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ゴスペルハウスコミュの「あなたのイシュマエルとあなたのイサク」 2022.02.19

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ゴスペルハウスメッセージ 2022.02.19
「あなたのイシュマエルとあなたのイサク」創世記21:1-13

1 主は約束したとおりに、サラを顧みられた。主は告げたとおりに、サラのために行われた。
2 サラは身ごもり、神がアブラハムに告げられたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。
3 アブラハムは、自分に生まれた子、サラが自分に産んだ子をイサクと名づけた。
4 そしてアブラハムは、神が命じられたとおり、生後八日になった自分の子イサクに割礼を施した。
5 アブラハムは、その子イサクが彼に生まれたとき、百歳であった。
6 サラは言った。「神は私に笑いを下さいました。これを聞く人もみな、私のことで笑うでしょう。」
7 また、彼女は言った。「だれがアブラハムに、『サラが子に乳を飲ませる』と告げたでしょう。ところが私は、主人が年老いてから子を産んだのです。」
8 その子は育って乳離れした。アブラハムはイサクの乳離れの日に、盛大な宴会を催した。
9 サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムに産んだ子が、イサクをからかっているのを見た。
10 それで、アブラハムに言った。「この女奴隷とその子を追い出してください。この女奴隷の子は、私の子イサクとともに跡取りになるべきではないのですから。」
11 このことで、アブラハムは非常に苦しんだ。それが自分の子に関わることだったからである。
12 神はアブラハムに仰せられた。「その少年とあなたの女奴隷のことで苦しんではならない。サラがあなたに言うことはみな、言うとおりに聞き入れなさい。というのは、イサクにあって、あなたの子孫が起こされるからだ。
13 しかし、あの女奴隷の子も、わたしは一つの国民とする。彼も、あなたの子孫なのだから。」

アブラハムは、創世記に登場する主要人物の一人です。
創世記には、アブラハムに関するできごとが、彼の年齢とともに記されています。
彼の年齢とできごとを、ざっとまとめてみましょう。

75歳:神様が告げるとおりに旅立ちました。(創世記12:4)
その後、星の数のように子孫が増えると、神様から約束されました。(創世記15:5)
85歳:サラが、エジプト人の女奴隷ハガルを、アブラムに妻として与えました。(創世記16:3)
約束の子が何年も生まれないことと、サラも75歳ということもあって、当時の習慣に従って、行動したのです。
86歳:ハガルが、アブラムの子として、イシュマエルを生みました。(創世記16:16)
99歳:神様がアブラムに現れ、アブラハムと改名しました。サラの子どもが約束の子どもであるとの予告を受け、イサクと名付けるように言われました。イシュマエルたちとともに、割礼を受けました。(創世記17章)
100歳:サラが、神様の予告どおりに、イサクを生みました。(今週の聖書箇所です)
175歳:アブラハムは年を重ね、死にました。

イシュマエルはアブラハムが86歳のときに生まれ、イサクはアブラハムが100歳のときに生まれたので、14歳違いの異母兄弟ということになります。
わが家の長男・晴(はれる)が2000年生まれで、末っ子・結(むすぶ)が2014年生まれですから、ちょうど同じ年の差となりますね(異母兄弟でもないですし、二人の間に3人いますけど)。

イシュマエルは、「神は聞く」という意味です。
神様の計画・神様の約束の前で、人間がなし得た、知恵のある合理的な論理的な行いの成果としての誕生です。
神様は、それを拒否することなく、捨てることなく、聞き入れました。
サラの行いを、イシュマエルの誕生を、不信仰の結果という人もいますが、人間の全力を神様は受け入れたのです。

イサクは、「彼は笑う」という意味です。
人間の目から見たら、笑うしかないこと、どうにもできないこと、どうにもならないこと。
アブラハムが100歳、サラが90歳なのですから。
ただ受け入れるしかない、神様の約束の成就としての、イサクの誕生です。

まとめると、イシュマエルは「神様の前での人間の全力」で、イサクは「無力な人間の前での神様の全能の力」です。
もっと短く言えば、イシュマエルは「人のワザ・信仰者のワザ」で、イサクは「神様のワザ」です。

