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ペテルソン世代のF1を語るコミュのLoyus 78

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Ronnieのラストドライブした車として、心に残っています。写真も本来であればMarioのものがベストですが、まあコミュの名前にもありますから、ご勘弁。
ウィングカーという新しい概念をF1に取り入れた、Colin Chapmanの野心作です。JPSカラーのものも好きですが、個人的には日本GPで走った、インペリアルカラーのマシンの方が似合っているような気がします。

コメント(13)

キターー!78ですね!

でも、ペテルソンファンにとっては哀しみのマシンでもあるんですよね。
あのモンツァで、堅牢なモノコックの79がトラブルで貧弱な78に乗ったために。もし79に乗れていたのなら。


...さて、マシンの話に戻ると、「ウィングカー」という名前が定着してしまったことから分かるように、ロータス自身もサイドポンツーンを「ウィング」として設計してしまったんですね。
結果、ダウンフォースの発生ポイントが前に寄り過ぎ、大きなリヤウィングが必要となり、コーナー爆速ストレート激遅というアンバランスなマシンになってしまいました。
また、当時のレギュレーションで燃料タンクをコクピット横に設けざるを得ず、せっかくの幅広サイドポットにモノコックがはみ出してしまっていたのですね。

いわゆる「ウィングカー」のキモは「ウィング」ではなく「ベンチュリー構造」だったことにあります。燃料タンクレギュレーションの変更もあり、「ベンチュリーカー」として最適化されたロータス79は'78年ベルギーGPをデビューウィンすると、そのままマリオをチャンピオンに押し上げました。

この辺の話、私のサイトにまとめてますので、ご参考までに(最近パターン化してるなぁ (^_^;)↓
http://www.nobiles.jp/f1/unchiku/Unchiku7.html
http://www.nobiles.jp/f1/unchiku/Unchiku8.html
http://www.nobiles.jp/f1/unchiku/Unchiku9.html
あ...Racing nostalgieさん、Loyusになってます (^_^;。
以前にも書きましたが、「78」を語るには、タミヤの
1/12を作りましょう。
「ウイング・カー」たる所以も良く判りますが、
チャップマン氏の1つの部品を本来の役割の他に構造材として
使ったり数通りの役割を持たしたことが良く理解出来ます。
ペダル回りや、ダッシュボードさえ構造材として利用されて
いることが容易に明確に理解出来ます。(ロータスは、ごく
初期のマシンから こういう発想は徹底してましたけど)
また、ペロペロのアルミコンポジット材が(プラモデルでは
単なるプラスチックの薄い板みたいなものですが)、
僅かな角度で、台形状のメインフレームになり、重心
中央あたりに燃料タンクがひっつくことにより、ガチッと剛性が上がってゆく様は、その昔、驚いたものでした。
正確な表現としてはグランドエフェクトカーになるので
しょうが、当時は一般にはウィングカーと言っていたよう
です。
グランドエフェクトを発生させるには、翼断面にして
下側の空気の流れを速くする必要があるわけで、そういう
意味では、構造的にはウィングカーという表現になり、
効果についての特徴を言えば、グランドエフェクトカーと
いうことになると思います。
グランドエフェクトが禁止になってからは、前後のウィング
のみ という意味合いから、それらをウィングカーと呼び、
その時点で過去のものになった旧・ウィングカーは、グランド
エフェクトカーと呼んだみたいですね。
>TAKAさん
あれは翼断面じゃないんですね。似てるけど。正しくはベンチュリーです。
翼断面は上下の空気の流路の差が圧力の差を生み出して揚力(および逆揚力=ダウンフォース)を生み出しますが、ベンチュリーは空気の流路は単体で良い代わりに密閉されていて(その役割が78のブラシであり、79以降のスライディングスカートですね)、その流路が狭められることにより、当該部分の流速が速くなって圧力が下がるという仕組みです。
負圧を発生させる相手が地面なのでグランドエフェクトというわけですね。ちなみに、F-1界でベンチュリーを使わずに強大なグランドエフェクトを得た例が「サクションカー」ブラバムBT46Bですね。

