とにかく怖い話。コミュの【実話】まじギリギリ

僕の事知ってる人はお久しぶりです。

知らない人ははじめまして。

以前ちょいちょい投下させて頂いてましたが最近めっきりご無沙汰です。

最近、知らない方から「新しい話は無いのか？」と頻繁にメッセ頂いてるんで久々投下です。

本気でまったく怖くないです。

で、くそつまらないです。

それでも良い方だけどうぞ！

※僕の話に頻繁に出てくる「食らってる」ってのは取り憑かれてるって意味です。



僕の知人にＡくんという霊感激強のヤツがいます。

そんな彼が先日の土曜日の深夜、俺たちの地元の茨城県ひたちなか市から東京都練馬区へバイクで行く途中…。

千葉県流山市で休憩のため、コンビニ（サンクス）寄ってさて出発しようかって時にバイクが止まってしまったみたいです。

その日は色々ネットワークを駆使してバイクをサンクスに置かして貰って、何とか目的地の練馬にたどりつけた様ですが…。

その時の出来事。

まー、色々あって俺が次の日仕事だったんだけど終わってからトラック借りて迎えに行く事になった訳です。

その時の事…

Ａ「やべー、俺いつの間にか食らってるわ！」

俺「まじ？珍しくね？」

Ａ「昔に食らってたのが今来たっぽい。違和感有りまくり！ま、忘れた頃にやってくる系ってヤツ？」

俺「ふーん…そーなんだ？ま、明日迎えに行ってやるから待ってろ！」

と、明日のスケジュールを打ち合わせしてた…。

つくば市で１５：００から仕事の打ち合わせをして１６：００に終了。

それから水戸へトラック借りに行って小美玉市へトラックへバイクを載せるアルミの板を借りに行く予定。

それから、ＴＸ守谷駅までＡを迎えに行って流山のサンクスでバイクを回収してＡの家へバイク降ろして板を小美玉に返しに行って、水戸でトラック返してＡの家へ戻る…。

全行程で２２時には終わる段取りつけた…。

Ａ「ありがとうございます！まじすみません…今度ラーメンおごりますから！…ってか明日まじで気をつけて…なんか全てがうまく行かない気がする…。」

珍しく弱気じゃね？まー、なんとかなんべ

この時、俺は軽く考えていた…。

偶然、打ち合わせの時間が１時間前倒しの１４：００スタート…。

更に予想に反して１５分っていう短時間で話がまとまった…。

なんだよ？順風満帆じゃね？

俺は急いでつくばから水戸へ戻る事にした。

Ａからメールがあり、俺は「１９：００には守谷行けそう」と返信した。

水戸に戻り１５：３０分に水戸南ＩＣに到着。

こっからトラック貸してくれるヤツんちまで普通に行けば１０分だ。

なんか混んでるな〜？

結局着いたの１６：００。


トラック借りて小美玉市へ…。

ん？国道５１号、６号やたら混んでね？

ずっと大渋滞…。

結局小美玉に着いたの１９：００くらい…。

俺「悪い！なんか渋滞してた！今から高速で行くからさ！ちょっと待ってて！」

常磐高速石岡ＩＣ乗る直前、Ａからメールが…。

「人身事故で電車止まっちゃいました！復旧は不明」

ＴＸ乗る前に電車で人身事故があったらしい。

なんか、嫌な予感がした。

高速乗った…。

へ？大渋滞？？

なんで？？日曜のこの時間谷和原ＩＣ以北でなんで車が進まない？

どうやら事故渋滞らしい…

なんだかんだで２１：０５にＴＸ守谷駅へ三井住友銀行前にトラックを停めてハザードを…。

Ａに電話する。

俺「三井住友銀行の前にいるわ」

Ａ「今、常陽銀行の前にいるんで反対側ですね。そっち行きます！」

待てど暮らせどＡは来ない。

Ａから電話が…

Ａ「どこっすか？いないっすよ？俺、今三井住友銀行の前っすけど…」

俺からは姿が見えない…。

俺「いや、銀行の目の前に車停めてるって！白いトラック！」

Ａ「まじ？どこ？いないよ？？」

俺「なら悪い、常銀ある方のロータリー戻って！俺が迎えに行くわ！」

ロータリーにつく。Ａがいない？再び電話が…

Ａ「どこっすか？？いないっすよ？？」

俺「いや、まじいるから！わかったなら常銀の前来い！、ここならわかんべ！」

常陽銀行の前でやっと合流…。

時間は２１：００…。

なんでこんな小さな駅で行き会わない？？

Ａ「やっぱ、おかしいっすよ！今日。俺が食らってるからだと思いますけどね…。だってありえなくないっすか？？二人して大渋滞巻き込まれたり人身巻き込まれたり…。俺、ここ見ましたよ。目の前に行ったし。でもしむさんに気付かなかった…。しむさんも俺に気付かなかった…。絶対何かに邪魔されてますよ！そう思いません！？」

