ＨＭ１～４のバモスのオーナーコミュのリアゲートが開かなくなった場合の修理

それはある日突然やってくる。
結構バモスのデフォなトラブルのひとつみたいです。バックドアが開かずスライドドア開けて荷物の積み降ろしするのは結構嫌なもんです(^^;

最近荷物の移動や仕事でバモスの出番が多く
ついに経年劣化が爆発したようです。
まっ、ワタスのバモスは確か2002年式だから15年間のバックドア開け閉めに耐えた訳ですからよく頑張ってくれたもんだと感謝です(笑)

ほかの軽1BOXも同じような故障するんじゃないですかね？
バックドアがノブを引いても開かなくなる原因は3つあるようでして

1. 1つ目はドアノブの室内側の開閉プッシュロッド連結部の樹脂パーツが劣化して破損しプッシュロッドが外れる。

2. 2つ目はそのプッシュロッドが接続してある側のドアノブのアーム自体の中央部辺りがテコの原理の支点となるので応力が集中して経年劣化で折れる。ノブのアーム部がアルミとかスチールで補強してあればこの故障は無いんですけどね！リコールとまではならないようです。

3. 3つ目はキーレスのバックドアのアクチュエーターが故障して固定された状態で止まってしまう。

と言うことだそうです。

ディーラーで修理すると1.5～2万円程かかるそうなので面倒臭いけど自分で修理(^^;

13個程の樹脂ビスを外しバックドア内張りを外してバックドアノブ辺りを観察！

プッシュロッドはちゃんと付いてます。
でもノブとの連結部の樹脂パーツは明らかに劣化してます(^^;ここも補強しないとじきにパキっとなりますね！

続いてノブ自体を観察！最近小さいものの見ずらいワタスの遠目には普通に見えたけど、よーく見るとノブのアームに亀裂が！プッシュロッドのアーム部を押し下げるとキャッチャーが開放されバックドアが開く訳ですけど、そこを押したり離したりすると完全に割れてるのが分かります(><) ボンドや超強力瞬間接着剤なんかで直らないかな～(^^; それは無理ってもんなんでバックドアノブを外して直すしかありません。

プッシュロッドの樹脂パーツを割らないように気をつけてマイナスドライバーで優しくこじって外しロッドを外します。

続いてキーレスロッドの固定座金をやはりマイナスドライバーで飛ばさないように外しロッドを外します。

あとはドアノブを固定している左右のナットを外せば外側からドアノブを外せます。

そして折れたドアノブのアームを修理します。
折れているアームの下部と上部のいい位置に1.5Φの穴をドリルで開け1mm程度の針金でじわじわ締め上げて固定するだけです。穴を開ける位置と締め上げ方が肝心です。うまく応力が分散する位置を考えて開けましょう。針金はペンチで締め上げすぎるとパキっとなってTHE ENDです(^^; そしたらドアノブは部品代が4～5千円程度取付けまでしてもらうと工賃～1万円位ですかね

穴あけ緊縛作業うまくいきました(笑)
プッシュロッドの樹脂部分もいつ割れるか時間の問題的な感じだったのでこちらも針金で縛っておきました。

修理したドアノブをドアに取付けて開閉テスト。恐る恐るノブを引く！壊れて手応えのないスカスカな感覚だったのが、しっかり繋がった剛性感のある感触とともにガシャっっと開きました
＼(^^)／

いつまで持つかは分かりませんが(^^;
あーこれでまた普通に荷物が運べます。
作業時間はのんびりやって1時間ほどでした。
そのときが来たらバモスなみなさんのお役に立てば幸いです。