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ピークオイルコミュの天然ガス/ガス版OPEC

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ガス版オペックはあるのか


◆困難な理由◆
・価格フォーミュラに規定された長期契約が主体
・世界市場が形成されておらず、米、欧、アジアに分断
・パイプライン等インフラ依存が高く資本集約的で、価格維持のための減産は投下資本の回収を妨げる
・発電では原子力など他のエネルギーと競争環境にある

◆経緯◆

▼2001年
ガス輸出国フォーラム(GECF)結成
ロシア、カタール、アルジェリア、インドネシア、イランなど15カ国。ノルウェーがオブザーバー。GECFで埋蔵量の73%、生産量の41%(OPECは、72%、42%)

▼2006年1月
ロシアとウクライナが天然ガス価格をめぐり紛糾し、西欧向けの供給が危機に瀕するという事件が発生した際、西欧のメディアは、ロシアが他の天然ガス輸出国に呼びかけてOPEC(石油輸出国機構)と同じようなカルテル(いわゆる「ガスOPEC」)を結成するのではないか、と騒ぎ立てた。

▼2006年3月
プーチン大統領がアルジェリアを訪問
Gazprom とアルジェリア国営石油会社Sonatorach が協力協定を締結

▼2006年6月
Gazpromとリビア国営石油会社が協力協定を締結
GazpromのCEOがイラン石油副大臣と会談し、共同プロジェクトの具体化に合意

▼2007年1月
ロシア政府高官がイランを訪問
イランの最高指導者ハメネイ師がガスOPECの結成をロシアに呼びかけ

▼2007年2月
プーチン大統領がカタールを訪問
プーチン「カルテルは別問題である」
カタルのアッティヤ副首相兼エネルギー相「ガスOPECは時期尚早である」


▼2007年4月9日
カタールのドーハで、ガス輸出国フォーラム(GECF)開催
ベネズエラのみカルテル創出を提唱

▼2008年4月28日
テヘランで、ガス輸出国フォーラム開催
ガスOPECの定款を検討した。この決定の最終情報はモスクワで、GECF諸国のエネルギー大臣レヴェルですでに今年の夏にも行われることになっている。

▼2008年9月末
実務者レベルで会談か?

▼2008年10月21日
イランのノーザリ石油相、ガス版OPECの設立に向け合意したと発表


◆参考◆

▼天然ガス輸出国カルテル(ガスOPEC)構想の行方 前田高行
「石油文化」2007 年2 号
http://www.k3.dion.ne.jp/~maedat/ronso2007IImaedagasopec.pdf
▼「ガスOPEC」の経済的プラスと政治的マイナス
2007.2.8
http://jp.rian.ru/analytics/economics/20070208/60412438.html
▼ガスOPEC:ガスパイプライン建設計画にできるか?
2008.5.2
http://jp.rian.ru/analytics/economics/20080502/106381764.html
▼天然ガス市場:ガス版OPEC構想−その実効性は?
JOGMEC 石井彰 2007.2.21
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=0702_05_ishii_gas-opec_r.pdf&id=1585
▼ガス輸出国フォーラム・ドーハ会議結果:ガス版OPEC設立は当分ない
JOGMEC 石井彰 2007.4
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=0704_03_ishii_gas_opec_r.pdf&id=1641
▼ロシアの「ガスOPEC」計画懸念 2008.4.29
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/079073e53c39fadabae0c45835d94f05/?ymd=200804&st=0
▼ガスOPEC(天然ガス輸出国カルテル)は生まれるのか?(全2回)
2007.3.11
http://blog.goo.ne.jp/maedatakayuki_1943/e/636ec3d2eb460371c824c60c508154b4
http://blog.goo.ne.jp/maedatakayuki_1943/e/2db077915f246798765818293c9ed646
▼Qatar Shows Interest In Natural-Gas Cartel
http://online.wsj.com/article/SB117132742534806539.html?mod=home_whats_news_us
▼Gas OPEC: A Stealthy Cartel Emerges
http://www.heritage.org/Research/EnergyandEnvironment/wm1423.cfm

コメント(56)

(4/6)三菱自、天然ガスで走る軽自動車 環境対応車の基準満たす

 三菱自動車は6日、圧縮天然ガス(CNG)で走る軽自動車「ミニキャブCNG車」を発売したと発表した。車体に容量81リットル分のCNG容器を積んでおり、満タンまで充てんすると約290キロメートル走る。ガソリンを使うベース車の「ミニキャブバン」と比べ、走行時の二酸化炭素(CO2)の排出量が約 15%少なく、燃料費も100キロあたり100円ほど安く済むという。

 エンジンの排気量は660cc。二輪駆動式で3速の自動変速機(AT)を搭載する。価格は乗車定員が2人のタイプが213万8850円、4人のタイプが 216万7200円。「ミニキャブバン」より約100万円高いが、環境対応車の基準を満たしているため、免税措置と補助金の交付で実質的な上乗せ分は50 万円程度になるという。発売から1年で合わせて90台の販売を目指す。

http://car.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=AS3K0600I%2006042009



補助金いれても差額50万円。10万キロ乗っても、燃費で浮くのは10万円。
インフラの悪さも考えれば、まだまだやなあ。
カタールに世界最大のLNGプラントが完成したようです。
ドーハの北60キロに位置するQatargasIIのLNGプラントの完成式典が6日に行われました。
今回は第4トレーンが完成し、生産能力は780万t/年と、従来設備の1.5倍で世界最大のLNGプラントである。資源価格高騰や労務費の上昇などで建設コストは大幅に上昇し、完成は予定より一年以上遅れていた。予定では同規模の第5トレーンが今年後半に作られる予定。

