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美の巨人たちコミュの1/19 絵は楽しく、美しく、愛らしいもの・・・「浴女たち」(オーギュスト・ルノワール作)

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ルノワールといえば・・・喫茶店?

たしかに、あちこちで見かけますよね。 僕もルノワールの作品が店内に飾

ってあるその名前のお店に、入ったことはあります。が、正直に言って「の

どかな風景画」「ぼんやりとした淡い色使いの人物画」といった、薄い印象

しかありませんでした。

今回の作品「浴女たち」(1918〜1919年 フランス・オルセー美術館所蔵)

も、単にそういった作品のひとつでしかないのかな・・くらいの気持ちで鑑

賞していました。

ルノワールが、南仏カーニュのやわらかな日差しの中で、晩年に描いたとさ

れるこの絵は、女性の肉体があまりにも豊満というか、明らかに誇張されて

描かれています。はたして、なぜそうした描き方をしたのか・・・。

究極の色彩というと、意見の分かれるところでしょうが、いわゆるパステル

カラーといった淡い色使い、リモージュ焼きという「絵付けの技法」を取り

入れたよう・・・・。

ルーベンスの絵画に影響を受けたといわれるように、ルノワールが描いた生

涯の絵の中には、古典絵画に近い写実に忠実な女性絵画も、数多く残されて

いて、一見そちらの絵の方が、素人目には「うまい」と見えてしまう。

問題は、晩年の当時のルノワール本人の病気との格闘にあった。リウマチに

かかり、片手がほとんど使えず、よく見ると、作品の端には、絵筆につけた

ペイントが垂れているところが、見てとれる。

迫りくる死との対面、圧倒的なまでの官能の輝き、幸福感に満ち溢れた彼の

理想の姿を、豊満な女性の体に託したというか、注いだのだろか・・・・。

作者の「魂の輝き」というものは、だれもが手にとっては見えない。

であれば、一つ一つの作品を見るには、その当時の時代背景や、作者の置か

れた心理的、身体的、生活環境といったすべてを想像しての見方も、作品が

訴えるもの、本質にできるだけ迫るという意味で、大事なんだなと改めて感

じました。

コメント(1)

来月 パリへ行くので… オルセー 行く予定 です(--;) しっかり 見てきたい!!と 思ってます(--;)

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