Ｇ’ｓ馬券塾コミュのマイルCS

お久しぶりです。
パソコンも復活したので、また予想をはじめたいと思います。

今回は京都1600m外回り、普通に考えると追い込みや差し馬が有利だと思われます。ただ京都は直線に入るまでに坂があるので急にペースが速くなります。
よって京都コースに適性のある馬が勝つことのできるレースだと思います。

極端な内枠、１、２枠はこの時期はあまりこないイメージですね。
真ん中から外の方が芝の状態がいい時期だとおもいます。

先週、エリザベス女王杯がまさかの展開でした。
でもあれも競馬です。
報知新聞の山本記者、浜木記者の本命はクィーンスプマンテでした。
当然、あの展開は一部のプロには読めたわけで、ありえないではないと思います。
競馬に絶対はないと改めて知らされました。
ただ、あの展開で追い込んできたブエナビスタはさすがだと思いました。


さて、予想ですが、絶対的本命に推されるのはカンパニーでしょう。
毎日王冠、天皇賞、僕もお世話になりました。
去年は泣かされましたので、やっととんとんです。

まずは、コース適性を見てみましょう。

『京都芝を最も得意としているのは』

３勝　ヒカルオオゾラ、ファイングレイン
２勝　トレノジュビリー、カンパニー、マルカシェンク、スズカコーズウェイ
１勝　ライブコンサート、ザレマ、キャプテントゥーレ

この中で、まだ馬券圏内を外していないのがライブコンサート、キャプテントゥーレ。
勝率が一番高いのはヒカルオオゾラ、キャプテントゥーレ。

ただし、キャプテントゥーレは（1,0,0,0）です。

次にマイル適性を見てみましょう。

『１６００ｍ』

５勝　ライブコンサート、アブソリュート
４勝　ヒカルオオゾラ、スズカコーズウェイ、マイネルファルケ、サプレザ
３勝　エヴァ、マルカ、カンパニー、

などなどです。

ではこの中で見ると一番相性が良くて勝っている馬を選べばいい。
そういうわけではありません。
この勝利数には、新馬、未勝利、条件戦、重賞、そしてＧ?というランクが存在するはずです。

やはりマイルでも、重賞を勝っているかどうか、Ｇ?実績があるかどうかがポイントだと思います。ただ勝利数が多いのなら、地方馬なんか最強ですからね。

『実績』

Ｇ?馬　エヴァ、カンパニー、ファイングレイン、キャプテントゥーレ、サプレザ（Ｇ?３着内にいた馬→スマイル、フィフス）

Ｇ?馬　マルカシェンク（１勝）、カンパニー（５勝）、スマイルジャック（１勝）、キャプテントゥーレ（１勝）、スズカコーズウェイ（１勝）、サンカルロ（１勝）

Ｇ?馬　エヴァ（２勝）、マルカ（１勝）、カンパニー（２勝）、スマイル（１勝）、ファイン（１勝）、アブソリュート（２勝）、フィフス（１勝）、キャプテン（１勝）、スズカ（１勝）、ザレマ（１勝）、ストロング（１勝）、サンダルフォン（１勝）

Ｇ?〜Ｇ?まで全て制しているのは、カンパニーとキャプテントゥーレのみです。中でもカンパニーはＧ?を取れるだけの実績をＧ?で残してますよね。
しかし、トゥーレは骨折等があってまだキャリアが浅いにもかかわらず、全て制しているのはさすがの良血ではないでしょうか。
妹にアルテマトゥーレがいますよね。
彼女は１２００〜１４００では無類のスピードを誇ります。
本来ならキャプテントゥーレもマイル以下で活躍してもおかしくない血統です。

『タイム』

断然カンパニーの１分３１秒８が抜けています。

他に１分３１秒台はいなくて、１分３２秒台ならザレマ、マルカ、スマイル、ファイン、ヒカル、サンダル等になります。

『天気』

当日は昼から雨が降るそうです。
これがやっかいです。
もしやや重になるなら、少し買い目を考えなければなりません。
ないでしょうが、重になればアブソリュートは怖い存在ですね。

『枠』

内枠は若干弱い傾向があります。
やはりこの時期は芝がぼろぼろです。
真ん中から外を通るのが理想だと思います。
４枠が最も強く、５枠、３枠、７枠、６枠という順ですかね。
中枠がやはり強い傾向がありますね。
内と外を見ながら競馬ができますし、外にふることもできますしね。

『時事的には』

今年『エヴァンゲリオン』が公開されたので、エヴァ。
あと、その中に出てくる使徒の名前のサンダルフォン。
まあ、これはないでしょうけどね。

『僕的総括』

やはり実績、タイム、相性、適性、どれをとっても堅実なカンパニーが不動の軸。４着に終わった昨年よりも、デキもよく、メンバーも弱化、このメンバーにカンパニーは先着を許していません。
ならば、未対戦、外国馬以外でカンパニーを倒すなら、同じ脚を使わない前にいる馬に白羽の矢がたちますよね。
展開によりますが、極端な前傾ラップにならない限りは、カンパニーに勝つには同じ追い込みや差し馬では、カンパニーの究極の上がりには勝てないと読みました。
しかし競馬に絶対はありません。トウカイポイントが突っ込んできた時は泣きました。何が来るか分からないのですが、判断材料を見ると、カンパニーは格が違うと思います。