・ 第4トレーン:国営Qatar Petroleum(QP) 70%、ExxonMobil 30%
・ 第5トレーン:QP 65%、ExxonMobil 18.3%、Total 16.7%

Qatargas?はQP、ExxonMobil、Total、三井物産、丸紅による合弁で3基のトレーン(第1−3)、合計970万トン /年の能力で稼働中。
Qatargas?第4トレーンの完成で、同国のLNG能力は約3900万トン/年に拡大するが、Qatargasおよび別のLNG企業 Rasgasの拡張分を含むすべてのプロジェクトが完了(現状では2012年予定)すれば約7700万トン/年にも及び、供給余剰になるとの見通しもある。  近年の景気後退を受けて、今後のガスの需給動向によっては、プロジェクトの実施計画について見直しがなされる可能性もある。

IEEJより
天然ガス供給「保証できぬ」 露大統領 −産経新聞−
http://bizex.goo.ne.jp/news/m20090523029/

ロシアのメドべージェフ大統領と欧州連合(EU)議長国チェコのクラウス大統領らEU首脳は22日、ロシアの極東、ハバロフスクで会談した。会談後の共同記者会見でメドべージェフ大統領は、欧州への天然ガスの安定供給について「保証はできない」と述べ、隣国ウクライナの財政難が再び供給停止の原因になりかねないとの見方を示した。

Content above is subject to our fair use notice.
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32531704&comment_count=0&comm_id=1322211
しょうへいへいさん


ウクライナはガス代払ってませんからね。契約すぐ無視するし。
しかし、プーチンと親米と言われるティモシェンコ首相が、テーブルの下で握手をして喧嘩しているのは有名な話。
外交交渉を見据えた、パフォーマンスでしょう。
ぬりさん


>ウクライナはガス代払ってませんからね。契約すぐ無視するし。
メドベージェフ大統領も、「私たちは義務を果たすのに何の問題もないが、ウクライナのガス料金の支払い能力に疑問がある」って言ってますからね。

EUがウクライナの肩代わりをすることもあり得るのでしょうか?
あるいはウクライナもそれが狙いだったりして。EUに加入出来ない腹いせみたいな。

>外交交渉を見据えた、パフォーマンスでしょう。
ロシアも軍事パレードというパフォーマンス!?が活発化してますからね。
テーブルの下では誰と握手しているんでしょうか?
しょうへいへいさん

EUはウクライナのことを基本的に信用していないと思うので、ないと思います。

自己防衛として、ここ数年でガス備蓄設備を数か月分確保しているので、前回ガス圧を下げられたときとは違い、今回供給に困った国はブルガリア等の備蓄がない一部の国だけでした。ロシアもそれを分かって、今回の供給停止に踏み切ったものと思われます。

握手しているという指摘をしたのは、プーチン首相とティモシェンコ首相のことです。
世界の天然ガス3割が北極圏に −朝日新聞−

世界でまだ発見されていない天然ガスの30%、原油の13%が北極圏にあることが、米国とデンマークの研究チームの推移で分かった。大半が開発が容易な水深500?より浅い海底にあり、北極海の沿岸諸国の間で争奪戦に影響する可能性がある。これまで埋蔵量はいずれも約20%と言われていた。29日付けの米科学誌サイエンスに発表する。
米地質調査所などの研究チームは、北極圏の米アラスカやノルウェー、ロシア、カナダなどの沿岸の69地域で、地質の構造や年代などから原油や天然ガスが産出する条件が揃っているかを検討。うち49地域に天然ガスや原油が存在する可能性があり、各地域の推定埋蔵量を計算した。
この結果、北極圏には計1547兆立方平方フィートの天然ガスが存在すると推計。大半がロシアになる。最大規模の埋蔵地はアラスカ沖のほか、ともに領海と主張しているノルウェーとロシアの沖合にも広がっていた。
一方、未発見の原油は、830億バレルと推計。最も多いのは、アラスカ沖合で、埋蔵量は約280億バレルに上るとみられている。ただ、世界で確認されている埋蔵量(08年末)の1兆3千億バレルに対し、少なく市場への影響は小さいと見ている。

Content above is subject to our fair use notice.
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32531704&comment_count=0&comm_id=1322211
ロシア、ガス供給停止を再び警告 ウクライナが支払わなければ
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090605D2M0503005.html

 【モスクワ=坂井光】ロシアがガス供給を巡り、またウクライナへの圧力を強めている。5月分の支払期限である7日までに送金がなければ同国を経由する欧州向けのガス供給を停止すると警告した。ウクライナは支払う意向だが、2国間のガス紛争に巻き込まれる形で供給不安が常態化しかねないことに欧州諸国は危機感を強めている。

 ロシアのプーチン首相は3日、訪問先のフィンランドで支払いが遅れれば「6月末から7月初めにもウクライナ経由のガス供給が止まるかもしれない」と発言した。一方、インタファクス通信によると、ウクライナのユーシェンコ大統領は5日、「本日中に代金(約5億ドル)を支払う」と述べた。

