未来社会とユビキタスコミュのクラウドとRFID

昨年暮れ、相次いで大手国産コンピュータベンダーの役員と面談しました。
目的は新春取材等ですが、その取材の中で、各社のRFID及びユビキタスとクラウド・コンピューティングの接点が次第に明らかになってきました。

皆様がお使いになっているSUICSとかPASMO、それに様々な電子マネー、ICカード類がクラウドという大きなプラットフォーム上にあるメタデータベースで本人確認が行われ、様々なサービスが一元的に提供されるような事をベンダーの方たちは考えているようです。

具体的には、コンビニに入ったとたんに貴方ご自身がクラウドによって認識され、買い物を済ませ、レジに向かうとレジではこのようなモノが発売されましたが、如何ですかと店員が貴方の購入履歴からコンピュータが類推する商品を選択し、貴方に案内をする。

もっと、面白い話をしますと、タバコの自販機の前に立つと自動的に貴方のいつも吸っているタバコの銘柄が選択され、買うか買わないかの選択をさせるようなシステムです。

勿論、これ以外にも、様々な用途が考えられているようですが、プライバシーの侵害だと憤る方、これは便利だと喜ばれる方様々でしょうが、時代はその方向に進んでいるようです。

これには、今迄製造、流通段階で様々な会社が同じようなシステムを構築してきた投資が省けるというメリットがあります。

勿論、システム構築に携わっている方にとって果たして朗報といえるかどうかは解りませんが．．．

まぁ、コストを削減するには情報の一元管理が欠かせないのは当然ですが。

Amazonも既にやっている事をもっと大きな社会的な規模で行われると創造して頂いて間違いないでしょうね。