マナーのＡＢＣコミュのゲスト（彼女）と『もてなし』

『接待』　「もてなし」　とは


今日は、これからの新人社員の方に、またデートでカッコよく振る舞いたい男性の為にも、是非一度書き込みたいと思っていたことを書きますね〜

勿論女性の皆様〜〜〜　知って、確り上質のもてなしの出来る男性を見極めましょう
また、女性の方で･･･　接待の必要な方も、良〜く御覧下さい



さて、その意味は何なのでしょうか　

「もてなしの心」とは

　相手の立場に立って心温まる応対をするのが、「もてなしの心」です。

「もてなし」には相手が満足することで、もてなす側も喜びを感じるという関係があり、こうした相互関係は、社会生活のあらゆる場面において基本となるものです。一人ひとりが「もてなしの心」を持って行動することが、豊かな人間関係を深めていく源となります。



本来、仕事の話や契約を詰める意味で使われるのはおかしいのです。
契約が成立して、互いの人となりを知る為の、懇親の場で在るべきなのです。



　もてなし（接待）の良し悪しは、受ける側　《ゲスト》　によって計られます



ホスト「もてなし側」の仕事　
（イギリス・フランス・アメリカ・イタリア・スペイン等でも基本同じスタイルです）

ゲスト「お客様」を楽しませる必要があります。　
見送るまで全ての責任がホストにあります。


ゲストが到着するまでにホストは必ず到着する必要があります。　（約束の時間までに）

もし、遅れる場合は･･･店に連絡を取り指示をします。接待の基本です。
　　　　　　　　　　　　　　（席の指示・飲み物のお願い）

ゲストの事を良くリサーチして、よく知った美味しいお店を選びます。
　（コースなどをお願いする場合は、ゲストに料理を説明して確かめ、嫌いな食材が無いのかを聞きます）

お酒やワインはゲストが決めるのではなく、
ホストがゲストの希望や好みを聞きだしでサービスやソムリエにオーダーをします。



店を良くリサーチをして　席は、店の設えを知った上でお願いをします。
ゲストがスモーカーの場合はタバコが吸えるお店なのかを調べます。禁煙のお店でも、個室の場合はOKの場合もあります。調べましょう〜

ホストがスモーカーであってもゲストが吸わない場合は、吸いません。


ゲストは、トップ・ホストの車で案内されます。
食事に向かう車中では、美味しいお店なので楽しみにして欲しい趣旨を伝える。
（店の自慢料理は○○であるとか〜）
好みの料理やお酒のオーダーをします。



もし〜ゲストが糖尿病やダイエット中なら･･･

精進料理や薬膳料理のお店などを捜してみたら如何でしょうか

店の人に相談をして、塩分や糖分を控えて頂き、皆で美味しい出汁の物を共に頂きます。食の共感を共にする事ができます。
ダイエット中の方にもお店の方に相談をして、カロリーを控えつつボリュームのある物を用意していただきます。皆で同じ物を頂き会話を楽しみます。



和食等〜
寿司店等では、好き嫌いな食材は前もって聞いておく　（ウニ・鮑・青魚の苦手な人も居る）
ゲストの好みを聞いて注文をする。　同じ食材を食べる。　（マグロ・トロの盛り合わせなど）
時価等と書いてある高価な食材を注文して食べて頂く。（高い物を食べても良いと言う安心感）
店選びは予算に合わせて、予算内で沢山遠慮なく食べられる店を選択すること
ゲストと同じ物を暫く食べたら、だんだんにゲスト自身で注文できるように配慮する。

カウンターなどの店に行く場合は前もって、店の人とコミュニケーションのとれる環境を作っておく。
カウンターの場合は、コーナーの席のほうが、会話がしやすいので予約をしてとって貰うのが良いで〜す。



料亭では、上記予約等と同じ〜　
会席の場合フレンチやイタリアンの様に食べられない食材を店側が聞いてくれない事が多いので、必ずホストが聞いておく事と流れの説明をして下さい、
会席の食材は容易に差し替えてくれます、料理の量も女性や子供の入る場合は注意が必要です。
和会食の場などで、女性をお酌係にしないことです。
ホストの仕事です。