払ったのかな??
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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成21年(2009年)6月8日(月曜日)
         通巻第2621号 
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 世界資源戦争の新局面 ガス争奪戦の巻
  中国、プーチンの苛立ちを横目にトルクメニスタンへ30億ドルを貸与
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 アシガバード政府(トルクメニスタン)は中国から30億ドルの融資を受けると公式に発表した(AP速報、6日)。

「トルクメニスタンのアフガニスタンとの国境近くにヨロタン鉱区(天然ガスが吹き出している)では6兆立方キロ・メートルのガス埋蔵が確認されている。『向う百年間、毎年500億立方キロのガスを供給できる』とベルディムハマドフ大統領は胸を張っている」(ワシントンポスト、6月6日付け)。

 トルクメニスタンという謎の国は、いまも鎖国中だが、独裁者ニヤーゾフの怪死以後、すこし風向きが変わった。

 第一にカスピ海沿岸のガス鉱区からはロシアだけにしか流通ルートがなく、従ってトルクメニスタンは長らくロシアの「家来」だった。ガスの値決めも、一方的にロシアが通告するだけだった。

 第二はトルコのジェイハン港へ西側がパイプラインを通したため、カスピ海の対岸アゼルバイジャンまで海底パイプラインを敷設すれば、ジェイハン・ルートに合流が可能で、待望の西側へ出せるという強い衝動が拡がっていた。現在カスピ海の別の鉱区開発をマレーシアのメジャー「プルタナス」などが行っている。
 
 第三にイランへの供給が始まり、距離的には一番近く、ロシアへの強い桎梏から逃れられる。イランはイランで、南へ向かうパイプラインを隣のパキスタンへつなぐIPルート(イランとパキスタンの頭文字をとって「IPルート」という)にも動き出した。これも背景には中国がある。パキスタンのグァイダール港からパキスタンをパイプラインを敷設してカラコルムを通過させ、新彊ウィグル自治区まで繋ぐ。

 そしてトルクメニスタンの懸案だった「ロシア以外」のルートが中国向けガス供給である。

 トルクメニスタンからカザフスタンを通過して、えんえんと7000キロのパイプラインは中国へ向かうが、年内に工事が完成予定。
このルートから年間500億立方キロのガスが中国へ向かう。これは25年の長期契約で、そのために中国はトルクメニスタンへ30億ドルを融資する(つまり、先払い)。

 豪ではリオ乗っ取りに中国は失敗したが、世界各地の資源鉱区あさりは続いている。
U.S. Gas Fields Go From Bust to Boom
http://online.wsj.com/article/SB124104549891270585.html

シェールガス等の非在来型ガスの埋蔵量・生産量が急拡大しています。

DoEは、米国内の石油生産も急増するという予測に路線変更しました。

アメリカは今後エネルギー依存度を急激に下げることができるのでしょうか。
IMFの09年予測で断トツ1位 カタール経済“絶好調”のなぜ
ダイヤモンド・オンライン7月 7日(火) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合
 世界経済に逆風吹きすさぶなか、中東の小国、カタールがひとり好調だ。IMF(国際通貨基金)の2009年実質GDP成長率予測(4月予測)では、対象182ヵ国中、断トツ1位の18%。さすがにこの数字は高過ぎるとの見方が多いが、他機関の予測でも10〜15%と、BRICsや近隣湾岸諸国を大きく引き離す。

 原動力は、天然ガスの輸出。その埋蔵量は世界2位、液化天然ガス(LNG)の輸出量では1位を誇る。天然ガス価格は昨年ピーク時から6月時点で約3分の1に下落しているのだが、「取引は長期契約が主であるため、原油に比べ影響が小さい」(ジェトロ中東アフリカ課の池田篤志氏)のだ。

 この“ガスマネー”を元に、国内では活発なインフラ投資が行なわれている。「昨年秋以降、多少沈静化してはいるが、世界不況の影響はあまりない」(吉葉晃彦・丸紅環境インフラプロジェクト部副部長)。丸紅は早くから参画していたエネルギー関連に加え、送電線敷設と下水処理施設で昨年計530億円を受注した。今年3月に出張所を開設した三菱東京UFJ銀行によれば、「エネルギーだけでなく、通信や石油化学など至るところからビジネス需要が出てきている」(今井重紀・国際企画部中東北アフリカ部長)という。

 世界不況の影響をまともに受けて失速したドバイと異なるのは、“実需を受けた投資”であることだ。02年に65万人だったカタールの人口は、今年165万人にまでふくれ上がっている。うちカタール人は20万人程度で大部分は海外からの流入だが、受け皿としてのインフラ整備は必須なのだ。

 今後のカギを握るのは、言うまでもなくエネルギー価格の動向だ。カタールでは10年までに5基、12年頃までにさらに1基の巨大LNGプラントが稼働予定で、これらが稼働すれば世界のLNG輸出の3割を占めることになる。現在主力のアジア向けに加え、米国・英国などへの輸出拡大を目論むが、米英の場合は長期契約ではなくスポット取引が多いため、「今後2〜3年は収益が上がらず、逆風となる可能性」(野神隆之・石油天然ガス・金属鉱物資源機構上席エコノミスト)もある。

 だが世界的に、環境負荷が小さく石油よりも安価な天然ガスへのシフトが進んでおり、「長期的には需要は強含み」(野神エコノミスト)だ。“天然ガス大国”の強みは、ますます増しそうである。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 河野拓郎)
Thunder Hawk field onstream

Production has begun from the Murphy Oil-operated Thunder Hawk field in the US Gulf of Mexico. The Thunder Hawk field production unit has capacity to process 45,000 b/d of oil and 70 MMcf/d of natural gas (approximately 0.7 bcm per year).

