目は大豆製品、2日目は太刀魚、3日目は「かます」、4日目は「あなご」、5日目は「あさり」、6日目は「きす」、7日目は「たこ」というふうに、タンパク質は同じものが続かないようにローテションしていくのです。安全なものをかためて最初のローテーションを組んで、その中で少しずつ食材を試していくのです。
3食同じ食材を食べます。
豚肉とかサバや鮭、さんま、イワシなどの青魚などは隠れたアレルゲンの可能性を秘めているのではこの中でところどころ入れて大丈夫なのか試験します。
たとえば豚肉を試したいとき、朝も昼も夜も豚肉を食事の中に取り入れます。
1食だけ食べたなら遅延アレルギーはずっとあとになって出てくるので判断がつきにくくなりますが、3食たべるとアレルゲンならその日か翌日には反応がでてきます。
ただ豚肉を試すからといってトンカツに焼肉にカツどんなんて3食大食いはしないでください。
こうして大丈夫だった食材はローテーションの中にいれていくのです。
ただしこのタンパク質の食材のローテーションは中6日ないし7日の感覚で食べていくのがいいです。
こうして安全な食材を回転させていくというわけです。
また「オーリング」のトピックスで紹介しているオーリングテストのやり方で事前に食材を確かめてみるのもいいかと思います。

この図では主食のローテーションも書いてますが、お米のアレルギーがある場合は雑穀でローテーションということになりますが、お米でもササニシキ系のお米、ユキヒカリはアレルギー性が低いといわれてますので、それらのお米でローテーションさせていくという方法もあります。
重ね煮

グリーングラスさんのコメントをはじめ「重ね煮」という調理法がこのコミュでよくでてきます。
ここで重ね煮について写真を掲載させながらご紹介したいとおもいます。
(参考書籍「野菜たっぷり重ね煮レシピ」 船越康弘、船越かおり著)

調理の仕方はいたって簡単、図のように野菜を「陰」の性質のものから「陽」の性質のものへと素材を層のように鍋に重ねて水を入れず、弱火で蒸し煮していく調理法です。それぞれが持っている違った力がお互いに影響しあい、素材本来の旨みが最大限にひきだされ、薬膳食にもなるというすぐれものです。

調理したものは冷蔵庫で1週間は保存できるため、味噌汁をはじめ、いろんな料理に使いまわしができるのも便利で、忙しい人も一度つくっておけば、重宝です。
重ね煮を毎日、味噌汁に入れるなど活用してると冷え性や疲れも楽になったとかいう声もあります。
砂糖、化学調味料をいっさい使わず、基本的には調味料は塩しかつかいません。
食事での摂生が大事なアトピーの食事療法にも最適ですね。

材料はいろんなきり方で用意

素材はみじん切り、さいころ切り、千切りなど用途のわけて用意ししてください。みじん切りはひき肉的な素材として使われたらいいし、千切りは味噌汁の具になります、さいころ切りは野菜スープなどにアレンジできます
(写真は左から「千切り、みじん切り、さいころ切り)

材料の重ね方

ここではシンプルなしいたけ、たまねぎ、人参の重ね煮です

1、手に塩をのせて、鍋から30cm上で動かして指の隙間から塩が落ちるよう、鍋の底へまんべんなく塩をふります(写真左)

2、その上にしいたけの素材を入れます (写真中央)

3、上から手で軽く押さえて平らにします

4、3の上に玉ねぎを入れて、同様に手でおさえます

5、その上に人参を入れて、やはり平らに手でならします

6、1と同じように手の塩をのせて鍋から30cmくらい上からまんべんなく塩をふります。
7、ふたをして、とろ火にかけて、ゆっくり煮ます
場合によって焦げ付けないように少量の水を加えてからふたをします。水は鍋肌に沿うように流し込みます

8、火が通るまで、ふたはあけない方がいいです。
火を止めるタイミングは、いい香がしてきたら。最初のうちは、ふたを開けると生っぽかったり、煮えすぎたりするかもしれませんが、慣れればちょうどいいところがわかるようになり、美味しい重ね煮ができるようになります。

この野菜ベースの重ね煮の上に魚などを最後に重ねて蒸されて食べられたらいいです。
さらにこのベース素材は別の料理の素材にアレンジもできます。

(重ね煮の味噌汁)
作り置きしておいた千切りの重ね煮を油揚げ・じゃがいもなどの具と一緒に味噌汁にいれる、具だくさんの栄養たっぷりの味噌汁のできあがり

(重ね煮のコロコロスープ)
写真はさいころ切りの重ね煮のごぼうのさいころ切りを加えてつくった野菜スープ。味付けは塩とこしょうだけ
いろんな他の素材とカップリングしてみるのもいいでしょう。

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