とにかく怖い話。コミュの【実話】たっちゃん

初投稿ですm(__)m
文章力に自信がないので、お目汚しになってしまったらすみません…。

２０歳の夏、私は一人の男の子を紹介された。

名前は《たっちゃん》

ﾁｮｯﾄ変わった子だったけど、
私はたっちゃんのことを気に入り、よく遊んでいた。

心霊スポットが大好きな私は、ある夜たっちゃんを誘って有名な心霊スポットへ。

たっちゃんは霊感があるらしいけど、どうせ自称だしたいしたことないんだろうって思っていた。

心霊スポットに行った途端、気分が悪いというたっちゃんを気にもせず、
徘徊する私。

特に何もなく、もう帰ろうとたっちゃんがｳﾙｻｲので帰ることにした。

たっちゃんを送り届ける道中。

一人喋る私。

あれ？そういえばたっちゃん返事しないな？
寝てしまったんかな？

信号で止まった時、
たっちゃんに
「たっちゃん？寝てもたん？」

と声をかける。

あれ？
え…？
たっちゃん…？

たっちゃんは顔面蒼白で白目を剥いて震えていた。

何が起こっているのか分からない私はとにかくたっちゃんを揺さ振った。

たっちゃん！
大丈夫！？
たっちゃん！

汗びっしょりのたっちゃん。

「ごめん…ごめん、大丈夫やから…」

ようやく普通に戻って返事をしてくれたたっちゃん。

「何があったん？
心霊スポットとか行ったから？
幽霊とりついたん？」

問い詰めてもたっちゃんは何も言わない。

「君は聞かないほうがいい…」
とだけ言って
車を降りたたっちゃん。

気味が悪いなぁ、
たっちゃん大丈夫かなぁと思いながらの
一人運転して帰る途中。

たっちゃんからの着信。

「もしもし？どしたん？」

「あのな…言わんとこうと思ったけど…」

「うん！どしたん？やっぱりたっちゃん幽霊みたん？」

「うん…」

「どこで！？たっちゃん大丈夫！？」

「いや…言いにくいんやけど…

君の…背中…
女の人が乗っとる…」

そういうと電話は切れ、
パニックになった私は
たっちゃんにかけ直す…

が、繋がらない。

何！？
何なん！？
あぁ、どうしよう、怖い、、怖い怖い怖い、、

そうだ、
たっちゃんを紹介してくれた友達（Ａﾁｬﾝ）にかけてみよう、

「もしもし？どうしたの？こんな夜中に」

「Ａﾁｬﾝゴメンよ、あのな今日たっちゃんと遊びよってな…」

「たっちゃん？誰？」

「誰って！Ａﾁｬﾝがこの間紹介してくれた子だよ！Ａﾁｬﾝの高校の同級生の！」

「え？ｱﾀｼ
あんたに男の子や紹介してないよ？
しかも高校の同級生にたっちゃんなんていう子おらんよ？」

…え？嘘でしょ？
じゃあ
ｱﾀｼが紹介された子は？
遊んでた子は？

…以上です。
怖くなかったらすみません。
それ以降たっちゃんの電話は繋がらず、（現在使われておりません、というアナウンス）
友達に聞いても卒業アルバムを見ても

【たっちゃん】
なんていう子は
どこにもおらず…

たっちゃんて
一体
誰だったの…？