13 July 2009, Offshore News
■天然ガス、需要点火せず(商品部記者 山下和成)
 「100年に一度の経済危機」を受けて米国の天然ガス在庫が史上最
速のペースで積み上がっている。このままでは11月から始まる冬場
の需要期を前に貯蔵能力の上限に達する可能性も出てきた。ニュー
ヨーク市場の先物価格も7年ぶりの安値圏に沈んでいる。天然ガス
はアジア市場では冷却されて液化天然ガス(LNG)として売買さ
れるが、米国の荷余り感はアジアの市況にも波及しそうだ。
 → http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/shikyou/shi090901.html
天然ガス増産を確約=イラン石油相候補

* 2009/09/04 10:04
* [エネルギー]
* [時事通信社]

 【テヘラン・ロイターES=時事】イランのアハマディネジャド大統領が次期石油相に指名したミルカゼミ商業相は3日、同国議会で、大臣に就任した場合の目標として、天然ガスの増産を行うことを確約した。閣僚候補に対する議会の信任投票は数時間後に実施される。
 ミルカゼミ氏など一部の閣僚候補に対しては、経験不足との批判が出ている。
 ミルカゼミ氏は「わたしの計画の主要目標は、最新の技術を使い、ガスと石油化学製品の増産を行うことだ」と述べた。また「競争相手のスピードを考慮すると、われわれは新技術を使う必要がある」と付け加えた。
ガス生産国フォーラム、ロシアが主導へ
2009/12/10 16:45[エネルギー][時事通信社]
 【ドーハ・ロイターES=時事】ロシアのエネルギー省が9日発表した声明によると、当地で開かれた「ガス生産国フォーラム」(GECF)の会合で、レオニード・ボクハノブスキー氏(ロシアのエンジニアリング企業ストロイトランスガスの副社長)がGECF事務局長に選任された。
 カタールを拠点とするGECFは11の天然ガス生産国の集まりで、加盟国全体のガス埋蔵量は世界の埋蔵量の70%程度を占める。2009年に世界的な需要減退を初めて経験したが、今後数年間は、米国のガス生産の急増を主因に先例のない供給過剰に直面し、厳しい情勢になるとみられている。
 ロシアのシュマトコ・エネルギー相は同会合の際、記者団に対し、GECFの目先の優先事項はガス価格の安定化だと語った。
ExxonMobil shifts strategy with XTO takeover
ExxonMobil has signalled a significant shift in strategy with a deal to pay $31bn (£19bn) in stock for XTO Energy, which will give the world's biggest publicly listed oil company a large position in domestic natural gas.
http://www.ft.com/cms/s/9c10e888-e8b9-11de-9c1f-00144feab49a,s01=1.html


エクソンモービルが米国の非在来ガス等でナンバーワンのXTO社を買収する(決定?)とのこと。
今朝の日経には住商も非在来ガスに手を出したということでした。

ASPO-USAでは、シェールガスの生産減退の早さ(一年で6割減)や埋蔵量見積もりの甘さについての議論があり、物議をかもしました。アメリカの非在来ガスのポテンシャルはいかほどなんでしょうか。
XTOの回答

XTO bid answers questions on Exxon strategy
ExxonMobil's move to buy XTO Energy answers the question investors and analysts have been asking about the strategy of the world's biggest listed oil group over the past couple of years.
http://www.ft.com/cms/s/746931fe-e8e2-11de-a756-00144feab49a,s01=1.html
非在来型ガスの定義はあいまいですが、シェールガスの埋蔵量はアメリカ、多いですよ。最近(今年)、見直しされて可採埋蔵量がいきなり50%増えました。
可採じゃない埋蔵量自体は、アメリカで確か300Tcfくらいと予想されていると思います。世界全体の20%ほどで、このうちのほとんどがテキサスのバーネットシェ−ルです。
K★☆Tさん


釈迦に説法でしょうが、他にご覧になっている方もいるでしょうから、少し書きます。

米国ではパーマビリティにより法的な定義がされ、税制優遇等がありましたよね。
ある専門家によれば、ハイドロトラップでないガスということもできるかもしれませんが、今は「水平掘りのハイドロフラクチャを使わないと採算が取れないガス」と定義しても良いかもしれません。そうすると、メタンハイドレートが入らないですが、まだ商業化されてませんしね。

今年6月のPotential Gas Committeeのレポート
http://www.mines.edu/Potential-Gas-Committee-reports-unprecedented-increase-in-magnitude-of-U.S.-natural-gas-resource-base

によれば、シェールガス埋蔵量は616Tcfとなってますね(米ガス全体は2074Tcf。ガス埋蔵量自体はハイドロフラクチャが増えてきてから、ずっと増えていると思います。
バーネットの生産量はダントツですが、埋蔵量は26Tcfという数字があります。
個々のガス井の減退率が早く、数年で使い物にならなくなってしまうので、自転車操業になってしまうほか、現在のガス価格レベルで採算が取れる井はかなり少ないという分析もされています。


http://aspo-usa.com/2009presentations/Art_Berman_12_October_2009.pdf


EIAの生産見通しは、American Clean Sky Foundationというチェサピークやピケンズがバックにいるガス業界団体の見通しを採用しているので信用できませんし、今年O&G Jででた生産見通し論文も、かなり高価格を想定しているように見えます。