ちなみに、フラットボトムおよびステップドボトム規定化でも、ディフューザとハイノーズを利用することで不完全ながらベンチュリー構造を復活させてグランドエフェクトを得ているので、結してウィングだけでダウンフォースを得てるわけではないのでまた複雑ですね (^_^;。最近のスラントノーズはその下面とフロントウィングとを関連づけて明らかにベンチュリー効果を狙ってるし。
経路を狭めるために、大きなRの出っ張りが必要なわけで
それは翼の形状と同じですね。確かに効果としてはスカートに
よる密閉化が大きかったと思いますが、サイドポンツーンの
形状としては、上面はフラット、下面はRの凸であったので、
それ自体が大きな翼断面になっていて、圧力差も出ていたと思います。
それと初期段階では、サイドにウィングをつけるという
イメージも大きかったのではないかしら。そういういろいろ
なこと、そして、短く呼びやすくわかりやすい名前として
ウィングカーと呼ばれたように思います。
うーん、でもウィングを突き詰めて失敗しちゃったのがシャドウDN9であり、その兄弟マシンであるアロウズFA1, A1であって、これらは結局ウィングとしては大き過ぎる構造体であったために、狙ったウィング効果は得られず、失敗作に分類されるわけですよね。あ、あとはマーチ701も。

実はですね、確かにピーター・ライトやラルフ・ベラミーが78のベンチュリー効果に気づいたのはサイドポンツーンをウィングとして風洞実験していた時であったらしいです。
でも結局それはウィングの効果ではなくてベンチュリーによる効果であったというのは、アラン・ヘンリー氏著の"F1マシンデザイン&テクノロジー"という本の中でライト自身の言葉として語られていることなんですね。

...この本、もう売ってないのかなぁ。私にとってはバイブルに等しいんですが (^_^;。
あ、これですね。
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r34909101
この本100円だなんてあり得ない!3000円出してでも買います (^_^;。
みなさんこんにちは!。
ロータス78、当時タミヤの1/20でいろいろ研究したもんです。
ほかのマシンと比べるとずば抜けてかっこよかった。

でも、これがグンナー最後のマシンとなりロニーの命を奪うきっかけになったマシンだとおもうと・・・。

いまだに複雑な思いです。
よそのチームの目をごまかす という目的もあったかも
しれませんねw ベンチュリー効果についてはトップシークレット
にしていたみたいですから。
フォーミュラーカーの場合は、上部の形状からして、また
突起物が多いために、もともとボディの空力は悪いわけで、
リアウィングにしたって、完全ないい状態で空気が当たって
流れているわけではないですよね。
タイヤの後ろ側になるサイド部分などは、もともときれいに
当たる場所ではないはずで。
まあいずれにせよ、70年代というのは空力の時代だった
わけで、いろいろと興味深いです。
78を詳細に解説したものとしては、F1Modeling Vol20もありましたね。
http://www.sankaido.jp/f/f1modeling/backnumber/vol20/index.html

こっちの開発ストーリーの方があからさまに書いてありますね。
「単にサイドポンツーンを翼状にしただけではダウンフォースは発生しなかったが、スカートをつけて密閉した途端ダウンフォースがいきなり2倍に跳ね上がった(要約意約)」。

>10:TAKAさん
おっしゃる通りで、当時インディでポピュラーだった優先ドレインシステムをマリオの提案で導入したり、ローパーセンテージスリップデフやアルミフルモノコックなど、当時としては先進技術のオンパレードだったので、他チームはそのサイドポンツーンがどれだけの効果を上げているのか懐疑的であったようですね。

蛇足ながら、'77年日本GPで赤いインペリアルカラーに塗られた78は黒に塗り戻され、現在日本人が所有していて、時々走行しています。以前にも出したような気がしますが、それを観に行った時のレポート乗せてますんで参考までに↓
http://www.nobiles.jp/f1/unchiku/UnchikuEx3/lotus78.html
写ルンですの画像で恐縮ですが (^_^;。
開発担当のピーターライトによると、ベンチュリーに気が付いたのは偶然だったらしいですね。
風洞実験中に模型が壊れて床とポンツーンサイド接触したとたんダウンフォースが驚異的にあがったとのこと。

NOBILESさん
あのインペリアル、78年一旦ヘタターレバークの元に渡りリペインティングされ、リヤウイングも当時流行のあの形に変更されたんじゃないかと思います。(たぶん・・)その後日本のH氏のもとへ・・・。
オーロラシリーズ走ってた記憶もあるし・・。
でも、あのマシンが日本にあるのはうれしいですね。
レーパレ復活しないかなあ・・・。

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