格闘コミュニコミュのＫ−１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ　２００６　ＩＮ　ＡＵＣＫＬＡＮＤ

●シドニー・アシアータ(ニュージーランド／レベルリーガー）
３Ｒ終了時 ＴＫＯ 判定 １−１
※アシアータが肩脱臼のために試合続行不可能
○マット・サモア（ニュージーランド／マトリックスジム）

オープニング第２試合　リザーブファイト／Ｋ−１ルール　３分３Ｒ延長１Ｒ
○ジェイ・ヒッピー（ニュージーランド／エリートタイキックボクシング）
３Ｒ判定２−０
●ベン・エドワーズ（オーストラリア／ブルドッグジム）

第１試合　オセアニアＧＰ・１回戦／Ｋ−１ルール　３分３Ｒ延長１Ｒ
●シリル・アビディ（フランス／ブリゾンジム）
２Ｒ終了時 ＫＯ
※左足負傷によりセコンドからタオル投入のため
○堀　啓（日本／チームドラゴン）

第2試合 オセアニアGP トーナメント 1回戦 3分3R延長1R
●ポーラ・マタエレ（ニュージーランド／レイ・セフォーファイトアカデミー）
３Ｒ判定２−０
○ジェイソン・サティー（ニュージーランド／ETKジム）

第3試合 オセアニアGP トーナメント 1回戦 3分3R延長1R
●バダ・ハリ（オランダ／ショータイム）
３Ｒ２分５４秒 ＫＯ
○ピーター・グラハム（オーストラリア／ムンダインズジム）

第4試合 オセアニアGP トーナメント 1回戦 3分3R延長1R
○ポール・スワロンスキー（ポーランド／ファインダーズユニムエタイジム）
３Ｒ判定３−０
●ロニー・セフォー（ニュージーランド／レイ・セフォーファイトアカデミー）

第5試合 オセアニアGP トーナメント 準決勝 3分3R延長1R
●堀　啓（日本／チームドラゴン）
３Ｒ１分３４秒 ＫＯ
○ジェイソン・サティー（ニュージーランド／ETKジム）

第6試合 オセアニアGP トーナメント 準決勝 3分3R延長1R
●ピーター・グラハム（オーストラリア／ムンダインズジム）
２Ｒ１分４２秒 ＴＫＯ
○ポール・スワロンスキー（ポーランド／ファインダーズユニムエタイジム）

第７試合　スーパーファイト／Ｋ−１ルール　３分３Ｒ延長１Ｒ
●セーム・シュルト（オランダ／正道会館）
３Ｒ判定２−０
○ピーター・アーツ（オランダ／チームアーツ）

第８試合　オセアニアＧＰ決勝戦／Ｋ−１ルール　３分３Ｒ延長２Ｒ
●ジェイソン・サティー（ニュージーランド／ETKジム）
２Ｒ１分４５秒 ＫＯ
○ポール・スワロンスキー（ポーランド／ファインダーズユニムエタイジム）

第９試合　スーパーファイト／Ｋ−１ルール　３分３Ｒ延長１Ｒ
○レイ・セフォー（ニュージーランド／レイ・セフォーファイトアカデミー）
３Ｒ判定３−０
●フランソワ・“ザ・ホワイトバッファロー”・ボタ（南アフリカ／バッファローズ）

騒がれていたバダ・ハリは自分の得意な後廻し蹴りで逆にKOされてしまいました。
いい選手ですが、TVで騒ぎすぎ？
技が粗いのでまだまだでしょうが、これから経験をつめばGPをかきまわすでしょう。
まだ若くこれからK-1を盛り上げてくれるような選手でした。

優勝したポール・スワロンスキー選手はオーソドックスながら、さすがムエタイあがり。
パワーのあるするどい蹴りをしてました。

優勝候補筆頭のアビディは運が悪かったですな。

注目するはアーツVSシュルト。
アーツも前半、間合いをつかめずやりにくそうでしたが、後半
クリンチがお互い目立つ中、アーツの攻撃がヒットする。
シュルトも掴みの厳しい新ルールに戸惑いを感じてるようでした。
前蹴りも封じられ、首相撲からの膝蹴りが出せないシュルトは防戦が目立つたつ展開に。

今回は距離を生かしきれなかったシュルト。
アーツのうまさにしてやられたって感じでした。
アーツも歴代チャンピオンが倒されるなか、よく勝利したと思います。
さすがスリータイムス・チャンピオン。

ホーストが「これからは体の大きい奴がチャンピオンになる」と言ってましたが、私はアンディやホースト、バンナ、ベルナルド、アーツたちが凌ぎを削っていたころのK−１がやっぱり好きです。
近年やったGPでもでかい選手が目立つ中、アーツVSバンナの試合は昔のK-1を彷彿させるようなK-１らしい試合でした。

ここのところチャンピオンから遠ざかっていますが、今もなお頑張っているアーツはたいしたものです。
十数回連続ワールドGP出場もだてじゃない。
まだまだ、世代交代はしてほしくないですね。

しかし、それでもシュルトの強さは脅威ですね。
またシュルトはパワーアップしてくるでしょう。
次回はどうなることやら。