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縄文族ネットワーク [太陽の道]コミュの朝鳥明神の冬至祭(岐阜県揖斐川町)

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(2007年11月作成)

※地域性を重視した新たな書き込みに関しては、今後こちらのコミュへ移行していきますのでよろしくお願いします...
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37704304&comm_id=3180326



養老山脈から連なる伊吹山や池田山の北に位置する揖斐川沿いに、はるか古代の冬至儀式を彷彿とさせる奇祭が残されています...

朝鳥明神の創建は今から1500年前の4世紀ごろとされる国史帳記載の古社です。
美濃国の国づくりの基となったこの地方最古のお宮で、古代祭祀遺跡が現存する県内唯一のお宮です。
こんもりとした杜である神体山に鎮座し、古代神社創生の姿を今に残しています。

白木の鳥居は、〆(しめ)鳥居といい、冬至の朝、日の神を祀る朝鳥明神に太陽が入ってくる門とされ、国づくり(條里制)の方位を定めた門です。
もともと社殿はなく、その奥の丘陵地に磐境(いわさか)が御神体として祀られています。
さらにその後方には朝烏古墳群(前方後方墳)があり、日の神(太陽神)をまつりごとの中心としてこの地方を開いた祖霊が祀られています。

この明神さまでは、毎年冬至の日の早朝から冬至祭がおこなわれます。
日本建国以前の祭りで、日の出を迎えて太陽の力の復活を祈る儀式(日迎えの神事)です。
祭りの当日、地元の氏子たちが未明から篝火を焚き、祝詞をあげて冬至の太陽が登るのを待ちます。
眼前に広がる濃尾平野の彼方(瀬戸の方角)から太陽が顔を見せると、その最初の光が鳥居を潜ってまっすぐその背後のご神体に注がれ、磐境の中心にあるひときわ大きい太陽石が照らし出されます。


※参考リンク
http://native.way-nifty.com/native_heart/2005/12/post_c29c.html
http://www.mapple.net/tw_column/1020.html
http://dragonf.web.fc2.com/m-stone-photo-gihu.html#%92%A9%92%B9%90_%96%BE%8E%D0
http://www.library.pref.gifu.jp/map/fudoki/htm/401/401007.htm
http://www.gix.or.jp/~take/shiseki/shiseki14.htm

※参考図書
清水昭男著『岐阜県の祭りからII』
http://homepage3.nifty.com/hitotubabunko/hitotuba_book/maturi_2_mokuji.htm.htm





※関連トピ
▽金山巨石群の古代太陽暦
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16296342&comm_id=1581098
▽「冬至」と「夏至」の太陽信仰
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=13355554&comm_id=1581098

※関連コミュ
▼饒速日 [ニギハヤヒ] トピック
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37703351&comm_id=3876850


...

コメント(24)

自分が忘れないための書き込みですいません。
今年の冬至に、ぜひこの場所へ訪れたいと思います!
とても 興味があります

もし 行かれましたら 詳しくお聞きしたいな と思いますが
>もぐもぐ*はっぱ さん

今からワクワクしてます♪
うわ〜!素敵ですねっ手(グー)
仕事柄全国各地行くんですが、岐阜は自然のエネルギーがどっしりとしていて好きな土地です手(パー)

この記事をよんで、なるほどって思いました晴れ
>Reina さん

飛騨には位山があるし、東濃には恵那のペトログラフとか金山巨石群。
美濃は古墳だらけ。

この朝鳥も神社というより磐座の古墳です。
というか、やはり古代祭祀跡の上に後の権力者が古墳を作ったんでしょうね。

沖縄の御嶽のようなものから神社になる過程に興味があり、年に一度冬至の朝陽が鳥居から差し込みご神体を照らすのはその原形ともいえます。

その場所が、何故かヤマトタケルの伊吹山のすぐ北にあるんです...


岐阜にお立ち寄りの際はツアーでも組みましょー!
ツアー参加します。

詳細を教えてくださいね。
>hooboo さん

了解しました!
まずは下見を兼ねて、当日に行ってみたいと思います。
現地を訪れてみて、近隣の聖地を含めご案内出来るように企画してみたいと思います。
そのとき改めてご連絡するようにしますね。
風月(月*風∞音)さん

当日とても楽しみです!!
12月22日の日の出ということは、金曜日の深夜からということですね。
防寒対策して参加します。
よろしくお願いします
瀬戸内海の島々にも、かつてはそのようなお祀りをしていたという伝承をたまに聞きます。
しかし、未だにきちんとお祀りをしているところがある事が驚きです!
>hooboo さん

ではでは、当日お会いしましょう!
といっても、私とてまだまだ気合だけで、当日必ず行けるかわかりません。
当日の天候や、家のことなど...
後ほどマイミク申請がてらメッセしますね。

