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たまには真面目に語ろうfor gayコミュのダン・サヴェージ著『キッド』

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新聞の書評で知った本です。
書評によると、米国のゲイのカップルが養子をもらって子育てする話です。
この本が書かれたのは1999年で、
当時はまだアメリカでも同性婚は認められていなかったようです。
アメリカの養子縁組はオープン・アダプションと言って、
子供に養子であると明らかにしたうえ、
生みの親と育ての親とが交流しながら育てるという仕組みなのだそうです。
それがアメリカでは一般的だそうです。
この話のゲイのカップルはホームレスの若い女性が産んだ子を養子にもらう決心をします。
そしてホームレスの生みの親とも付き合いながら育ててゆく訳です。

日本では大阪のゲイの弁護士同士のカップル、南和行さんと吉田昌史さんが
いま里親になる為の研修を受けているとニュースで知りました。
日本ではまだ同性婚は公認されていないし、
ゲイのカップルが里親に成れるかどうかもはっきりとはしていないようですが、
私はこの二人の思いにちょっと感動させられました。
ゲイのカップルも子育てまで行けば本物です。
日本でもこういうゲイのカップルが出てきたのかと感慨無量な気がしています。

話はちょっと逸れるかもしれませんが、
私の友達で北京に住むアメリカ人の中年ゲイは、
今三人の男の子を男手一つで育てています。
養子ではありません。
自分の血を引く男の子です。
彼はずっと前から子育てを熱望していて、
出来る事なら同性婚したうえで子育てしたかったようなのですが、
結局そういういい人には出会えないまま中年になり、
それでも子育てを諦めきれなくて、
タイに渡り、そういう女性に試験管ベビーを生んでもらう事にしたのです。
それを二度にわたりやったうえに、二度目は双子の男の子でした。
働きながら三人の幼児の世話をするのは大変です。
当然お手伝いさんを雇っている訳ですが、それでも大変だろうなと想像できます。
彼は本当に子煩悩なのでとても幸せそうですが。
彼の三人の息子がどのように育ってゆくのか、私は興味津々見ています。

この齢になってみますと、
人は子育てを経験しないと、本当の成熟はありえないですね。
私なんか中途半端なまま未熟なまま人生を終わることになりそうです。


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