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印象派絵画テーマ別コレクションコミュのゴーギャンのブルターニュの絵

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ゴーギャンは1886年〜89年、ブルターニュのポンタヴェンに滞在したり、アルルでゴッホとの共同生活をした後、また、ポンタヴェンに戻り、さらにポンタヴェンに訪れる人々が多くなってくると、近郊のル・プ−ルデュに住んだりした。その後タヒチに渡るが、タヒチから一時欧州に戻った1894年ポンタヴェンを訪れ、絵も描いている。
ブルターニュ地方ははフランス最西端に突き出た半島であり、ポンタヴェンはそこの、アヴェン河口の町である。村の中をアヴェン河が流れている。水車が多い村だったとか。
当時ポンタヴェンには芸術家が集まり、ゴーギャンは彼らの主導者であったが、その画風は芸術家グループのベルナールから強い影響を受けた。
ゴーギャンこのブルターニュの生活を後々まで懐かしんでいたようで、タヒチのヒヴーオア島で死んだとき、最後まで筆を入れていたのは「雪のブルターニュ風景」(オルセーのカタログによれば、ポンタヴェンに最後に戻った1894年制作)であったといわれる。

ここでは、ブルターニュの風景の絵を集める。

コメント(16)

ゴーギャンが1903年タヒチのヒヴーオア島で死んだとき、最後に筆を入れていたのはこの絵であったといわれる。

雪のブルターニュ風景、1903,オルセー美術館
松方コレクションの1枚です。背景は波立つ大西洋ですね。少女のまなざしがなんともいえません。
海辺に立つブルターニュの少女たち、1889、国立西洋美術館
アリスカンの並木道、1888、損保ジャパン東郷青児美術館
ブルターニュの風景・ダヴィッドの水車小屋、1894、オルセー美術館
レ・アリスカン(古代墓地)、1888、オルセー美術館
この絵はポンタヴェンにおいて、ベルナールから教わった画法(輪郭線とベタ塗り)で最初に描いたものといわれる。
赤系のバックが強烈ですね。
旧約聖書、創世記に書かれた天上の幻影と祈りを捧げる民族衣装の女性たちを斜めの木が分けているといわれる。

説教の後の幻影(ヤコブと天使の争い)、1888、スコットランド国立美術館
麗わしのアンジェール(村長夫人)、1889、オルセー美術館
この絵は2007年1月〜4月東京であったオルセー美術館展にも出品されていました。

黄色い積わら、1889、オルセー美術館
ポンタヴェンには多くの画家が滞在していた。ゴーギャンはそれら画家たちが宿泊する下宿屋に滞在して田舎の風景を描いた、その1枚。

ポンタヴェンの洗濯女、1886、オルセー美術館
ブルターニュにはフランス先住民族ケルト人の末裔が住む。この子供のその一人。未知なるものが感じられるとされる絵。

木靴をはいたブルターニュの子供、1888、コペンハーゲン、ニイ・カールスブルグ美術館
平面的、装飾的に対象を描く手法は浮世絵を参考にしているといわれる。
ブルターニュの女と子牛、1888、コペンハーゲン、ニイ・カールスブルグ美術館
収穫・ル・プ−ルデュ、1890、ロンドン、テートギャラリ
この絵は4.と同じくタヒチ滞在後一時欧州に戻ったときのもの。平塗り(ベタ塗り)の効果が生きているとされる。また、女性はブルターニュ風の帽子をかぶっているが、タヒチの女性に似ているといわれる。

ブルターニュの農婦たち、1894、オルセー美術館

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