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SONGSコミュの第239回 YUI

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校正のちほどです。
ーーーーー

    語り:守本アナウンサー>シンガーソングライターYUIさん。
    2005年17歳でデビューしました。翌年には映画「タイヨウのうた」に初出演し
    日本アカデミー賞新人俳優賞優秀賞を受賞。主題歌もヒットしました。
    そして2007年に日本武道館でのライブを成功させます。胸の奥から搾り出すよう
    に歌う姿。そして揺れ動く繊細な心を綴った歌詞が、多くの若者の共感を読んで
    います。幼き日に夢見た歌手になるため高校を中退してす進んだ音楽の道。福岡
    も路上で腕を磨き全国デビューのチャンスをつかみました。

皆さん今晩はYUIです。私がふるさと福岡を出て8年がたちました。
今回の「SONGS」では故郷の懐かしい風景とお世話になった方々に再会する旅をお届けし
ます。まずはこの歌をお聴きください。

るんるんCHE.R.RY

    玄界灘に面した福岡県新宮町。YUIさんはこの街で育ちました。小さい頃のYUIさ
    んは自宅の前にあったこの公園で男の子に混じって遊ぶ活発な女の子でした。

ここはもうサッカーをしたりとか、あともう暇になれば来るみたいな、すごく無邪気元気だ
ったと思いますね。おっちょこちょいなんで、こけたりとかして怪我して帰ってくるような
感じでした。

    3歳の頃、両親が離婚。母1人子一人の家庭で、母は朝から晩まで働きYUIさんを育
    てました。寒くて暗い家で1人お腹を空かせて母の帰りを待つ幼いYUIさん。心支え
    は、母の好きな歌でした。
小さい頃い母がよく車の中でかけていたと思うユーミンさんとか大黒摩季さんとか…かな。
なんか孤独とか寂しさを紛らわす…癒してくれた存在だったでしたね。

    歌手になりたい。お母さん幸せにしたい、YUIさんの胸でそんな思いが刻まれまし
    た。しかし、中学を卒業して夢を追いかけようとするYUIさんに現実という壁が立
    ちふさがりませす。母を気遣い高校の学費を自分で稼ぐと決めた彼女はほぼ毎日
    中華料理店でアルバイト始めました。
(映像:中華料理店)
  店員>いらっしゃいませ。
こんにちは。お疲れ様です。
  お久しぶりです。元気ですか?
元気です。

    アルバイト先の仲間たちは一生懸命働くYUIさんも温かく見守ってくれました。

すごいありがたかったのは、本当にお金がないのとかを見てちょっとだけ差し入れくれたり
とか、390円の日サンキューの日っていうのが土曜日とかにあって、390円の酢豚を食べる
のがご褒美みたいな感じでやってました。

    勉強とアルバイトに追われる毎日。でも歌手をあきらめないYUIさんは時間を削っ
    て音楽に打ち込みます。勉強にアルバイトに音楽に打ち込みます。

  店員の皆さん>ほんと夢を語りあったね。絶対に(歌手に)なるって言ってね。
  休憩中、紙を持ってきて音符をパーっと書きよったの覚えてる?
えっー?
  詩とかひらめいた時にパーって書きよった。
あのころやっぱそういうことやってたんやね。
  忘れた?
うーん、なんか上で寝てたことしか覚えてない。大の字になって寝てた。


    勉強にアルバイトに音楽に慢性的な睡眠不足で体力が低下したYUIさんは肺炎を
    発症。入院を余儀なくされてしまいます。ところが・・

ある日母親に「話がある。」みないた言われて「肺ガンになっているから、あと1年ぐらい
しかもたない」と言われて。その時は15 6歳だったので全然受け止められなかったという
か、作り話みたいな感じに聞いてたんですけど、もしそうなったらって考えた時にやっぱり
自分のやりたいことをやるべきだなと思って、入院はずっとしてたんですけどオーディショ
ンにどうしても行きたかったので、外出許可を取ってそこの会場に行きました。

(映像:当時のオーディション風景)
  歌っていただくのは倉木麻衣さんの曲で「like a star in the night」

余命1年。このオーディションに全てをかけました。応募者は338人。グランプリに選ばれ
なかったらきっぱりと音楽あきらめる覚悟でした。

  グランプリに輝いたのはYUIさんです。おめでとうございます!(拍手)

    病は結局、肺炎であったことが判明し、YUIさんは無事回復しました。しかし、
    15歳にして死を意識し人生の重さを知った経験が大きな決断につながりました。

ちゃんと親にも「ちょっと1回自分の夢を追いかけてみたいだ」と説得をしました。高校の
お金を払って行くのも大変なので、高校はやめて自分で音楽をやっていきたいんですという
ことで音楽の道に着々と進んでいきましたね。

    「高校を辞める」そう決めた彼女を親身になって引き止めてくれたのは1年生の担
    任、竹田先生でした。今回YUIさんが故郷に帰ってくると聞き、9年ぶりに会いに
    きてくれました。

