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廃村コミュの山形県の廃村

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●私が確認した山形県の「学校跡を有する廃村」(学校の所在は昭和34年,高度過疎集落を含む)は81ヶ所です。
 ※ '06年01月23日初版作成
 ※ へき地校の数 =274校

・山形県の廃村の数(81ヶ所)は,北海道に次ぐ数です。また,山形県は新潟県と全国一二を争う豪雪県であり,「へき地学校名簿」には85校の冬季分校(小学校)が掲載されています。このうち,新庄市二枚橋,最上町野頭の冬季分校は,今も存続しています(H.17)。
・山形県内には5つのへき地5級校がありました(大江町古寺,鮭川村木之根坂・大芦沢,朝日村桝形,小国町樽口)が,そのうち古寺は高度過疎集落,桝形は廃村となりました。また,木之根坂の分校はへき地4級校として今も存続しています(H.17)。
・最大規模の廃村は,上山市蔵王鉱山です(児童数162名)。蔵王鉱山(主要鉱物は硫黄)は昭和38年に閉山,その後鉱山集落は閉村となり,現在,跡地は猿蔵スキー場になっています。
・鉱山関係の廃村としては上山市蔵王鉱山のほか,米沢市西吾妻鉱山・八谷,寒河江市幸生銅山,西川町高旭・間沢川,大石田町大林・三和,舟形町鼠沢,大蔵村永松・中切,朝日村桝形があります(12集落)。
・戦後の開拓集落の廃村としては村山市三枚平・清水平,西川町弓張平,大蔵村深沢開拓があります(4集落)。また,林業集落の廃村としては大江町古寺,最上町大森があります(2集落)。
・ダム関係の廃村としては,米沢市水窪=水窪ダム,西川町月山沢・砂子関・四ツ谷・二ツ掛=寒河江ダム(貯水量 1億900万m3=県最大,平成2年竣工),飯豊町大鹿・小坂・須郷=白川ダム,小国町市野々=横川ダムがあります(9集落,4ダム)。

コメント(22)

淡々と書きましたが,この81ヶ所というのは,私にとっては驚くべき数です。
北海道を除くといちばん多いと予想していた秋田県(41ヶ所)のほぼ倍ですからねー(^_^;)
調査していて,「ここもあそこも…」という感じで見つかったときは,とても幸せな気分になりました(^^;)
山形県の廃村について,「午後の校庭 山形・消えゆく分校を訪ねて」という本が参考になるので,ご紹介します。
出版元は無明舎出版,あの「秋田・消えた村の記録」と同じ,秋田の出版社です。
著者の松田淳一さんは,山形で高校の先生をされている方で,
「廃村2」では手紙で連絡をとって,最上町上鵜杉分校の建物の写真を提供していただきました(^_^;)

「午後の校庭」の中には,上山市古屋敷・泥部・竜沢・蔵王鉱山,
南陽市笹子平・杢ノ沢・矢ノ沢・外沢,戸沢村沓喰・外川の話が出てきます。
分校跡がテーマの本なので,廃村についての描写は数少ないのですが,南陽市笹子平・杢ノ沢・矢ノ沢・外沢については,どんな感じなのか想像できる話が載っています。
発行は1997年なので,現況はずいぶん変わっていると思われます。
山形県にもできるだけ早く出動したいものです(^^;)
今年の活動を前にして過去の写真をアップしておきます。
小倉という廃村です。
4年くらい前に撮った写真です。
ここは出身者が定期的に訪れているらしく、小さな畑がありました。また、集会所のようなところが倉庫として活用されているようでした。
>ダミアンさん
 情報、ありがとうございます。
 小倉というと、置賜の小国町の小倉でしょうか?
 小国町小倉には、往時冬季分校があったので(3級、8名(S.34))、
 ひょっとすると、集会所は冬季分校兼用なのかもしれません。

 しかし、所在がはっきりしない廃村の情報は、
 写真を見てもピンとこなかったりするものですね(^^;)。
 #大多数の方は、地名があってもピンと来ないのかも…(^^)
 私は「小国町の小倉」と勝手に決めて、その雰囲気を想像しました。
>HEYANEKOさん
>置賜の小国町の小倉でしょうか?
私自身もはっきりしないのですが、今、記憶と地図とで確認しました。ほぼ間違いないです。

なんと!あそこに分校があったのですか。
とても小さな集落だったので驚きです。
廃屋は写真の1件しかありませんでしたし。
>ダミアンさん
 冬季分校には、一般的な分校(通年の分校)と引けを取らないものから、
 そのまんま公民館(集会所)というところまで、いろいろあります。
 私も冬季分校(建物があるもの)は、全部で8ヶ所ほどしか行っていないので、
 あまり詳しいことはいえませんが、
 S.34で児童数8名でしたら、集会所=冬季分校兼用の可能性が大と思います。
 小さくても雰囲気がしっかり残っていたら、訪ね甲斐がありますよ(^_^;)
いつも断片的な情報ばかりで申し訳ありません。

