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やっさん疑問解消コミュニティコミュの再生能力

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骨を折ったり、皮膚が破けたりしても、ほっとけばそのうちだんだん元通りになるのはなんでですか。

上下のまぶたの接するとこを人為的に切って、目を閉じたまま治癒力に任せてたら皮膚がくっ付いちゃって目が開かねえ!ってなったりしないの?

タイフーン答えなさい。君がちゃんと答えないとみんな(特に悪魔の王様)にしわ寄せが行きます。

コメント(5)

お、きた、タイムリー。
ちょうど形成外科を回り終えてその辺やったとこよー。
やったっつっても全然まじめにやってないからいい加減な知識だけど。

皮膚と骨の再生の仕方はぜんぜん違うのね。
まず皮膚。

例えば切れると、血が出ますな。血の中には血小板やフィブリンという、粘着気質な物質があんのね。それが傷口でまず固まり、一時的に傷口を塞ぎます。次にそこにマクロファージという食いしん坊細胞や、線維芽細胞というセメント車のような細胞がやってきます。マクロファージが血の固まったやつを食べる一方、線維芽細胞が線維を吐き出していきます。そんで最終的に線維によって傷口が置き換わったものが、「傷跡」として残るのです。深い傷ができた後に、なんか跡が残るでしょ?あれです。浅い傷だと、以上のような機構(二次治癒)が働くまでもなく、皮膚表面の表皮細胞が分裂しまくって穴を埋めるので、跡もなくもとどおりきれいに直ります。
ちなみに、このような二次治癒が起こりやすい環境というのが「湿潤環境」と言われていて、傷跡に絆創膏を貼ったり、軟膏を塗るのはその為です。傷は乾かしたほうがいいとか絆創膏貼ると治りが遅くなるというのは古い考え方です。

次、骨。
骨はヒトが生きてる間は常に破壊と再生が繰り返されています。破骨細胞というのが古い骨を食べ、骨芽細胞というのが新しい骨を作っていきます。骨が折れると、そのままじゃ治らないけど整復して折れた部分を繋ぎ合わせておけば、繋ぎ目で破骨・骨芽細胞が働き、骨は元通りに戻るのです。

まぶたの話だけど、実際やってみたらやっさんの言う通りになるでしょう。近い例として「皮弁」というのがあります。例えば、頭の手術をして頭皮がペロッとなくなったひとに対して、腕の皮膚を血管が繋がったまま剥がし取り、頭に縫い合わせてみます。1週間くらい経つと、腕のものだった皮膚がきれいに頭の表面にくっつくのです。この間、患者は始終「まぶしいなぁ」みたいなポーズで過ごす事を余儀なくされます。わかるかな?
腕の皮膚と頭皮を兼ねるってこと?結局どっちかの皮膚が足んなくならねえ?

骨は折れるとどんどん元に戻るために成長するってこと?
で、反対側の骨と出会うと伸ばすことよりくっ付くことに精を出すと。こう解釈して良いのかね?
そーすっと、折れた骨の間に薄い異物を入れておけば、骨は骨とくっ付くまで伸びる方向で再生されて、人為的に身長を伸ばすことが可能?
ノビルッツーか、間を埋める感じだと思うよ。だから、折れたら人為的にくっつけてあげて、その間に骨がくっつくわけ。
そーいや君経験者じゃない
折れて離れたところがくっ付くってことは、その溝を埋めるために余分に骨ができる訳ではないのかね?もうほんとに微々たるもの?
リモデリングてゆうんだけど、要はいらんとこは削りながらきれいにくっつくように再生していくわけよ。だから余分にはできない

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