先生
  竹田先生>こんばんは。覚えてる?
覚えてる。
  本当変わらないね。
  まずは、(歌手デビュー)おめでとう。
ありがとうございます。
  学校でお別れした日を思い出すよ。
あの話し合いの日ですか?
  そう、話し合いの日。最後見送った時ね。まさかね「辞めます」って言葉聞くと思わな
  かったからね。でもこうやって歌手になって、考えたらあなたの選んだ道はそれで良か
  ったのかもしれんね。
うれしい!
  ちょっとだけ残念やけどね。できたら三年間いて欲しかったけどね。それはそれで、
  自分の人生だから後悔なければそれでいいと思ってる。
ありがとうございます。
  ほんと福岡からね、ほんとに応援してる。頑張って。

    高校中退したYUIさんは音楽教室で作曲やギターを学び、福岡の路上で毎晩3時間
    歌って腕と度胸を磨きました。プロの歌手になれる保証は何もありませんでしたが
    まっすぐ夢に向かって歩く喜びがありました。
    人生をかけたオーディションから2年、デビューが決まりました。夢にまで見た歌
    手になるためYUIさんは故郷福岡を後にしました。
    故郷の海、新宮浜。夢を追い悩み続けた日々何度も訪れました。かけがえのない
    ふるさとのかけがえのない場所です。

育ててもらったみたいな場所ですね。何か心を育ててもらったと言うか・・。もちろん泳い
だりとかして体もいっぱい自然に触れさせてもらったと思うんですけど。色々悩んだりとか
した時にここに来ると世界は広いんだなというの認識できるというか。それでうまく希望と
かを持ってたような気がしますね。

ふるさとを離れ上京する私の胸にはは少しの期待と大きな不安がありました。少しは母親孝
行ができるかな。でも成功しなかったはどうしよう。上京当日の思いを綴った歌があります。

るんるんTOKYO

    2005年、YUIさんは「feel my soul」でデビュー。人気ドラマの主題歌に抜擢され
    華々しいスタートを切ります。翌年俳優として映画デビューを果たし、主題歌もヒ
    ット。そして初の全国ツアー行います。 2007年には「CHE.R.RY」が携帯電話の
    コマーシャルソングとなり全国的に知名度が上がりました。
    2008年の「Summer Song」から5作連続でヒットチャート1位を獲得。女性シン
    ガーソングライターとして宇多田ヒカルさん以来史上2人目の快挙を成し遂げました。
    そして今年「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲「fight!」を書き
    下ろしました。
    歌詞には10代で現実の厳しさを身をもって感じたYUIさんならではの思いが綴られ
    ていました。

一番現実にぶつかる時だからこそ、その時期はみんなが味わって苦労っていうかぶつかって
行くんだよっていうのだったり。あとオブラートに包みたいところもありつつも、でもたぶ
ん「こういうことに今ぶつかってるんじゃないかな」って想像しながら書いていきましたね。

    「fight」を書きながら思い出したのは中学校の合唱コンクール。
    歌手 への夢を膨らませていた時です。

合唱がある時はすごく楽しみにしてましたね。音楽の先生が好きだったのかもしれないです
けど、歌を歌うっていうことは、もう一番の楽しみでしたね。

    今回母校新宮中学校を訪問。 3日後に控えた合唱コンクール向け練習をしている教
    室を訪ねました。
(映像:新宮中学の教室に入るYUIさん)
こんにちは。(生徒たちのはしゃぐ声)
    YUIさんが好きだった音楽の森田先生です。
こんにちは。
  (一同)こんにちは。
元気ですか?元気ですか?
  まあまあ
突然でみんなの練習をのぞきに来てしまいました。よろしくお願いします。

    森田先生が今も鮮明に覚えてるのは、授業の後YUIさんが突如ある宣言した事です。

  森田先生>ここで歌ってくれて、あたしにね「絶対に歌手になりたいんです」って言っ
  てすごい宣言をして「頑張ってね」って言ったら「頑張ってなります」って言って出て
  行ったの。
あら。自由な子ですね。(笑 ありがとうございます。
  最高! だから忘れない。あたし忘れないで覚えてたから今日はありがとう。
ありがとうございます。(歌手に)なっちゃいましたね。(笑顔)
  すごくうれしかった。
(映像:森田先生が合唱の練習をしている生徒たちに語る)
  今日はわざわざ新宮中に来て、ましてや3年2組のためいここに来てくれています。
  で、先輩の夢を果たしたすばらしさとか何か君たち今日、YUIさんから学んでくれたら
  いいなって思ってます。
  見ただけで伝わるものがハートがあると思うので、すごくハートがある彼女なので見て
  彼女からいっぱい奪って下さい。

(YIUさん、生徒たちひとり一人と握手)
母校の後輩の皆さんへ。これから皆さんの人生には様々な現実が立ち塞がることもあるでし
ょう。でもその現実を受け止めることで新しい希望がきっと見えてくるはずです。私はそう
でした。みんな頑張れ!

るんるんfight

コメント(4)

Joe Blackさん
 携帯のCMは、そうでした・・auの音楽配信でしたね。
 サビがとても心地良く耳に響いていたのを覚えています(^^

 病気の話しは、いったいどうなるんだ・・と思いました。
 命を終わりを宣告される時の気持ちは、全くもって想像もつかないですが、
 それを10代の頃に経験したことは、おそらく彼女の強さにもなっているの
 でしょうね。

 YUIさんのことは、ヒットした音楽でしか知りませんでしたが、
 彼女のバックグラウンドを知ることができ、とても新鮮で見応えがありました。

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