IEA WEO2009では、劇的な増産という見積にはなっていませんでした。私もこの程度かなと思っています。
●OPEC同様のカルテルに移行も=ロシア主導のガスフォーラム
http://members.kankyomedia.jp/news/20091216_7440.html

ロシアが主導する「ガス生産国フォーラム」(GECF)のレオニード・ボハノフスキー事務局長は15日、記者会見に応 じ、GECFがいずれ石油輸出国機構(OPEC)と同様のカルテルに移行する可能性があるとの見解を示した。同事務局長は、将来的に協調行動を行う可能性 を否定しなかった。ただ、「この組織のガス・カルテルへの移行についてまだ議題に上っていない」と述べた。
釈迦に説法だなんてとんでもないです。いつもこのコミュニティを楽しく拝見させて頂いています。特に政治や経済には疎いので、色々とご紹介の記事は参考になります。パーミアビリティによる税制の優遇も知りませんでした。

非在来型のガスですが、定義があいまいというのは昔非在来型ガスと言われたタイトガス、コールベッドメタン、ディープウォーターなどは今はもう非在来型と在来型の境界線あたりで、シェールガスも近いうちには非在来型ガスとは言われなくなるのではないか、という意味です。

埋蔵量と日本語で言うときは、それがProved Reserveを指しているのか、Resourceを指しているのか時々微妙ですが、Reserveは生産会社にとっては資産にあたり、投資家が厳しくチェックしているので意図的に多くまたは少なく見積もったりすることはありません。もちろん正確であるかというと、そんな保証がないことはこのコミュニティの方ならご存知だと思いますが。。。
Resourceはもうちょっと科学的な側面があるので、見積もる学者により値は大分変わってきます。そしてResourceと言ってもRecoverableとTotal Resourceとあり、Recoverable resourceはガスの値段、生産技術によりまた変わります。

ReserveはアメリカのEIAでデータを見れます。それによるとシェールガスのProved reserveは22Tcf(2007年)から33Tcf(2008年)と50%増えました。このうちの6割がテキサスにあり、この中の大部分(すいません、数字は今分かりません)はフォートワース盆地のバーネットシェールです。

Resourceの方は先週コペンハーゲンで発表された非在来型ガスに関するレポート(Kuuskraa & Stevens)によると、シェールガスのEndowment resourceがアメリカが3760Tcfでカナダが1380Tcf、Recoverableはそれぞれ475Tcfと240Tcfとなっています。

生産の減退率ですが、一つの井戸からの生産はExponentialに減退するのでとても早いです。テキサスでの平均は大体1年から1年半で生産が60%落ちますが、ガス田自体が減退しているわけではありません。これはパーミアビリティがとても低いために井戸の間近にあるガスしか吸いとれないためで、この理由からタイトガス、シェールガスは普通のガス田と比べて何十倍もの密度で井戸を掘る必要があり、操業コストも何倍もかかります。
K★☆Tさん

おお、さすがですね。
ディープウォーターも非在来型と言われていたんですか?知りませんでした。
時間がたてば、「非在来」という意味は薄れて行きますから時間の問題かもしれませんね。
カナダのオイルサンドも、非在来型石油というものの、普通の石油埋蔵量としてカウントする場合が多くなってきました。
ただ、やはり、採掘方法の違いは大きいと思います。


Bermanの分析では、バーネットのある井について、2007年時点での見積もりと、2009年時点での見積もりの差を示し、想定以上に減退率が高く、可採量のReserveを下方修正した例などを示し、採算割れの井が多くなるのではという事でした。

2012年ごろまで、カタールやオーストラリアからのLNG輸出能力が過剰気味になると予想されています。そことの値段の勝負になるでしょう。


>Reserveは生産会社にとっては資産にあたり、投資家が厳しくチェックしているので意図的に多くまたは少なく見積もったりすることはありません。


たいていは、投資家の反応をにらみながら、生産会社ごとのR/P(可採年数)を一定水準以上(中国なら10年とか、中東なら25年とか?)に保ちつつ、収益と開発のバランスを保とうとすると思います。ウソをつくリスクは高いですが、実績が十分とはいえないシェールガスの埋蔵量見積もりで、過大気味になることは大いにありうることかと思います。未知でリスクがあるからこそ、投資する価値があるとも言えますが。

少なくとも、最近の見積もり増は、ちょっと大きすぎるかなと感じています。

もちろん、リグごとの減退率が大きいからといって、ガス田全体の生産量が急減するわけではありません。
リグの使用年数が短い、個々のリグでの生産量が少ないということは、最初の初期投資さえちゃんとすれば長年にわたりドル製造マシンとなる従来の油田・ガス田とは、イメージがすこし違うと思います。

シェールガス等を採掘するのに使われている、いわゆる"frac"(hydrofracturing 水に砂とポリマーを混ぜたものを、ガスを含むが浸透率の低いシェール層に突っ込み、ポリマーと砂で空隙を支持することで、回収率を上げる技術)は、どうしても長く続かないですよね。

ここ1年くらいは、地下水汚染の懸念払拭の活動が顕著で、地下水保護委員会(GWPC)も、問題ないレポートを出しています。


K★☆Tさん

Kuuskraa & Stevensのレポートはどこにあるかわかりますか?
reserveの見積もりはオペレーターだけでなく、パートナー、サードパーティと一緒に、そして必要なテスト、提出に必要なデータ等決まっているので、意図的にウソをつくことはないと思います。何年か前にある会社は計算のミスが後で分かり、株価が暴落したことがありますが。

