新・救命士を目指してコミュの第４回（人体の構造と機能）

人体の構造と機能（確認テスト4回）

１　人体の中の大きな体腔は，頭蓋腔及び脊柱管，胸腔，腹腔の３つがある。

２　腹腔を腹膜腔，後腹膜腔，骨盤腔に分けると，十二指腸は腹膜腔，腎臓は骨盤腔にある。

３　大泉門は，生後２～３ヶ月，小泉門は２～３年で骨化する。

４　左上半身と下半身のリンパは右リンパ本幹に集まり，右上半身のリンパは胸管に集まる。

５　左右のリンパ本幹は，静脈角から大循環へ環流する。

６　リンパ節は，リンパの濾過装置である。

７　脾臓や胸腺などはリンパ性器官と呼ばれ，生体防御機構である免疫系に関与している。

８　脾臓は後腹膜臓器である。

９　鼠径管を通して腸管が腹腔外へ脱出することを大腿ヘルニアという。

１０　腹壁の外側を構成する外側筋群は，外腹斜筋，内腹斜筋，腹直筋である。

１１　消化管には腸間膜を持ち可動性に富む部分と，後腹膜へ埋まり込み可動性のない部分がある。

１２　下肢帯は寛骨と仙骨と尾骨で構成される。

１３　股間接において，寛骨臼が関節窩にあたり，大転子が関節頭に当たる。

１４　赤血球より血小板の方が，寿命が短い。

１５　赤血球も血小板も成熟したら核を持たない。

１６　皮膚は，人体で最大の器官であり面積１．５～２．０?，重さ３．５～１０?である。

１７　右肺は上下２葉，左肺は３葉に分けられる。

１８　肺尖部は，鎖骨より少し上方に出ている。

１９　体循環は大動脈に始まり左心房に終わり，肺循環は肺動脈に始まり肺を経て右心房に終わる。

２０　心臓の右側は，胸骨左縁に，左側は，左乳頭線の外側に位置する。

２１　血管には，動脈，静脈，毛細血管の３種類がある。

２２　動脈は，静脈より内膜がよく発達し血管壁が厚く，弾性や収縮力に富む。

２３　血液は，遠心分離すると血球成分，血漿，血小板の3層に分かれる。

２４　通常，最も酸素を多く，二酸化炭素を少なく含む血液が流れるのは肺動脈内である。

２５　上腕二頭筋の働きで，肘関節は伸展する。

２６　下肢を動かす筋は，前面に伸筋，後面に屈筋が存在する。

２７　静脈は逆流防止の１方向弁を持つ。

２８　リンパ管は弁を持つ。

２９　胎児の肺もわずかながら血液の酸素化を行っている。