新・救命士を目指してコミュの第７８回（性器出血）

１　受精は子宮内でおこる。

２　妊娠反応は尿を用い，絨毛から分泌されるエストロゲンを検出するものである。

３　妊娠反応は妊娠４週から陽性になる。

４　経膣式超音波検査では胎嚢は妊娠４週で，胎児心拍は妊娠５週末で確認される。

５　胎盤は妊娠４ヶ月末ごろに完成する。

６　妊娠２１週５日で妊娠が中絶した場合，流産である。

７　初産の場合，陣痛周期が１０分間隔になってから子宮口開大までは約１８～２０時間かかる。

８　分娩時の出血量は平均的には約５００ｍｌである。

９　発露は分娩第１期にみられる。

１０　排臨は胎盤娩出後に見られる。

１１　胎盤の娩出は分娩第２期に起こる。

１２　分娩介助をするときには妊娠の頭側に立つ。

１３　会陰保護は胎児が完全に娩出し終わるまで行う。

１４　児頭娩出の際，後頭結節が恥骨後面を通過するまで児頭は伸展位とする。

１５　児頭が娩出されれば，胎児の顔面を拭き，羊水の吸引を行う。

１６　肩甲の娩出は前在肩甲よりおこなう。

１７　臍帯の切断は臍輪よりなるべく離れた場所でおこなう。

１８　臍帯の切断は分娩後３０秒～１分後までにおこなう。

１９　アプガー・スコアでは，出生後１分と５分の母体の状態を評価する。

２０　アプガー・スコアは，点数が高いほど状態がいいことを意味する。

２１　アプガー・スコアの最高点は１５点である。

２２　出生１分後のアプガー・スコアは新生児の精神学的予後を反映する。

２３　チアノーゼがあってもアプガー・スコアの点数には影響しない。

２４　新生児の心拍数が５０／分以下の場合，心マッサージをおこなう。

２５　胎盤は自然排出されないので用手的に娩出させる。

２６　胎盤娩出後には臍帯を強く引き，子宮を内反させて遺残物がないか調べる。

２７　胎盤娩出直後の子宮底の位置は臍の高さにある。

２８　分娩後子宮の収縮が悪いときは腹壁を暖めるとよい。

２９　分娩の三要素とは娩出物・娩出時間・産道である。

３０　妊娠中は凝固機能が低下しているため出血をきたしやすい。