珍しく興奮して一気にまくし立てる…。

いや、おまいさんにわからんモン俺がわかる訳が無い

それから流山へバイクを取りに行き、Ａの家へバイクを降ろした。

この時すでに午前０時。

それから小美玉へ国道６号線を爆走しつつアルミ板を返しに行き、国道３５５に出る道にあるサンクスへトイレ休憩に寄った。

さて、あとはトラック返してMission　complete　だ。

Ａは携帯いじってる。メールに夢中。

駐車場から出ると国道３５５線。

右に行くと今来た道、国道６号線に出て石岡を抜けて帰るルートになる。

左に行くと茨城町を抜けて出るルートになる。

右は…？

深夜にも関らずびゅんびゅん車が通り、交通量が多く加速の弱いトラックでは合流するのに苦労しそうだ。

左は…がらがら

俺は迷わず左へ…。

すると…

Ａ「ちょっと待って！」

Ａが叫ぶ。

左に曲がった瞬間…。

俺「うお！？どーしたん！？」


Ａ「なんでこっち行くの！？…ごめん、早く言えばよかった…。てかメールしてから言おうとしてた…」

俺「なに？呼ばれた？」

Ａ「完璧呼ばれてますね…。白い…昔の女…着物着てますね…。首が変な風に折れ曲がってて口から血たれてます…」

俺「Ｕターンする？？」

Ａ「無理っす。意味無いっす。もう食らってます。感じてるんじゃなくて見えてます…。」

俺「まじかよー！もっと早く言えよ！」

Ａ「すんません、まさかそっち行くとは思わなかったんで…」

俺「まーいーや！雑魚？」

Ａ「いや、雑魚ではないっす。でも…まー大丈夫でしょう」

俺「っしゃ！ならいーや！帰ぇーるべ！赤いのや黒いのクラスじゃなきゃなんとかなんべ（笑）」


しばらく走ると…

Ａ「うざいな…こいつ。ずっとついてきてニヤニヤ笑ってやがる。キモいな。」

俺「やっぱ俺？」

Ａ「俺ではないですね…。話は変わりますが…。俺やっぱ力落ちてんわ…。最盛期に比べると数分の一っすね…。でも…考えてみればやっぱ俺も食らってたんすよ、だから超見えてたのかもしんないっすね。昔の俺に比べれば今の俺はカスっすね…。」

俺「ふ〜ん？今でも凄くね？つか食らってるって…風神山のに？」

Ａ「いや、あの赤いのにっす。『殺すぞ』って言われた時っすよ。まー、今の俺でも俺より上のヤツ見た事ないっすけど（笑）」

なんて話をしてた…。

すると…















ピッ















アラーム…？
















え？嘘でしょ？


エンプティランプが点いた！？

ちょい前まで１メモリあったぞ！？

Ａ「なんか急にガソリン減るの早くなりましたよね早く入れた方がいいっすよね。今更っすけど…６国出てれば入れられましたよね…」

俺「まー、あと３０キロは走るんじゃね？？」

Ａ「いや、嫌な予感がする…。とにかく経済走行で早く帰りましょう…。今日は二人して食らってるから何が起こるかわかんないっす！」

なんだかんだで水戸に戻り…。

ガソスタへ…

ってどこも空いてねぇ

俺「あそこなら絶対開いてるから行こう！」


…え？営業時間変更のお報せ？先月から？？

え？ここも営業時間変わってる？

え？ここは潰れてる

まじ？？

Ａ「仕方ないっす！ここに金置いてこのまま返しましょう！朝一、一番近いトコでそっこー入れてって！メール送って！」

俺「いや、あそこなら絶対開いてるから…」

Ａ「無理っす！今、はっきり見えました！そこに向かったら絶対止まります！トラックのガス欠最悪ですよ！絶対動かせないっす！！」

俺「わかったこのまま返すべ」

とりあえずそのままトラックを返して金を置いて帰った。

Ａを送り家に着いたのが３：４０。

借りたヤツのアド知らなくて、メモ置いて来ようにも深夜にアパートで車庫いれやってたから住民が起きてきてカーテン開けてたから慌てて帰ってきたので６：００に電話してスタンド開いてなかったから金置いてきた旨伝えた。

あとから聞いたら…

やっぱ、一番近くのスタンドでエンジン止めようとしたら停まってしまったらしい…。

軽油なんで空気抜くの超大変だったみたい

結果、最後に行こうとしたスタンドは空いてたけど向かってたと思うとゾッとした

やっぱ、食らってるとろくな事ないですね

なんかまとまり無いっすけど…皆さん、習慣以外の無意識の行動は引っ張られてる可能性があるんで気をつけましょう


〜ＦＩＮ〜