ただこのような神事を厳粛に行っているので、大人数で駆けつけてもいけません。
ひっそりと、出来るだけ現地の方の邪魔にならないよう気を配らなければなりません。
もし私が行けず、単独や他の方と合流した場合はよろしくお願いします。


参考に、もうひとつリンク追記しておきます。
http://dragonf.web.fc2.com/m-stone-photo-gihu.html#%92%A9%92%B9%90_%96%BE%8E%D0
>そう さん

伝承ではないんですよね〜、これが。
私も未だにこういった太陽信仰の古代祭祀さながらの神事を、冬至の日にしていることに驚きました。

でも、もっとイワクラに詳しい人に聞けば他にも残ってると思います。
そんな情報がありましたらお持ちしております!
当日の早朝、真っ暗な中で現場に到達するのも困難かと思い、12月9日に下見に行きました。
といっても、たどり着いたのは夕方で、着いたとたんに真っ暗になったので、道もわかり暗い状態も同時に把握できました。
すると、すでに大かがり火の山が鳥居前の広場に立ち、暗闇の夜空に向かってそびえ立っていました。

書籍「岐阜県の祭りからII」清水昭男/著
http://homepage3.nifty.com/hitotubabunko/hitotuba_book/maturi_2_mokuji.htm.htm

によると、祭りの準備は12月の第2日曜日からとなっており、ちょうど終わったころに私が着いたようです。
現地の人にお話を聞きたかったので残念ですが、この本には聞き取り取材で詳しく書いてありました。
非常に興味深い慣わしがたくさん残っておりここで紹介しきれませんが、日迎えの神事であることがわかりました。
太陽再生のため、冬至の早朝に神聖な火がこの山に点火され大かがり火となります。


伊勢神宮(内宮)の宇治橋に立つ大鳥居。
そのちょうど真ん中から、冬至の朝日が昇ります。
この伊勢神宮でも、大晦日の日没とともに大かがり火を炊きます。
この火にあたると一年を無病息災で過ごせるといわれ、餅をあぶって食べる風習があります。

ここにも、何か共通点を感じます...


...
写真の右の札から

この鳥居は、〆(しめ)鳥居と言います。冬至の朝、日の神を祀る朝鳥明神に太陽が入ってくる門とされ、国づくり(條里制)の方位を定めた門です。

朝鳥明神は今より千五百年程前、美濃国の国づくりの基となったこの地方最古のお宮で、古代祭祀遺跡が現存する県内唯一のお宮です。

朝鳥明神の創建は四世紀ごろとされます。磐境(いわさか)を中心にこのお山が御神体で禁足地になっております。この鳥居の所より御参拝下さい。神山(おやま)には立ち入らないで下さい。
こういうお祭りが残っているんですねえ。
非常に興味深いことです。
こういったお話を聞けるのは有難い。
冬至や夏至はやはり特別なものですね。
西洋でも。クリスマスを祝うのはミトラ教の冬至の祭りを
うまく取り入れたからだと言いますし。
キリストが生まれたのがこの日とは聖書にも記載がないはずですから。
>ムモ丸 さん

クリスマスがキリストの誕生日とは無縁でも、太陽神の誕生祝祭日ミトラ祭を取り組む形で、キリスト教にとってもイエスの誕生神話に相応しい日となったようですね。


ところで、私は初めてこの冬至祭に参列させていただいたのですが、日記には書いたもののこのトピへ報告していませんでしたので少し書き加えます。

ここお祭りは縄文というより、弥生時代の太陽信仰がそのままの形で残っている点で他に類をみない貴重なお祭りだと感じました。
続く古墳時代の前方後方墳がそのイワサカの背後(冬至の太陽に対して北側)に立ち並んでいます。
もしこの冬至祭が残っていなければ、こうした時代を交差した古代遺跡が考古学上見つかっても、昔からここがお墓だったとか別の祭祀跡だったとか論争が分かれるものですが、事実は太陽復活祭祀の聖地にあやかって首長の魂の永遠なる再生を意図しての古墳群であることに気がつきます。
逆にみれば、その場所をさらに古くからの聖地としてみた場合、縄文から続いていた可能性があるということです。
ただし、現在の考古学ではそれ以上発掘調査がなされておらず確認できていません。

それにしても、ものすごいエナジーを発し続ける貴重な場所であることに代わりはありません!
またまた気づきがありましたので報告の続きをします。

冬至祭で出会った古老から詳しく説明を聞いて、古代の立体装置をしっかり見てきました。
磐境(イワサカ)は5つあり、それぞれの季節点の太陽光が差し込む仕掛けとなってます。
その手前にある2本の白木には注連縄がかけられ、やはり5本の紙垂がたれています。
これが鳥居の原型といわれ、もともとは太陽をねらう照準器の役割だといってました。

冬至の日の出は鳥居の一番右(南側)を通過してイワサカの一番左(北側)にあたります。
夏至はそのまったくその対極となり、1年でこの幅を1往復するから「一陽来復」ですね。

春秋分は5個のイワサカの真ん中で、1年に2回太陽があたります。
これで計3個。

その中間にも1個づづあり、合計5つのイワサカはこんな感じで陰陽のバランスを立体的に表現してました。

冬至→立春→春分→立夏→夏至
↑●   ●   ●   ●   ●↓
冬至←立冬←秋分←立秋←夏至

 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
     太  陽  光



上記を応用して、●と●の間を3等分すると...



