新・救命士を目指してコミュの第６８回（検査／薬理）

１　血漿は凝固しない。

２　全血液量は体重の７～８％である。

３　ヘモグロビンは二酸化炭素の運搬にも関与する。

４　ヘモグロビンは二酸化炭素の運搬に主たる役割を担っている。

５　血小板には核がない。

６　赤血球には核がない。

７　リンパ球の細胞質には顆粒がない。

８　好酸球には酸性で染まる顆粒を認める。

９　好中球の細胞質には酸性で染まる顆粒がある。

１０　好酸球は寄生虫疾患で増加する。

１１　好中球の核は成熟すると分葉する。

１２　好中球は細菌性感染にのみ対応する。

１３　リンパ球は骨髄で産生される。

１４　Ｔリンパ球は骨髄で産生され，そのまま骨髄に残る。

１５　Ｂリンパ球は細胞性免疫に関係する。

１６　極量とは動物集団を１００％死亡させる薬物の量である。

１７　最大有効量以上の薬物を投与すると，必ずすぐに中毒症状が出る。

１８　ＥＤ５０／ＬＤ５０を安全域という。

１９　安全域が大きいほど安全に使用できる薬物である。

２０　同じ薬物であれば，極量は誰に対しても一定である。

２１　お互いの作用を増強することを拮抗作用という。

２２　ノルアドレナリンは心停止の第１選択薬である。

２３　糖尿病の治療薬であるインスリンは経口投与される。

２４　経口投与された薬物は大部分は胃で吸収される。

２５　経直腸投与された薬物は，大部分が大腸で吸収されて門脈をとおり肝臓で代謝を受けてから全身循環に入る。

２６　経皮投与では吸収は遅いが作用の持続時間が長い。

２７　投与直後に最高濃度に達するのは，経口投与である。

２８　初回通過効果とは，薬物が肝臓で代謝されてより作用が増強するということである。

２９　皮下注，筋注，静注のうち全量が全身循環系にはいり，早急な薬効が望めるのは，静注である。

３０　筋肉内注射は皮下注射より吸収が早い。