Fracが長く続かない、というのは良く分かりませんが、生産が長持ちしないという意味ですか、それとも技術が廃れていくということですか?Fracturing自体は50年以上も前にソ連で行われて以来、最も効果的なStimulation methodの一つです。

Reportのタイトルは"Worldwide gas shales and unconventional gas: A satus report"で著者は Vello A. Kuuskraa and Scott H. Stevensですが、いまのところインターネットでは手に入らないようです。

Drilling/Completionに伴う地下水汚染はとても問題になっていますね。もしかしたら新しい規制に関する法案が通るかもしれません。ロイターに興味深い記事があります。
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BG0OA20091217
もちろん、意図的という意味ではないです。Bernet以外ではまだ実績が少ないので、チャレンジングになると、投資や見積もりは甘めになるんじゃないか、という読みです。

長く続かないというのは、普通の油田の抗井より、リグあたりの生産時間が短いという意味です。
そういった手法で生産されるガスの割合が増えて行くと、エネルギー業界でのお金のまわり方が変わっていく(すでにかなり変わっているんですが)だろうなということです。

レポート、私も探したんですけどネットでは見つかりませんでした。有償で手に入れる方法はありますか?


ロイター記事の紹介、ありがとうございます。
■「液化ガス価格の伸びが鈍化」
2009年11月27日付
http://lenta.ru/news/2009/11/27/tariff/
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生活用の液化ガスの小売価格の来年度の価格上昇は15パーセントほどにおさまる
見込みだ。これは連邦公共料金庁が発表したものだ。

付加価値税抜きの1トンあたりのガス価格は6613ルーブルになるものとみられる。
2009年の値上げ幅は28パーセントで、2008年の値上げ幅は30パーセントだった。

液化ガスはガスパイプラインの幹線から外れた地域における主要な燃料源のひと
つだ。農村地域の都市ガス化率は45パーセント未満にとどまっている。

政府が承認した「経済危機に対応した公共料金計画」によって2010年における消
費者向けガス価格の価格上昇は26.6パーセントとなる見込みのはずだった。

しかし、消費者向けのガス価格は結局27.4パーセントの上昇となり、産業向けの
価格が26.5パーセントになる見込みだ。

なお、2011年には平均で15.7パーセント、2012年には15.1パーセント上昇する見
込みだ。
豪ウッドサイド、「プルート」探査井でガスの兆候確認
2010/01/26 09:34[エネルギー][時事通信社]
 【シドニー時事】オーストラリアの石油・ガス生産大手ウッドサイド・ペトロリアムは20日、同社がオペレーターを務め、50%の権益を保有する「WA−404−P」鉱区のノブリージ探査井で天然ガスの兆候を確認したと発表した。同社は、西オーストラリア州の北西沖海底ガスプロジェクト「プルート」の第2トレイン向けの原料ガス探査を進めている。
 同社は同探査井をさらに掘り進めてからガス田としての全体的な評価を行うとしている。
カタール、LNG生産が年内に7700万トンに=エネルギー相
2010/01/27 16:54[エネルギー][時事通信社]
 【ドーハ・ロイターES=時事】カタールのアティーヤ・エネルギー産業相は26日、同国の液化天然ガス(LNG)生産は年内に目標の年7700万トンに達するとの見通しを示した。
 同相によると、英オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルのパールGTL(ガス・ツー・リキッド)事業フェーズ1が年内に稼働する見通し。現時点のカタールのLNG生産は年5400万トン。
セノロ天然ガス事業「70%は輸出」=開発企業幹部−インドネシア
2010/03/12 10:09[エネルギー][時事通信社]
 11日付のビスニス・インドネシア紙(1面)によると、日本向け液化天然ガス(LNG)輸出事業に計画されてきたセノロ・ドンギ天然ガス事業(中スラウェシ州)について、ガス田を開発する民間石油メドコ・エネルギー・インターナショナルのパニゴロ筆頭監査役は10日、「政府が70%の輸出を許可すると聞いている」と述べた。決定は近く発表されるという。
 同監査役は、輸出に関しては「少なくとも3社が関心を示している」とも述べた。
 同事業をめぐっては、2009年6月にカラ副大統領(当時)が国内供給優先への方針転換を表明。政府は国内購入者の調整を行っているが決定していない。事業者と購入の基本合意を締結した中部電力と関西電力のうち、関西電力が撤退したが、輸出の可能性はまだ残っており、判断はブディオノ副大統領に一任されている。
 同監査役によると、セノロ・トイリとマチンドック(ドンギ・ガス田)両鉱区の日産量は推定で計3億立方フィート。またLNGを生産する場合、プラント建設には3年間を要する。両鉱区のうち、セノロ鉱区ではメドコと国営石油プルタミナ2社が天然ガスを採掘する。
 別のデータでは、両鉱区での産出量は最大水準で同3億3500万〜4億立方フィート、15年間の供給が可能との推計もある。
 一方、ダルウィン・エネルギー鉱物相は、政府内で輸出方針を決定したとの情報は得ていないと話している。(時事)
http://members.kankyomedia.jp/news/20100312_9590.html#
○100310E Indonesia, The Jakarta Post
インドネシアは2010年23%のガス不足に陥る
Natural gas supply to see 23.3 percent deficit this year
http://bit.ly/aIIlH0
Natural gas supply and demand in 2010 will see a deficit of 23.3 percent bas
ed on demand specified in contracts and commitments combined in relation to
available supply. The shortage equals to 2,554 million standard cubic feet p
er day (mmscfd), an official says. Evita Legowo, the Energy and Mineral Reso
urces Ministry’s director general for oil and gas, told reporters Tuesday t
hat the deficit was caused by the decline in output
Algeria calls for cut in gas production
By Carola Hoyos in Vienna
Published: March 17 2010 02:00 | Last updated: March 17 2010 02:00
Algeria, one of the three biggest suppliers of gas to Europe, called on fellow gas-exporting countries yesterday to reduce production in order to boost prices.
経産省がエネルギー基本計画改定案を提示/骨子に「ガスシフト推進」、
天然ガス「ブリッジエネルギー」と位置付け