そのイシュマエルが、イサクをからかったのです。(9節)
人間のワザが、神様のワザをからかったのと等しいことです。
人間のワザが、神様のワザを、蔑ろにし、嘲り、ばかにしたのです。

人間のワザが、信仰者のワザが、神様のワザを理解できない姿は、新約聖書にも見られます。
神様のひとり子・救い主イエスさまに対する、無理解と誹謗中傷と嘲笑はもちろんのことですが、他にもこんな箇所があります。
ルカの福音書第10章38-42節です。

38 さて、一行が進んで行くうちに、イエスはある村に入られた。すると、マルタという女の人がイエスを家に迎え入れた。
39 彼女にはマリアという姉妹がいたが、主の足もとに座って、主のことばに聞き入っていた。
40 ところが、マルタはいろいろなもてなしのために心が落ち着かず、みもとに来て言った。「主よ。私の姉妹が私だけにもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのですか。私の手伝いをするように、おっしゃってください。」
41 主は答えられた。「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことを思い煩って、心を乱しています。
42 しかし、必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません。」

マルタに、悪気はありません。
ただ一生懸命なだけです。
マリアは、神様の言葉、イエスさまの言葉に、全力で聞き入っていました。
人間のワザに一生懸命だったマルタは、神様の言葉に全力だったマリアを非難します。
それに対して、イエスさまは「必要なことは一つだけ」「マリアはその良いほうを選んだ」というのです。

神様は、聖書は、人間の全力を、信仰者の全力を、否定はしません。
ただ、神様の約束と、神様のワザと対立するならば、選ぶのは神様の約束・神様のワザであるというのです。

サラはアブラハムに、「追い出してください。」(10節)と願い、神様はアブラハムに、「言うとおりに聞き入れなさい」(12節)というのです。
神様の約束・神様のワザの前で、人間のワザ・人間の知恵は追い出しなさいというのです。

あなたの人生にも、あなたの計画・あなたの全力・あなたの誠実があるでしょう。
同時に、あなたの人生に働く、神様の計画・神様のワザ・神様の愛があるのです。

あなたは、自分の正しさや自分の計画を、あなたのイシュマエルを、手放すことができますか。
あなたへの神様の計画に、みこころに、あなたのイサクに、ゆだねきることができますか。

あなたのイシュマエルは、あなたのイサクをからかいますか。
それとも、あなたのイシュマエルは、あなたのイサクを喜びますか。

イエスさまは、あなたが神様と和解できるように、あなたが神様の計画・神様のワザを喜べるように、十字架にかかりました。
あなたのイシュマエルも、あなたのイサクも、神様に祝福されています。
神様との深い和解が、これからもあなたの人生に豊かにありますように。

あなたのためにお祈りします。

【参照聖書箇所】
創世記12:4
アブラムは、主が告げられたとおりに出て行った。ロトも彼と一緒であった。ハランを出たとき、アブラムは七十五歳であった。

創世記15:5
そして主は、彼を外に連れ出して言われた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えられるなら数えなさい。」さらに言われた。「あなたの子孫は、このようになる。」

創世記16:3
アブラムの妻サライは、アブラムがカナンの地に住んでから十年後に、彼女の女奴隷であるエジプト人ハガルを連れて来て、夫アブラムに妻として与えた。

創世記16:16 ハガルがアブラムにイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。

創世記17:1-2
1 さて、アブラムが九十九歳のとき、主はアブラムに現れ、こう言われた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。
2 わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に立てる。わたしは、あなたを大いに増やす。」

創世記17:5
あなたの名は、もはや、アブラムとは呼ばれない。あなたの名はアブラハムとなる。わたしがあなたを多くの国民の父とするからである。

創世記17:19
神は仰せられた。「いや、あなたの妻サラが、あなたに男の子を産むのだ。あなたはその子をイサクと名づけなさい。わたしは彼と、わたしの契約を立て、それを彼の後の子孫のために永遠の契約とする。

創世記17:24-25
24 アブラハムが包皮の肉を切り捨てられたときは、九十九歳であった。
25 その子イシュマエルは、包皮の肉に割礼を受けたとき、十三歳であった。

創世記25:7
7 以上がアブラハムの生きた年月で、百七十五年であった。

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