割烹＆小料理屋では、　
一品ずつ注文できます。
ゲスト共に会話を楽しみながら、コース（メニュー）をつくれて楽しいです。
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（基本的には、オリジナルの会席のコースを組み立てるつもりで頼みます）
先付（摘める物）→刺身＆椀物→焼き物→酢の物→揚げ物→煮物→雑炊＆お茶付け等･･･
人数の多い時は、このようなコースでお店の人と人数分の料理を用意してもらいます。
ゲストの嫌いな食材や食べられない物は店に伝えます。




焼き鳥・天麩羅・串揚げ
焼き鳥等を頂く前に、一品料理や野菜のサラダやおひたし等を注文します。
数の少ないコースを先ずは注文をして、後から追加する方が量のことなどもあり良いでしょう。

前半はあっさりしたお腹に溜まらないものを用意後半に重い物を頼みます。
お酒も前半は、ワインなら白お酒なら吟醸焼酎なら麦のロック、後半は、ワインなら赤お酒なら純米タイプ燗酒、焼酎なら芋のお湯割り等がお勧めです。




中国料理
コースの組み立ては基本日本料理と同じです。
料理は円卓であれば、人数分運ばれてくるので一度に自分の分をとります。テーブルは時計周りです、逆周りはしてはいけません。縁起悪いのです。。。




立食パーティー
ゲストを迎えての長時間のホストサイドの挨拶（スピーチは）失礼です。

　フィンガースタイルが新しい！！
コースをウエイター達がトレーに乗せて客の周りを巡ります。ゲストは好きなものをつまみます。次々とコースを進めてサービスが行われます。食べ終わったお皿は近くのテーブルに置いておけば、ウエイターが片付けます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
こうする事で、ゲスト達は会話を中断することなくユックリと歓談ができます。


　食前酒・アペリィフ（Aperitif）〜　食後酒・シュガータイプ
会場開宴約30分ほど前に別室（アペリィフ）を用意します。
来場される方を食前酒（アペリィフ）のお部屋でお迎えします。
来場者同士で会話を楽しみながら名刺などの交換をします→時間が来て開宴時間に成ると部屋を替わります→お席を用意して着席頂き、挨拶や（式）等をします→乾杯後食事（前菜）を進めます→メイン料理を何点か用意をして各自好きな物を取りに行き選びます（ビッフィエ・タイプ）→デザートは元のお部屋に用意をして少しのテーブルやお席を拝して、それぞれ好きな飲み物やケーキ・フルーツ等を頂きながら暫く歓談を楽しんで頂き、それぞれのお時間に合わせて帰路につきます。

ホテルやレストランのサービスの方がホストではありません。
確りとホストはホストの仕事をしなくてはいけませよ〜


食後酒　消化を促すお酒・・・リキュール・シェリー・ブランデー・スコッチ等〜
（女性はこの時間にお化粧直し→その後、部屋に合流お酒を頂く）　（主客が帰ってから解散）






『接待術』


成功への第一条件は、一にも二にも「店のリサーチ」と「ゲストのリサーチ」ですｗ〜


その上で・・・
お店のリサーチを

　お店のリサーチであっても、いきなり店に出向くのではなくて、必ず電話を入れます。
電話の対応は、その店の営業の姿勢そのものです。
必ず「ありがとうございます」から、の対応でなくてはいけません。
日本語の乱れているお店も注意が必要です。失礼の無い客に対する対応の取れる店を選びます。


　玄関周りの掃除の行き届いた清潔感のある店であるのかをチェックします。
（迎える心づもりの確認です）
玄関先での店員は笑顔でのお迎え、接客態度とスムーズな対応が大切です。

　ゲストを迎えるのに適当な間取りであるのか、個室があるのかなどのチェックをします。
どの席が良いのかを想像してシュミレーションをしてみます。

　料理の味、飲み物リストやサービスを確かめます。
出身地（関東出身・関西出身）により好みが若干違いがある場合があります。相手の好みを考えます。

ワインやお酒については、お料理とそれらお酒の価格帯が、バランスの取れたものなのかを注意して確かめます。１万円の料理に対してはワインの場合は同額の料金帯のもの･･･これが理想ですが･･･もう少し安くしたいナ〜ならば半額までですよ！！