経済産業省は3月24日、総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)
総合部会基本計画委員会の第2回会合を開催し、
エネルギー基本計画の改定案骨子を提示した。
天然ガスについてはシェールガス革命による供給安定性の向上を評価。
低炭素社会実現への移行を円滑にするブリッジエネルギーと位置付け、
燃料転換など「ガスシフトを推進すべき」とした。今後広く意見を聴き、
必要となる政策や国民負担などを盛り込んだうえで取りまとめる。
<ガスエネルギー新聞>
マレーシアから韓国まで海底LNGパイプライン構想

Distinct signs MoU on subsea LNG pipeline project

PUTRAJAYA: Oil and gas services provider Distinct Objective Sdn Bhd plans to develop 4,000km subsea liquefied natural gas (LNG) pipeline from Malaysia to South Korea costing multi-billion ringgit.

The private finance initiative project for the trans-oriental gas pipeline (TOGP) will kick off once a six-month environmental impact assessment report was received, said president and chief executive officer Shaharuddin Abdul Manan.

The project was expected to take five years to complete, he said after the signing of a memorandum of understanding (MoU) on the project here yesterday.

“We hope to finalise the financial requirements soon as discussions with investors from countries like South Korea, China, Indonesia and Japan are progressing well,” he added.

Under the MoU, Distinct Objective will undertake the construction of a 2,500km pipeline from off-the-coast of Pahang to north Vietnam.

Meanwhile, its associate partner Asia Consortium Engineering Petroleum & Gas will be responsible for the 1,500km pipeline from China to the coast of South Korea.

Shaharuddin said the TOGP would contribute towards providing transport service facility to organisations in Asian concerned with energy security in the short and long term.

“The growth of the LNG industry has been rapid in recent years but it will be even more dramatic over the next five years with output capacity reaching over 370 million tonnes per annum next year.” ― Bernama
http://biz.thestar.com.my/news/story.asp?file=/2010/1/29/business/5570587&sec=business
MoU signed for Trans-Oriental Gas Pipeline

Wed, 3 February 2010

A Memorandum of Understanding (MoU) for the Trans-Oriental Gas Pipeline (TOGP) has been signed between Distinct Objective Sdn Bhd (DOSB), Asia Consortium Petroleum Engineering and Gas, Messrs Enmac Sekutu Sdn Bhd, China’s Panyu Chu Kong Steel Pipe Co and Dongah Tec of Korea.

Under the agreement, approximately 4,000 km of subsea natural gas pipeline, extending from Malaysia to South Korea, will be constructed.

DOSB will build a 2,500 km section of pipeline running from offshore Pahang, Malaysia to north Vietnam.

Meanwhile, Asia Consortium Engineering Petroleum and Gas will be responsible for the construction of the remaining 1,500 km pipeline section, linking China to the South Korean coast.

“We hope to finalise the financial requirements soon as discussions with investors from countries like South Korea, China, Indonesia and Japan are progressing well,” said DOSB President and Chief Executive Officer Shaharuddin Abdul Manan.

http://pipelinesinternational.com/news/mou_signed_for_trans-0riental_gas_pipeline/012181/
Plan for LNG pipeline to S. Korea
By Kamarul YunusPublished: 2010/07/15
http://www.btimes.com.my/Current_News/BTIMES/articles/togp/Article/

PRIVATELY-OWNED Distinct Objective Sdn Bhd has put up a plan to lay some 4,000km of subsea liquefied natural gas (LNG) pipeline from Malaysia to South Korea, a project with an estimated worth of US$50 billion (RM160 billion) and said to be the "missing link" for the Trans Asean Gas Pipeline (TAGP) project.

Its president and chief executive officer Shaharuddin Abd Manan said the establishment of such a pipeline project would complement the TAGP project, which currently involves only gas producers within the Asean grouping.

"Some said that TAGP is a pipe dream. They only talk about gas producing but never about the commercial side.

"On the other hand, our Trans Oriental Gas Pipeline (TOGP) project is a commercial line. That is why we called it the private sector and private funding. We have found the missing link for TAGP," he told Business Times in an interview in Kuala Lumpur recently.

If the plan materialises, TOGP will deliver LNG to primary users of gas in China, Japan, South Korea and Taiwan, which consumed a combined 68 per cent of natural gas production in the world.

TOGP is an undersea LNG pipeline project, which spans over a period of five years and expected to be completed within 60 months. The 36-inch diameter undersea pipeline will stretch about 4,000km off the coast of Malaysia to China, Taiwan, and South Korea and later expanded to Japan.

Shaharuddin said Distinct Objective's aim to embark on TOGP is to serve as one of the offshore connecting pipelines for the transportation of LNG in the Asean and Asian regions.

