Souvenir of Canadaコミュのダグラス・クープランド Q&A / ガーディアン紙/ 13.10.07

イギリスの新聞、ガーディアンの土曜版についてくる雑誌『WEEKEND』の冒頭に毎週掲載されてる『Q&A』のお客様が今回はダグラス・クープランドでした。


Q: 今までで最高に幸せだったときは？
アートスクール。初めてアット・ホームさを感じた。
Q: 何が最悪の恐怖ですか？
『何が最悪の恐怖』かを公に知られてしまうこと。
Q: 何が一番最初の記憶ですか？
1964年の秋に家族に加わった犬をロジャーと名付けたこと。彼はとってもラブリーなブラック・ラブラドールで15年も生きたんだ。
Q: 今現在まだ生きている人のなかで誰を最も尊敬しますか？そしてその理由は？
まだ今現在生きている人を敬うっていうのはスマートな考えかどうか賛成しかねる。
Q: あなたの特性のなかでなにが一番残念に思われますか？
短気。
Q: 他の人たちには？
無知・無能。
Q: 一番恥ずかしかったことは？
もし雑誌でそれを公表したとする。だけど、僕の毎日はほとんど隠者のごとく孤立している。でも時にはうっかりシャツを裏返しに着てしまって、そんな時に買い物先でばったり兄弟のお嫁さんに会ってしまったりすること。
Q: 土地・家の他に何がもっとも高価な買い物は？
アンディ・ウォーホールのBrillo Box。
Q: 何が一番の宝物ですか？
もし『有形』のもののことを聞いているなら、どうかな、分からない。確かに僕は『Things』や『Objects』が大好きだけれど、コレっていうひとつはないな。
Q: どこに住みたいですか？
南極大陸。ほんとうに。
Q: もしスーパーパワーを持つとしたらどのような？
人々に向けて僕が腕をかざすと、彼らが神の超絶性を体験することができること。
Q: 何があなたをうんざりさせますか？
お金持ちの退屈な人たち。
Q: あなたの外見で一番嫌なところは？
特にないけど、もっと20代のころに写真を撮られていればって思う。10年間でたった2枚の写真しかないからね。僕はガリガリに痩せていて、極端にカメラを避けていたんだけど、振り返れば、けっこういい線いっていたんじゃないかって思うよ。
Q: もしあなたの生涯が映画化されるとしたら、誰があなたの役を？
タンタン。
Q: 一番好きな匂いは？
タンジェリン（日本の温州みかんに近いもの。）
Q: 一番好きな言葉は？
父が持っていた飛行艇にZULU ROMEO FOXTROTってあった。これに勝る者なし。
Q: お気に入りの一冊は？
今書いている本。本当だよ。
Q: 猫？それとも犬？
10匹ずつって言いたいところだけど、アレルギーがあるからだめなんだ。
Q: 両親に対して感謝することは？
子供の頃からじっくり内観視させたこと。例えば父は何一つ僕に聞いたことがなかった。なにも。これのおかげで自分の考え方の方向性が自分で見つけられたってことかな。
Q: 誰に対してもっとも申し訳なく思いますか？なぜ？
僕が書き始めたころ、たくさんのヒドいアドバイスを受けたんだけど、たいして知りもしないのにCheesed Off（ちょっと意味が不明なので分かり次第アップします）して。まぁ、いいや。なにが僕に出来たっていうわけ？　次。
Q: LOVEってどんな感じ？
砂糖が紅茶に溶けていく感じ。
Q: 一番最悪の仕事だったのは？
大小会わせて20ぐらいの仕事をしたけれど、いやだったことは特にないな。嫌気がさす前にきっと辞めていたんじゃないかな。
Q: 最後に泣いたのはいつ？そしてなぜ？
昨日。『Our Town』の最後のページを読みながら。
＊http://en.wikipedia.org/wiki/Our_Town
Q: どんな風にリラックスしますか？
冬に浜辺を歩く。その他の季節はゆっくり古い森のなかを海岸に向けて歩く。
Q: あなたの生活を向上させるものがひとつあるとしたら、なに？
なんでもいいから時差ボケをどうにかしてくれるもの。
Q: なにがあなたを一晩中眠れないようにしますか？
低すぎ・高すぎのまくら。どこかに僕にぴったりの枕ってないものだろうか？
Q: あなたのお葬式で流す曲は？
60年代のバンド、Brass Ringの『The Disadvantages Of You』なんてひどいタイトルだ。これはまだタバコのコマーシャルが堂々とテレビで放映されていたころにBenson&HeadgesのCMで使われていたんだ。あとはHerb Alpertの『Jerusalem』。

朝、まだ半分寝ぼけている状態で書き起こしたため、？？？な点もあるかと思いますが、ひとつよろしく。