店のサービススタッフはホストの気持ちを良く汲んでくれて、しかも物静かな人であること。


　店の店主が頑固おやじの店等ではないこと。


　トイレが清潔であるか　
清掃が隅々にまで行き届いていない店は、これまでの全てが良くても不合格となります。
出来ることならば、男女は別の方が好ましいでしょう。






ゲストのリサーチ

　食べる物の好き嫌い、好きな料理はなになのか

当日前後のスケジュール
（日本料理ばかりが続いていないか？フレンチばかりではないのか？等・・・）
　　硬苦しい店が好みでは無い嫌い、などでは無いのか？



店の予約

電話で･･･　（何が目的の会食であるのかを伝えること）　料理やお酒の予算を伝える。
　　　　　　　　ドレスコードを聞いておく。　　（インビテーションカード）　←招待状


　予約日と時間　開始時間と終了時間
（ゲストのスケジュールを把握した上でのメニューやサービスの進行）

　人数
（ゲストとホスト側双方の人数、最大人数で伝えること　←減らす事は出来ても増やすのは
店にとっては大変である）
（席の配置も伝えます　←料理やお酒などの接待も、ゲスト優先でサーブします）

　フルネーム、差しさわりが無ければ会社名や業種・職種も伝えたほうが賢明

　連絡先　　個人の携帯電話の番号も伝えます。






『接待当日』

席　
現在では円卓を用意することが多く、ゲストとホストが交互に座るタイプが増えてきています。
国際的なプロトコール（外交などにおける国際儀礼）では、必ず正面や両隣は相手側となります。

和室の場合は、床の間の前が基本、上座となりますが、部屋の設によっては変わります。
分からない場合や特殊な場合（景色の良い席等）は、あえて、サービスの係りの者に「上座」は・・・？と尋ねるのも一手です。



ホスト
絶対に時間に遅れてはいけません。

レディーファストであったとしても、ゲスト側の一番が、男性であったなら、先ず立てる方となります。

食膳酒をソムリエやサービスの方から尋ねられたら　　
「食膳酒は如何為さいますか？」

ソムリエやサービスの人に　「どのような物があるのか？」をゲストの前で聞きます。

これにより、ゲストはどのようなお酒があるのかが分かります。
又お店のお勧めのお酒も分かります。（必ずゲストの好みを伺います）

「とりあえず、ビール」は失礼ですし、オシャレではありません。
　
人数の多いときには、（店に一応シャンパンを二本ほど用意してもらっておきます）　ゲストの好みで、利用しない場合もあります。

会話の中などから、お酒の好き嫌い酒量を観察したり聞いても構いません。

お酒の飲みすぎには注意が必要です。

ゲストが気持ちよく出来る、コミュニケーション（もてなし）の場です
ゲストがお酒を飲めなくても、美味しく頂くお酒はホストであっても頂いても構いません

食事については、ホストが箸やホークを持って口に進めてからです

ゲストを待たせるようであれば　「お先にどうぞ･･･」と　言うべきです
ホストが何時までも話を続けて、食事が始まらないのはタブーです

食事のペースはゲストに合わせます

会食は、コミュニケーションの種《ツール》です、共感しあう場所の提供と考えます
（同じ体験を共有する事により、近しい人間関係になります）




食前酒（アペリィフ）Aperitifとは？　　古い時代はワインでした。

食事の前に、別室でユックリとくつろいだ雰囲気で、お酒とおしゃべりを楽しみます。
食欲増進の為に飲みます。


男性には、ウイスキーベースのドライマティー・マンハッタン等〜

女性には、パンチ・シェリー酒・キールロワイヤル等〜

（アミューズクルー　《前菜の前の前菜のことです》




　　　　　　　　　　　　　　　　　





　では〜こんどは、この続きで、げストの立場でのお話などをしてみたいと思います〜

デートの時も、これと全く同じ方法でお店などのリサーチをちゃんとします。。。

　キットステキなお方　なんて思ってもらえるかもよ〜次回もお楽しみに