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講談社 こどもの世界文学コミュのかしこすぎる王子プリジオ

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童話のおじさん、アンドルー・ラングの長編です。

シンデレラやオーロラ姫をご先祖に持つ王家の長男、プリジオ。
洗礼式のとき、妖精を信じないおきさきさまがよばなかったために
「かしこすぎる王子になーれ」と呪いなんだか祝福なんだか
分らない贈り物をうける。
他の妖精たちからも空とぶじゅうたんや7里ぐつ、
復活の(獅子泉)水など贈られるが、おきさきさまによって
ガラクタとして物置にしまわれてしまう。

やがてプリジオはとってもイヤミな王子に育ち(笑)、父王に
嫌われてしまうが、恋をしていろいろなことが分ってくる。
恋のために、国をおびやかす火ふきりゅうと氷の化け物レモラを
相討ちさせ、竜退治で死んでしまったふたりの弟をも
よみがえらせる。

最後には「かしこすぎるようには見えなくなりたい」と
願いをかなえる帽子に願い、ハッピーエンドとなります。

すばらしい挿絵、風刺のきいたストーリー、魔法物語の
集大成のような小物づかい。
とっても楽しいお話です。
レモラの絵がすごーく印象に残っていました。

コメント(2)

こんにちは!!
かしこすぎる王子・・・すごいフレーズですよね(笑)
今度レモラの絵をアップしますね。
私はちょっとずつ古書店などで見つけては買い、
2/3くらい手元にあります。
他にも懐かしく思うタイトルがあったら
教えてくださいね。

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