ダムに沈む小国町市野々は、その昔、『日本奥地紀行』のイザベラ・バードが宿泊した村だったのですね。
1996年に現地を訪れた人のレポートには「3年ほど前に家々が取り壊され…住人たちは小国の市街地のほうに移った」とありました。

横川ダムは今年の9月から試験湛水が始まるそうです。
>敗猫さま
 市野々の情報、ありがとうございます(^_^;)
 とりあえず、定形の情報をアップします。

●市野々(Ichinono) 叶水小学校市野々分校
  西置賜郡小国町
  へき地等級2級、児童数41名(S.34)、
  昭和54年休校、昭和56年閉校

ふと、「現在ダム作りが進められているダム関連の廃村は
いくつあるだろう?」と気になったので、調べてみました。

◎1.鹿島(Kashima)(鹿島千年) 北海道夕張市
   夕張シューパロダム、平成24年竣工、貯水量 4億3300万m3
○2.砂子瀬(Sunakose) 青森県西目屋村
   津軽ダム、平成28年竣工、貯水量 1億4230万m3
○3.尿前(Shitomae) 岩手県奥州市
   胆沢ダム、平成25年竣工、貯水量 1億4300万m3
○4.森吉(Moriyoshi)(桐内沢,小滝) 秋田県北秋田市
   森吉山ダム、平成23年竣工、貯水量 7810万m3
○5.市野々(Ichinono) 山形県小国町
   横川ダム、平成19年竣工、貯水量 2460万m3
◎6.梶又(Kajimata) 栃木県鹿沼市
   南摩ダム、平成22年竣工、貯水量 5100万m3
◎7.徳山(Tokuyama)(山手,櫨原,塚,戸入,門入)
   岐阜県揖斐川町
   徳山ダム、平成19年竣工、貯水量 6億6000万m3
○8.河内(Kouchi) 福井県若狭町
   河内川ダム、平成23年竣工、貯水量 800万m3
◎9.小原(Ohara)(鷲見,半明) 滋賀県余呉町
   丹生ダム、平成22年竣工、貯水量 1億5000万m3
○10.大固屋(Oogoya) 山口県岩国市
   平瀬ダム、平成26年竣工、貯水量 2950万m3
○11.野原(Nohara) 熊本県相良村
   川辺川ダム、平成20年竣工、貯水量 1億3300万m3

※ ◎は私が行ったことがある廃村です。

以上11ヶ所、全国平均的に分布しているようです。
改めて見ると、「今も多くの大きなダムが建設されているものだなあ…」
と思いました。
しかし、徳山ダムはさすが全国一の貯水量ですね(^_^)
昨日の1日更新で、「山形県最後の冬季分校の閉校によせて」を「廃村に残る生活風景」にアップしました。
  http://www.din.or.jp/~heyaneko/

「冬季分校があった集落の3割(395ヶ所中118ヶ所)が廃村になった計算になる」が、冬季分校と廃村との係わりですが、山形県最後の冬季分校(新庄市萩野小学校二枚橋冬季分校)がある二枚橋は、町に近い集落で、廃村との係わりはありません。
ちょっと強引な部分もありますが、ご了承をば・・・(^^.)

今日、二枚橋冬季分校の閉校式が新庄市内で行われます。
訪ねたい気持ちもありましたが、これも少々強引な話なので、自粛しました。
#先週の唐突の真木行きが、二枚橋の代わりという感じです(^^)

 画像1:二枚橋冬季分校(2004年1月)
 画像2:二枚橋冬季分校(2005年2月)
 画像3:萩野で見かけた除雪車(2005年2月)

2004年の雪は少なめ、2005年は結構豪雪でした。
冬季分校の閉校、河北新報でも取り上げられました(^_^.)
くしくも12/1(土)付、時論持論という投稿のコラムなのですが、
見られた方います? >ダミアンさん、遠野さん、ほか東北地方のかた
河北新報って福島でも発行されてるんですねぇ。知りませんでした。
でも発行されてるのすら知らないほどです。残念ながら全く見たことありません。
先の日曜日(7/20)、新幹線とレンタサイクルを使って
山形県の廃村めぐりをしました。

場所は大石田、廃校廃村を3ヶ所回りました(大林、藁口、小平)。
訪ねることはできませんでしたが、所在地がはっきりしなかった
三和という小規模な炭鉱集落についても、
およその位置が推測できるようになりました(^_^;)

いちばん印象強かった小平は、「今回は無理かなあ・・・」と荒れた山道を、
自転車を置いてから1時間近く歩いて、やっとたどり着きました。
「道が続いている限りは、引き返すわけにはいかない」という
廃村フリークの性を感じたひとときでした(^^)