勝つには前の馬ですが、カンパニーよりどれくらい前にいるかだと思います。
逃げ馬、先行馬でなくても、カンパニーより前に入れば可能性があります。


『結論』

◎カンパニー

京都は速い上がり、１分３２秒台〜１分３３秒前半のタイムを求められます。
１つきがかりなのが、連対のない２枠。
その辺は鞍上の横山典弘がうまく直線で真ん中〜外へ出してくれれば、ターボが働いてキューンと行ってくれると思います。
メンバーも負けたことのない相手、ウォッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイ等と激戦を演じ、安田記念、ヴィクトリアマイル、桜花賞、ＮＨＫマイルを制した歴戦の名馬たちのものさしからすれば、むしろ貫禄すら感じる存在だ。
もし敗れるとすれば、展開以外に考えられない。

○キャプテントゥーレ

母エアトゥーレはマイルで活躍した馬、妹の絶対的スピードをみてもわかるように、速い上がりの出るレースでも重賞を３つ勝っています。
本来はマイルがベストではないでしょうか。
２歳時にはＧ?デイリー杯を制した同じ京都１６００ｍならば、カンパニーが届く前に二の脚で粘って逆転も可能か。
先行に向く流れなら、この馬が実績上位。

▲アブソリュート

断然の強さでＧ?まで上り詰めた４勝負けなしだったマイル。
強豪スーパーホーネット、カンパニーらとの対戦でついに土はついたものの５着と大健闘。その後安田記念では完敗ながらも、前走富士Ｓでは本来の勝負強い差し切り勝ち。追いすがるマルカシェンクの末脚を振り切る運の強さも。
４枠は最も相性のいい枠で、レースを見るのも内、外を見極めて競馬ができるので絶好の位置。カンパニーより早く仕掛け、流れにうまく乗って差し切れれば世代交代も可能。
ただし、カンパニーと同じ仕掛けではとてもではないがきついので、田中勝春がどれくらい空気が読める競馬ができるかがポイント。
ただ、晴雨兼用な馬だけに魅力は大いにある。

△スマイルジャック

スーパーホーネット、カンパニーが激戦を演じたマイラーズカップの３着馬。
ダービー２着の実績はあるものの、本来の行きたがる気性は中距離よりもマイル向き。新潟とはいえ、関屋記念で出した上がり３２秒５は切れ味抜群。
メンバー的にも実績は上位。
ただし、安定性のない馬だけに軸に据えるには不安が強い。
あくまでヒモ。
管理人との相性もあまりよくないので押さえとして買っておきます。

△ライブコンサート（激走）

管理人のお薦めがこのライブコンサート。
近走はあまり結果がでていない馬ですが、５走前の同条件京都１６００ｍの都大路ステークスを勝った強さと、父親譲りのスピードが生かせる京都はもってこいの舞台。本来なら▲に据えてもよかったのですが、近走の成績から強く推せなかった感じです。
鞍上も岩田康誠。Ｇ?なら怖い騎手の一人だと思います。
ただし、外枠というのだけが最悪です。
アブソリュートと同じ位置でうまく仕掛ければ・・・・


☆ザレマ姉さん

いつも前で頑張って善戦している。前線で頑張る善戦レディ。
こういう馬が３着に絡む可能性はよくあること。
善戦マンだったカンパニーがついにＧ?制覇。
勝つまでは行かなくても、うまく流れに乗れば馬券に絡むことがあるのではないでしょうか。

大穴ファイングレインとマルカシェンク

大穴といっては失礼。しかし近走の成績が厳しい。
しかし、腐ってもＧ?馬。去年はカンパニーに先着の３着。
激走があっても驚けないのでは。

マルカシェンクはいきなり復活したり、京都は２歳時に得意としていた場所。
良血サンデーサイレンスの生き残りも無視はできない。
骨折がなければクラシックの主役にすら立てたかもしれないほどの存在。
軽視は禁物だ。

こんな感じに絞りましたが、エヴァ、サンダル、サプレザあたりも嫌な感じがします。
一番いいのは、１、２着を絞って、３着のヒモ荒れを狙うのがいいのかもしれません。
他に言い出したらキリがない、それぐらいカンパニー以下は実力が拮抗しています。カンパニーから全流しで穴を狙うのもいいかもしれません。
ただ、あえて絞るとこの予想になりました。

４時間も打って眠たいです。
見た人はコメントでもしてくれたらうかばれます。
ではではGOOD LUCK