"Both buyers and sellers will have the use of TOGP to transport their LNG," he said, adding that the LNG business is estimated to be worth over US$119 billion (RM380.8 billion) next year.

Shaharuddin said currently, Distinct Objective is in the process of identifying the engineering, procurement and construction (EPC) contractors and Environment Impact Assessment consultants.

"We have also signed up a number of memorandums of understanding (MOUs) and memorandums of agreement with interested parties relating to the supply of pipes and investment in order to launch the project.

"It is proposed that the commencement of the project will take place in the first quarter of 2011 and to be completed by 2015," he said.

Shaharuddin said Distinct Objective is close to securing a deal with pipe manufacturers from India and China, namely Welspun Gujerat Steel Rohren Ltd (Welspun) and Panyu Chu Kang Steel Pipe Co Ltd (PCK) respectively to supply customised pipes for the TOGP project.

"We have signed an MOU with Welspun and PCK in April and January respectively this year and expect to sign an agreement with them soon," he said.
He said Welspun is expected to supply some 2,500km of pipes for the first phase of the TOGP project, spanning from Malaysia to North Vietnam, while PCK for another 1,500km for the second phase of the project, spanning from China to South Korea.

At the same time, he said DOSB is negotiating with Det Norske Veritas (DNV), a global provider of services for managing risk, to become its engineering consultant.

"DNV, an international standard certificate authority, will design the customised pipes and submit the data to Welspun and PCK who will produce the pipes based on recommendations and specifications.

"It should be noted that to transport LNG, the temperature should be below zero degree celcius. Thus, we need to customise the pipes and acquire an international accreditation or certification from a well respected and recognised standards consultants," he said.

Shaharuddin also said the TOGP, which will serves as the main independent pipeline, will be connected with other pipelines to be constructed by companies or EPC contractors from the participating countries.

"We will allow companies from these participating countries to tap their respective pipelines to our main pipeline. Definitely, this would provide a spin-off economics to participating countries," he said.

For instance, he said, the transfer of LNG technology into Malaysia in building the pipeline would benefit many areas of activity including engineering, information technology, gas, transportation, communications and bring about employment opportunities to more Malaysians involved or interested in participating in these areas.

On funding, Shaharuddin said a number of MOUs have been entered into with contractors in China, India and South Korea and new ones are being worked out in other Asian countries, including Japan.

"Funding arrangements made for the project are progressing as planned and upon completion of the project, the contractors are to hand over the pipeline to Distinct Objective," he said.

He said the utilisation of offshore pipeline is considered a faster, cheaper, safer and cleaner mode of transportation of LNG with minimum risk involved.

"The competitive advantage of using pipeline to ship LNG is its ability to reduce delivery time, minimise storage time and reduce loss of cargo during transport," he said, adding the Malaysian government is aware of the TOGP project, although the project will be located within international waters.

Distinct Objective has also obtained the approval from the Malaysian Security Council.


Read more: Plan for LNG pipeline to S. Korea
http://www.btimes.com.my/Current_News/BTIMES/articles/togp/Article/#ixzz0toq3zvJb
http://distinctobjective.com/images/dosb_2apr09_excerp.jpg
韓国、6月のLNG輸入量は前年比40%急増=下半期は伸び鈍化の見通し
2010/07/16 10:24[エネルギー][時事通信社]
 【ソウル・ロイターES=時事】韓国税関当局は15日、6月の同国液化天然ガス(LNG)輸入量が201万トンと、前年同月の145万トンから40%増加したと発表した。景気回復を背景に5カ月連続の増加。ただ、アナリストらによると、原子力発電量の増加で今年下半期は伸びが鈍化する可能性がある。韓国は日本に次ぐ世界2位のLNG輸入国。
 世界最大の法人のLNGバイヤーで同国のLNG卸売りを独占する韓国ガス公社は13日、6月のLNG販売量が前年同月比33%増の177万トンに上ったと発表している。
 サムスン証券のアナリストは「景気回復の勢いが予想以上に強いため電力消費が急増しており、旺盛な発電用の需要がガス輸入を増加させている」と述べた。
 その上で「今年下半期には原子力発電が増加するため、LNG需要の伸びは鈍化する公算が大きい」と付け加えた。
■「天然ガスの市場価格がヨーロッパで高騰」
2011年2月16日付
http://lenta.ru/news/2011/02/16/gasprom/
----------------------------------------------------------

フランスの取引市場における天然ガスの価格は2月15日の終値で、1000立方メー
トル当たり331ドルとなり、ガスプロムがヨーロッパで供給する平均価格を上回っ
た。

オーストリアのバウムガルテンにある中央ヨーロッパのガス供給パイプラインハ
ブではガスの価格はさらに高く、1000立方メートル当たり325ドルにあがった。

ガスプロムはヨーロッパにガスを供給するにあたって基本的には長期契約を結ぶ。
この際、価格は4半期ごとに決められる。そしてヨーロッパの取引所でガスは現
物取引価格で売買される。

経済危機の時期にはヨーロッパの天然ガス価格は非常に低かった、これは需要の
低下だけでなく市場における供給量の急増が関係していた。

ガスプロムの契約価格にくらべて市場価格は増減が激しい。ヨーロッパにとって
は長期契約の最大のメリットはガスの供給価格が短期価格よりも安いことにある。

2011年のはじめにガスの市場価格はガスプロムの設定価格を超え、そのあと再び
低下していた。

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