小平で見つけたのは、往時からの家屋が一軒(画像1)と、
電柱が立つ敷地跡がひとつ(画像2)。
あと、林業関係と思われる宿泊できる作業小屋がありました。
学校跡、神社跡にもアプローチしたかったところですが、
道には背丈を越える藪があり(画像3)、あっさりとあきらめました。

 ●小平(Kodaira) 北村山郡大石田町
  次年子小学校小平分校 へき地等級3級、児童数15名(S.34)、
  昭和48年閉校

日本全国の廃校廃村めぐり、山形に行くことができて、
残り17県になりました。
>かりんさん
 廃村めぐりに草刈り機、クルマで行くのでしたら、
 積んでおくと便利かもしれません(^_^)
 まあ、草の勢いがない、雪どけの後がベストなのですが・・・(^^.)
 夏の廃村めぐりは、開放的な雰囲気になるのがよいですね(^_^.)
昨日,月例(6月1日)の更新で,Web(「廃村(6)」)に
昨年7月に出かけた、山形県大石田町大林、藁口、小平の
レポートをアップしました。
  http://www.din.or.jp/~heyaneko/
同時に「廃村(4)」に,山形県の廃校廃村リストをアップしました。

大石田町は、新幹線の駅がある自治体としては
おそらく全国最小規模です(人口8,355名(H.20))。
足にはレンタサイクルを使いました。
訪ねた廃村の中で、いちばん印象強かったのは小平です。
…と、この辺りのことは訪ねてすぐにコメントを出しているので
以下略します(^^)

 画像1:閑散とした大石田の駅前とレンタサイクル

 画像2:偶然見つけた、大石田第一中学校(現役)の円形校舎

 画像3:小平に向かう山道の途中で見かけたヤマユリの花
昨夜、「廃村 山形県」で検索(Google)すると、
トップは私のWebの「山形県の「廃校廃村・高度過疎集落」リスト」がかかり、
   http://www.din.or.jp/~heyaneko/ghl-06.html
3番目、4番目は、次のような興味深いブログが出てきました。

 「蒼紅ブログ」 山形県・仁田沢廃村レポート
   http://soukublog.blog113.fc2.com/blog-entry-313.html
 「東北・山形見聞録」廃村 上山市泥部
   http://babydriver.blog.shinobi.jp/Entry/149/

県別リストの公開は現在17都県ですが、だいぶ浸透してきた様子です。
仁田沢は、私はずっと「にたざわ」と読んでいたのですが、
どうやら「にだのさわ」が正しいようです。

 ●仁田沢(Nidanosawa) 西山形小学校仁田沢冬季分校
   山形県山形市 2級・12名(S.34)
   昭和51年閉校 農山村

 ●泥部(Dorobu) 宮生小学校泥部冬季分校
   山形県上山市 1級・ 6名(S.34)
   昭和47年閉校 農山村

山形県の冬季分校は、6月中旬に「山形県学校名鑑」という素晴らしい資料を発見でき、
昭和38年以降の開校状況がすべてわかりました(^_^)
同じような学校の年鑑は、各県にあるのですが、
新潟、富山、青森、岩手、福島と、全滅でした(-_-)
きっちり冬季分校が載っているのは、山形県だけかもしれません。
いつもいつも断片的な情報ばかりで申し訳ないです。(^^;

1992年9月刊の佐野眞一『遠い「山びこ」 無着成恭と教え子たちの四十年』(文藝春秋、現在は新潮文庫)によると、HEYANEKOさんが今年9月に訪問した上山市内山は、昭和25年当時は19戸140人だったものが2戸7人にまで減少したそうです。
また廃校廃村ではありませんが、黒森については、昭和25年の13戸100人から既に無人化しているとありました。
同書には、上山市古屋敷について「いまは二世帯二人しか住む人のいない」という記述もあります(新潮文庫版、p.199。内山と黒森について触れているのはp.14)。
また同書によると、1974年から1977年まで山元中学校の校長を務め『山びこ学校』の資料収集を後半生のライフワークとした朝倉高文氏(1922-1989)は、東小学校古屋敷分校にも赴任していたことがあるそうです(新潮文庫版、p.199)。
>敗猫さん
 内山の画像、ひとつ貼っておきますね(^_^.)
 #「廃村千選〜山形県」のトップにも貼っていますが…(^^)
   http://heyaneko.web.fc2.com/ghl-06.html
 内山に通じる道は完璧にダート、どこからどう見ても、住む方は皆無の廃村です。

《なぜかここから福島県(^^.)》
 ここ最近、敗猫さんのなわばりの福島の廃校廃村にもよく出没するようになりました。
 二幣地では、通電記念碑、流しの部分がしっかり残った往時の家屋、
 神社を見つけることができました。

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