冬至→小寒→大寒→立春→雨水→啓蟄→春分→清明→穀雨→立夏→小満→芒種→夏至
↑●   ○   ○   ●   ○   ○   ●   ○   ○   ●   ○   ○   ●↓
冬至←大雪←小雪←立冬←霜降←寒露←秋分←白露←処暑←立秋←大暑←小暑←夏至



5個の配列を13個にすることで、なんと二十四節気の陰陽相関図ができあがりました!!!

お祭りが現存する5個のイワサカですが、きっとどこかに13個のこんな遺跡が残ってると思います...


...
朝鳥明神の冬至祭(岐阜県揖斐川町)
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=5310

2010年12月22日のツイート 〜朝鳥明神冬至祭「日迎えの神事」と「鶏鳴の神事」
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11353

2011年12月19日のツイート 〜美濃尾張からみた赤椀の世直し/朝鳥明神の冬至祭まとめ
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11358

2011年12月20日のツイート 〜冬至のレイライン(日出:猿投山-東谷山-朝鳥明神/日入:御嶽山-金山巨石群-伊吹山)
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11382

2011年12月22日のツイート 〜朝鳥明神冬至祭2011/千早ぶる冬至の太陽神と大地母神
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11396

2012年12月20-22日のツイート 〜銀河の冬至/2012朝鳥明神冬至祭
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=19480

2013年12月22日のツイート 〜太陽新年/2013朝鳥明神冬至祭
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=19509
次回、2014年の冬至は12月22日。
その日は新月となり、旧暦では十一月朔日となる。
2014年12月22日が、新しい章のはじまりとなります。
ここ美濃では、1500年以上つづく冬至祭が朝鳥明神でおこなわれます。
冬至の朝日が昇る前の鶏鳴三声は、伊勢では式年遷宮のときのみ。
もともと伊勢の式年遷宮も、朔旦冬至におこなわれていたのでしょう。

朝鳥明神の冬至祭(岐阜県揖斐川町)
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=5310

2010年12月19日のツイート 〜朝鳥明神冬至祭「御日採り神事」
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11352

2010年12月22日のツイート 〜朝鳥明神冬至祭「日迎えの神事」と「鶏鳴の神事」
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11353

2010年12月23日のツイート 〜金山巨石群冬至の太陽観測@東の山
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11357

2011年12月19日のツイート 〜美濃尾張からみた赤椀の世直し/朝鳥明神の冬至祭まとめ
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11358

2011年12月20日のツイート 〜冬至のレイライン(日出:猿投山-東谷山-朝鳥明神/日入:御嶽山-金山巨石群-伊吹山)
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11382

2011年12月22日のツイート 〜朝鳥明神冬至祭2011/千早ぶる冬至の太陽神と大地母神
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=11396

2012年12月20-22日のツイート 〜銀河の冬至/2012朝鳥明神冬至祭
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=19480

2013年12月22日のツイート 〜太陽新年/2013朝鳥明神冬至祭
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=19509
2014年12月22日のツイート 〜【祝★朔旦冬至】2014朝鳥明神冬至祭/銀河でクロスする南十字星と北十字星
http://www.musublog.jp/blog/fuhgetsu/?entry_id=28047
【2015 朝鳥明神 冬至祭】
https://twitter.com/fuhgetsu/status/679137851800326144

今年も無事、冬至祭がおこなわれましたことをご報告します。
後ほどブログにまとめますが、まずは写真が計12枚のツイッターで。
当トピックから、コミュとして独立してみました。
縄文コミュなどで長年扱ってきましたが、知名度もかなりアップしてきて、もっと情報共有できる場が必要なのではないかと思い、久しぶりにコミュを立ち上げます。
まだ実験中ですが、mixiページやFacebookページとも連携していく予定です。

■mixiコミュ:朝鳥明神
http://mixi.jp/view_community.pl?id=6269507
■mixiページ:朝鳥明神
http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=321835
■Facebookページ:朝鳥明神
https://www.facebook.com/%E6%9C%9D%E9%B3%A5%E6%98%8E%E7%A5%9E-1159917790708460/

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