新・救命士を目指してコミュの第８２回（血尿・泌尿器／内分泌／小児の救急疾患／精神障害）

１　１リットルの尿に１ＭＬの血液が混じると肉眼的血尿になる。

２　精巣や前立腺からの出血でも血尿になる。

３　糸球体腎炎では血尿に蛋白尿を伴う。

４　完全尿道断裂では尿閉にならない。

５　無症候性血尿は顕微鏡でのみ赤血球が確認される。

６　無症候性血尿は悪性腫瘍の可能性がある。

７　腎盂腎炎では高熱がみられる。

８　膀胱炎では頻尿や残尿感などの症状がある。

９　膀胱タンポナーデでは高度の血尿で凝血塊ができ尿閉になる。

１０　腎からの血尿は新鮮血様である。

１１　肝障害ではヘモグロビン尿がみられる。

１２　膀胱タンポナーデを放置すると腎前性腎不全。

１３　毒素性ショック症候群では黄色ブドウ球菌の産生する毒素により高熱や表皮剥離などの皮膚病変がみられる。

１４　劇症型Ａ群連鎖球菌感染症は死亡率が高い。

１５　ＭＲＳＡ感染症は健常人に多い。

１６　バセドウ病とは甲状腺機能亢進症の一種である。

１７　ヨウ素（ヨード：?）は甲状腺ホルモンの原料である。

１８　甲状腺クリーゼとは甲状腺機能低下症の急性増悪を示す。

１９　甲状腺クリーゼでは体温低下，徐脈などの症状を示す。

２０　粘液水腫に見られる浮腫は圧痕を認めないのが特徴である。

２１　甲状腺刺激ホルモンは下垂体前葉から分泌される。

２２　副腎髄質から分泌されるのはノルアドレナリンのみである。

２３　コルチゾルの分泌量は副腎皮質刺激ホルモンによって調節されている。

２４　コルチゾルは免疫機能を強化する。

２５　コルチゾルは血糖値を上昇させる作用がある。

２６　急性副腎不全（副腎クリーゼ）はステロイド投与中の患者に起こりやすい。

２７　コルチゾルは一般に「ステロイド」と呼ばれることが多い。

２８　アルドステロンは主にＮａ＋の再吸収を調節する。

２９　アンドロゲンとは男性ホルモンのことである。

３０　コルチゾルはストレスホルモンの一種である。

３１　体性痛は間欠的な痛みを呈する。

３２　関連痛は体性痛に伴うものである。

３３　自発痛点と圧痛点が異なる場合は圧痛点に病変があることが多い。

３４　筋性防御は腹筋が発達している人ほどわかりやすい。

３５　腹膜刺激症状をきたす病態の一つとして後腹膜血腫が挙げられる。

３６　金属音が聴取されるときまずは絞扼性イレウスを考える。

３７　消化器穿孔では神経原性ショックをきたしやすい。

３８　重症下痢では代謝性アシドーシスをきたす。

３９　黄色ブドウ球菌による細菌性食中毒の潜伏期は短い。

４０　デュラフォイ潰瘍では体性痛を訴えることが多い。

４１　腸重積では右下腹部に腹部腫瘤が触知される。

４２　腸重積は緊急開腹術の絶対適応である。

４３　心房粗動は上腸間膜動脈閉鎖症の危険因子である。

４４　大腿ヘルニアは経産婦に多い。

４５　２歳以下の急性虫垂炎は非常にまれである。

４６　統合失調症は１万人に一人におこる稀な病気である。

４７　統合失調症の陽性症状は幻覚や妄想などをさす。

４８　統合失調症の認知症状とは気力，やる気が欠落している状態である。

４９　統合失調症の治療薬の副作用には錐体外路症状がある。

５０　躁病では爽快気分や易怒性を認めることがある。

５１　うつ病では不安，焦燥がみられることがある。

５２　うつ病では自殺は病状の回復期にみられることはほとんどない。

５３　うつ病では頭痛やめまいなどの身体的症状を認めることもある。

５４　アルコール依存症の治療は飲酒量を減らすことから始める。

５５　うつ状態で眠れない時はお酒を飲んで眠るのもよい解決法のひとつである。

５６　境界性人格障害では解離症状を認めることがある。

５７　過換気症候群で呼吸苦がある時には十分な酸素投与を行う。

５８　ＰＴＳＤではフラッシュバック，不眠を認めることがある。

５９　せん妄では見当識障害を認める。

６０　解離性障害では痙攣，運動障害を認めることがある。