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高慢と偏見 好きな方コミュのアナザー・カントリー

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とても良くできた映画でした。
少しシリアスに感想を寄せてみます。

すばらしい映像美。
はじまりの湖の青さ、すごい。

嘆美的な映像美の中、パブリックスクールの高貴さと閉塞感、美男子の美しさ、精神の崇高さ、権力闘争、全て嫌みなく描かれていました。
登場人物が皆、理路整然としているから、物事が実に鮮やかに展開していきます。

そして、映像美に負けない位まっすぐな人間の信念と友情。
トミー・ジャド(コリン)の自分の信念を持ち、その道へストイックに淡々と磨き掛ける姿がいい。
冷静である意味できがあがってるけど、でもその頑なさにちょっと青さも感じてしまいます。
でも体制へ鋭く切り込む批判や、一歩先を読む物事への洞察力、異端的な発言の数々は、十分に楽しませてくれます。
そして、トミーのガイ・ベネットに対する友情の育み方がとても素敵です。
映画の進行と共に、緊密になっていくのがわかります。

お互い主義や趣向、信念が違ったとしてもそこは個人主義の国、お互い押しつけず、同感はしなくても理解し認め合っていく。
トミーは、友情においても、知的で鋭い助言を連発し、間違いは潔く認める感性を持ち、ここぞという時は相手を助け(ここは約束を果たすという意味もある)、そして苦境に陥れば擁護し慰める。


亡命後、老人となったガイ
つまり英国とその支配体制へ反逆した人間が、パブリックスクール、ハーコート、そしてトミーと一緒の写真と共に生きていく。
もはや戻られず、会えないものであることが、すごく寂しく、かつその思いは温かい。
人生の中で、重要な出会いとは希有であり、その後の人生を支えていくのだと感じさせました。
人間って孤独を生きれるものなんだ。切ない。


そして、冒頭のガイのセリフが再び頭の中に響くんです。
「反逆も忠義も相対的なものだ。何に対する忠義か、何に対する反逆かが問題さ・・・。」
成功への道を踏み外した者が、その道を順調に駆け上がっていく同級生達への闘争を続ける。優秀な者達の究極の争いであるが故、英国体制への反逆という行為となったとして、その行為のみを責めるべきか・・・。
むしろ、若かりし時、ガイを約束された人生から簡単に引きずりおろし、ガイという人間への忠義を果たさなかった裏切りこそ反逆であったと感じる・・。

そして、そのときもそばで擁護し、静かに慰めたトミー。

ガイの英国への反逆とは、
つまりは、トミー・ジャドへの忠義であった。


深い映画です。
既に、何度も見てしまいます。
そして、その度に新たな発見をし、また解釈も異なってきています。


コリンはとても役にはまっていました。
声も、演技もしぶい・・・。
これは高慢と偏見よりすごい。

どうも同性愛で有名な映画みたいですけど、ジャドはノーマルですから大丈夫です。ストイックさが、しびれます。

コメント(6)

よかったでしょう?きれいだったでしょう?

ガイとハーコートのメッセンジャー役のウォルターがかわいいと思いませんか?
ウォルターがいいとは気づきませんでした。(名前が出てきたは印象あります・・・)早速見直してみますね。

最近映画見まくってまして、大忙しです。
でもそんな中でも、アナザーカントリーが秀逸という評価は揺らぎません。

1960年生まれってすごくいっぱい良い俳優がいますね・・・。コリンしかり、ヒューグラント、ケネス・ブラナーしかり・・・。
演技派が多く、実力も亀甲してるし、同じような年代の俳優達がよく一緒の映画でてるので、うれしい発見が多くて楽しいです。
コリンって185cmも身長があるんですね。今日発見してしましました。地味に6フィート1インチをcm換算して・・・。
(ちなみにヒューは180cmだった)
余談ですが、
アナザーカントリーのガイ役のルパート・エヴェレットは1959年生まれです。
ルパートは、アナザーカントリーの舞台での初代ガイ・ベネット役をしていて、そのまま映画に抜擢。
(彼は「'89年ゲイであることを告白している」そうです・・・)

ルパートの後、舞台でガイ・ベネット役をしていたコリンを、ルパートが見て、コリンをトミー役に推薦したようです。
あぁ推薦してくれてよかった〜。
ラブアクチュアリー、知り合いの英会話教室のスタッフから借りようと思ったら、先約が。教師のケリーが先だって。
私がコリンのファンだって言ったら
「He's so handsome!」ってうっとりしてたわ。彼女もファンらしい。
ケリーが見終わる待つくらいなら、レンタルしに行った方が早いか・・・。
コリンって外国人から見てもかっこいいんですね〜。
どこの国の人から特に人気あるんでしょうか?イギリス人からはもちろんでしょうが・・・。

ラブアクチュアリーは、クリスマス前に見るのが良いと思います。今がちょうどいいかも・・・。
有名な俳優が多く出ているんで、楽しいです♪
この前『恋に落ちたシェークスピア』を見直していたら、
ルパート・エヴェレットが出ていたような気がして、気になっていました。
↓日記10位のところ・・・。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=262249824&owner_id=6726378

するっていと、とあるブログでやはりルパートが出ていたことが判明(☆ ☆)やっぱり〜
この映画キャスト豪華極まりないですよね〜。楽しい。
http://konomachidaisuki.blog.ocn.ne.jp/kissamegane/2005/12/post_c538.html
シェイクスピアの代わりに間違って殺される役の人だと思います♪(あぁちょい役で贅沢〜)

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