名人治療家をめざそう！コミュのMEC療法（ケトン体療法）？？

2年前、移転開業祝いとして頂いた胡蝶蘭の花が終わって、株分けしたら・・
昨年は花芽がひとつ出ました。今年は、二つ出てきました。
今回も、開花が楽しみです。（他の株は失敗！）

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さて、
日本での酵素栄養学の第一人者：鶴見隆史医師の投稿記事が目に入りました。
（その一部を）

『・・・「偽健康法」など世の中には掃いて捨てるほどある。・・・
最近、とんでもない健康法が流行っている・・
「肉と鶏卵とチーズ」のみを食べて生活する
ケトン体療法の一つで「MEC療法」という栄養療法だ。

メックのMはミート、Eは卵、Cはチーズのことだという。
これだけ食べればケトン体エネルギーが出るから、
体には最適という指導をする医者がいる。
それを受け入れる人も多いという。驚きであるし私には考えられない。
・・・
ここには人間にとって絶対的に必要なものがほとんど入っていないからだ。

最高に重要な栄養素といえば、
１：抗酸化物質（ビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、酵素）
２：食物繊維の二つだ。
・・
ケトン体療法と称している肉と卵とチーズのみの食事を指導し実践するとは
呆れて物も言えない。
・・
最近、これを小３の子供に実践させた母親が居る。
1年経って何と1センチも背が伸びず、驚いて中止したという。当たり前だ。
大人でもこれをやって、かえって悪くなったという患者さんが立て続けに
当クリニックに来られている。

糖尿病治療目的でMECをやったら、糖尿病は良くなった。
しかし、大腸がんになった。それも転移だらけ、という人が続出している。
これは当然と言わねばならない。肉と卵とチーズほど「ホルモンを乱し」
「腸を腐敗させ」「80％もの腸管免疫を悪化させる」因子もちょっとないからだ。
・・・・
引用以上　＊＊＊＊＊＊＊　　　＊＊＊＊＊＊＊

私が子供の頃
「タンパク質が足りないよ！」というCMを見・聞いた覚えがありますが・・
上記のMEC療法（ケトン体療法）を言い換えると
「高タンパク療法」と言い換えることができるかもしれません。

『高タンパク＆高カロリー』というと、思い出すのは、
20代半ば過ぎに、父親が始めた養鶏事業の手伝いをするためUターンし、
自分で栄養計算し、自家配合して作った飼料でのブロイラー養鶏です。

経営効率を上げるため、短期育成のため、『高タンパク＆高カロリー』で計算しての
飼料配合設計で・・・
こうして生育したブロイラーは、まるまる肥えていますが、非常に抵抗力が弱いですから、
当然、抗生剤なども添加しなければなりません。

大きな奴ほど、少しの刺激でもバタバタ死にますから、解剖してみると、
臓器は貧弱で、脂肪に取り巻かれ、
腸間などには尿酸が白く沈着しているものが多かったです。

一方、動物性蛋白など入れず・・穀物を中心に、低たんぱくで育てた
“自家用”のブロイラーは、《これが同じブロイラーか？》と、思うほど
ガッシリした筋肉質で、そばに寄るのも怖いほどに育ち、
多少の刺激にはビクともしないものでした。

人間だって同じでしょう！？！

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よく筋肉モリモリの“マッチョマン”も来院されます。
筋肉増強目的に、いわゆる“プロティン・サプリ”など常用している人が多いようですが
彼らの筋肉を診ますと・・硬い人が多いですね。（怪我・故障が起こりやすくなる）

先日のセミナーで「石灰化」についてもやってみましたが・・
（緊張とは別に）筋肉が硬いようなら「石灰化」している場合があります。

超一流のアスリートに「ミネラルファスティング」の食事指導されている
杏林予防医学研究所所長：山田豊文氏は、
「細胞内外の環境の中で、ミネラル環境は非常に重要です。
ほとんどが細胞内にカルシウムが入ってきてしまっている。
カルシウムが石灰化すると、あらゆる情報伝達系、免疫系、神経系、すべて異常が起こる。
それを汲み出すポンプがマグネシウムです。」と。

同著の中の他の項で『「糖質制限ダイエット」は世にも恐ろしい』・とも。

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