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関西小劇場・劇団−思想する客席コミュの年間ベスト3

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コメント(10)

では、私から。

1.上演されなかった「三人姉妹」(燐光群)
2.ボーグを脱げ!(クロムモリブデン)
3.晴れて風無し(劇団太陽族)

今年の関西演劇界は、人間力の叡智が存分に楽しめる劇団維新派の公演がなかったため、いささか層の薄さを感じた。それでも優れた成果を挙げた三作品を選んだ。それぞれ「テロ」「戦争」「JR脱線事故」を下敷きにしているが、それらを啓蒙やテーマの押し付けではなく、演劇という枠を最大限に利用しながら劇的創造力を創生している作品である。


現実世界では信じ難い出来事がまるで「商品」のように届けられている中、演劇が採るべき唯一の方策は、1つの事件.事故を突き詰め、今何が起こっていて、何が問題なのかを制作者側の意思として塾考し、新たな「現実」を対置させるしかない。私の挙げた作品はいずれもその思考の痕跡を開示してくれた。
初めて書き込みさせていただきます。

私的ベスト3は

1.「私が語り始めた彼は」エレベーター企画
2.「シアン」南船北馬一団
3.ちゃらぽこ満腹堂・演団劇箱〜おてやわらかに〜
  「デリュージョン」

どこも個人的にお付き合いがあるところばかりなのですが。
それぞれにジャンルは異なりますが、演出が、作家が、役者が人間らしい人間性を感じるお芝居を創っていたと思います。

社会の中で、どんどん残酷な事件が起こり個性を謳う時代の中で、犯罪も多様性をみせ、猟奇的な狂気が蔓延し自分の立っている場所があやふやに感じてしまいます。
現実を少し離れ、ふと自分の思考の中に返してくれるお芝居達でした。
ふむ、
では京都の舞台から選んでみます

1.ピロクテーテス(春秋座)
2.トラウマ学園(造形大学/川村毅クラス)
3.異邦人(魚灯)

ってとこですかね。
1.はちょっと観世さんの演技にあれれ?な感がありましたが、やはりひとつひとつの長ゼリフをとうとうとやっていくあたり大家の貫禄は十分でしたし、スクリーンの使い方もなかなか新鮮なものがありました。

2.は、うん、かつてのエロチカを彷彿とさせるエネルギーがあり、拙いながらも極めてエナジェティックで面白かった。

3.は意外な掘り出しもの、という感じ。シリアスなテーマを喜怒哀楽をちりばめながら上手くまとめ、狭い舞台を効果的に使った演出もなかなかのものだったと思います。
もう一年経った感があります。さて、今年のベスト3いってみよう!

1.演劇計画2006『ノーバディ』
2.劇団八時半『完璧な冬の日』
3.bird's-eye view『girl girl boy girl boy』

1・3位が京都での作品であるように今年を振り返って思い当たるのは京都で芝居をよく観たという事である。

特に五反田団・前田司郎による「ノーバディ」が良質な舞台作品であった。登場する人物全てがただ死んでいくというその死に様のコミカルさ、その後ただじっと死体を演じ続けることによって身体への思考を促すという実験性の2点が面白かった。


ワークインプログレスという位置付けなのだがこれだけでも十分に成立しており、いくつかの問題点はあるものの来年の本公演が非常に楽しみである。


ゆったりとした京都の時間軸が醸成する芸術と人との豊饒な関係が、東京のように資本化された大阪にはない制作
体制と演劇への身近さを生んでいるのだろう。


劇団八時半『完璧な冬の日』劇評
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=412
前田司郎作・演出『ノーバディ』劇評
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=542&catid=17
bird's-eye view『girl girl boy girl boy』劇評
http://plaza.rakuten.co.jp/playplace83/diary/200608110000/


ポツドール『恋の渦』、青年団『上野動物園再々々襲撃』、桃園会『もういいよ』も良かったです。
今年は例年以上にいい芝居にめぐり合わず残念な結果になりました
一応、先週までで33本ほどの観劇ですが、義理モノがほとんどです
義理観劇に当たりなし

一応、以下の3本を挙げます
順不同

『イキル』少年王者舘/精華小劇場
※ちょっと長く感じますけど

『激走☆乙女心』南高校(ハイスクールプレイフェスティバル)/ウイングフィールド
※恐らく今年いちばん面白かったんじゃないかなあ。潔いバカバカしさ

『ホライズンマーチ』四人会・金哲義/トリイホール
※これを選出するのはちょっと反則ですが
イワハシも関わったオムニバス企画の一本で、Mayの金哲義の作・演出。戦時中日本で暮らしていた朝鮮人の男の物語を、30分で描ききった作品

来年はもう少しきちんと見ようと思います
観劇リストはイワハシ表日記に
http://d.hatena.ne.jp/origoiwahashi/
2007年度のベスト3を発表します。


1、悪い芝居『イク直前ニ歌エル女(幽霊みたいな顔で)』
2、地点 『かもめ』
3、金満里ソロ公演『ウリ・オモニ』 『月下咆哮』


ベスト1の悪い芝居は、この掲示板の公演情報で観た作品。そういう観方はあまりしませんが、かなり挑戦的で自信に溢れる文面だったんで行ったけどその通りの内容でした。4月に精華小劇場に進出します。楽しみですね。
2008年の年間ベスト3を記します。

1 悪い芝居『東京はアイドル』
2 地点『話セバ解カル』
3 七味まゆ味一人芝居『いきなりベッドシーン』(柿食う客企画公演)

昨年に続き悪い芝居が上位でした。ウイングフィールドを巡る閉館→見直しの動きは、演劇環境の困難さを抱かせました。しかし、演劇を生の場としてまさに労働の主体として捉える姿勢に改めて演劇を追い続けようとも思わされました。

回顧文章はwonderlandの「振り返る私の2008」
http://www.wonderlands.jp/lookback/2008/03.html#22
に掲載されています。
また、春に刊行される『シアターアーツ』38号にも掲載する予定です。

皆様のベスト3は何だったでしょうか。
そんなに観れていない・・・のですけど、あくまでも個人的な2008年のベスト3ってことで。

1 MONO「なるべく派手な服を着る」
2 劇団Ugly duckling「100年トランク」
3 期間限定Saccharin「楽屋」

次点・・・というか、演劇ユニット昼ノ月「顔を見ないと忘れる」や、高校演劇ではありますが倉敷鷲羽高校演劇部「ゴトーを待ちながら」も良かったと思います。
2008年はけっこう(自分としては)本数をこなしたので、前半の作品は記憶が甘くなっちゃってますが…

1.演劇ユニット昼の月『顔を見ないと忘れる』(鈴江さんは凄みを増してきてます)
2.維新派『聖・家族』 (あえて『呼吸機械』をはずしました)
3.空晴『引っ越しのススメ』『リーディング・一番の誕生日』(これは年末ギリギリのブザー・ビーターでしたね)

私も「地点」のリーディング公演はチェーホフよりも楽しめましたね
あとちょっと気になったのは「家族」のテーマに偏り過ぎてるってこと
もうちょっとマクロな視点の作品が見たいなあ…
 

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