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新・救命士を目指してコミュの第59回(小児の救急疾患)

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1 児童虐待は親・子ども・家庭など複雑な因子で発生し,密室で行われるために判明しにくいという特徴がある。

2 ここ数年,ネグレクトが増加して身体虐待よりも通告頻度が多くなった。

3 虐待を受けた子どもにはウ歯や未治療歯が多い事も知られている。

4 虐待を受けた子どもは知能低下はみられるが身体的発育は正常範囲内である。

5 虐待を受けても,その時だけの影響で,発育とともに子どもに障害が残ることはない。

6 受傷から受診・救急要請まで時間がかかっている症例は虐待を疑う必要がある。

7 受傷機転などの説明が聞くたびに変わる,保護者で説明が異なるなどの特徴が虐待症例の外傷では良く経験される。

8 虐待には連続性があり,まだ大丈夫と思われても次には致命的な障害を負っていることが少なくないため,緊急度の高い救急疾患であると考えるべきである。

9 虐待による致命的頭部外傷では急性硬膜外血腫が最も多い。

10 DVが生じる家庭では配偶者という対象者があるため,児童虐待に発展することはないと言われている。

11 揺さぶられ症候群(SBS)では多発性頭蓋内出血以外にも眼底(網膜)出血が必発する。

12 代理人によるミュンヒハウゼン症候群(MSBP)では神経病質な母親が子どもを病気などに仕立てて受診するが予後不良である。

13 歩けない子どもの骨折はまず,児童虐待の可能性を考えるべきである。

14 メディカルネグレクトは医療放棄であるが,民間療法・祈祷療法などで助かる症例が多いため,さほど問題にはなっていない。

15 家庭内事故は,その原因が容易に判明するため,家庭内事故に児童虐待が紛れ込むことはほとんど無いとされている。

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