佐藤史生コミュの今、もし佐藤さんがいたら

トピ立て失礼します。
「ワン・ゼロ」がなかなか届かない今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さきほどたまたま
http://www.ihatov.cc/blog/archives/2011/05/post_740.htm
こちらをみつけました…こういうのは勝手にリンクを貼り付けてよいものかよくわかりませんが(問題があるようでしたらご指摘ください、削除します)。
さらっとしか目を通していませんが興味深く思いました。

もし、今佐藤さんがお元気だったら、どんな作品を描いてくれたことかということはこちらのどなたも時々思われることと思います。作品ではなくとも、今の時代に何を思うか、どんなご意見をお持ちか。

数年前、少女マンガ!パワー展のころに、人づてにご質問させていただく機会があり『今何に興味をお持ちか』を訊いていただいたのですが、そのときのお応えはお年を召されたご両親の介護について、ということで、期待した方向ではありませんでした(長くお休みだったので深い構想の作品をあたためておいでかと思い、その片鱗がみえないかと期待しての質問でした)。

パリのテロとかアンポとかウケイカとか少し前になりますが震災とかとか。。

佐藤さんだったらコレについてはこんなご意見をお持ちにならられたのではないか、こんなふうに作品に表されたのではないか、等々、思いついたことをどうぞ。

コメント(4)

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[1] mixiユーザー 05月22日 06:57

トピ立てする勇気がないのでここにこっそり書かせてもらいます。
「一度きりの大泉の話」絡みでして・・
萩尾望都さんが（今）「一番聞いてみたい」相手が佐藤史生さん、ということで強引に絡めて^^;
読んでて私も史生さんからの話があればなあ、と思ったのもあるのですが。

読み終えて頭がクールダウンした時にふと思ったのです。
「死せる王女のための孔雀舞」は大泉での体験がモチーフになっているんじゃないかあ、と。
七生子に「嫉妬」の話が振られたり、七生子自身や周りが才能に翻弄されたというくだりがあるし門馬家は燃えて無くなるし。
誰が誰に相当する、とかいうことではなく、史生さんなりの大泉の頃の全体像、とでもいうか。
オマージュ的なもの、鎮魂歌？とか。
ちょっと妄想していたのでした。

今なら史生さんは当時のことをどう言うのかなあ。
あの状況で何も言わない選択肢は無さそうだし。
事実関係云々ではなく、どういう言葉でどう説明するのだろう。
「ケーコタンに同調してモーサマを傷つけるな」と言った史生さんは。
・・妄想が続きそうでやばくなってしまった^^;
というか、長々と失礼しました<(_ _)>

[2] mixiユーザー 05月22日 12:14

一読者として大泉時代を並走した私には「一度きりの大泉の話」はつらすぎて、途中何度も本を置いてしまいました。モー様が次々と傑作を発表されていた陰で、こんなことが起こっていたとは。
同分野のとんでもない天才が同時代に、しかもすぐ近くにいるという辛さがどれほどのものでしょう。アマデウスを連想してしまいました。
この本で見る限り、モー様も城章子さんも言葉で語る人ではないので、もし史生さまがご存命だったらどう語ったのか知りたかったです。

ところで、141ページ、池田いくみさんと佐藤史生さんが、実入りのいいバイトとして石綿の服を縫う仕事をしていたというくだり、気になりませんでしたか？石綿ってアスベストですよね。お二人とも早くに亡くなっているのはもしかして…

[3] mixiユーザー 05月23日 02:20

>>[2]
141P・・ちょっと固まってしまいました。
知人から給与待遇の良い職場に石綿を見つけて速攻で退職した話を聞いてたので。
当時はそういう情報がまだ出て無かったのでしょうか、何とも・・

私も史生さんの話を目当てに買ったこともあって、「これ、読んでもいいのかな？・・いや、こうして出版したのだから読んでもいいんだよね？」と頭の中で何回も繰り返しながら終わりまで辿り着けました。
望都さんの「覚悟をもって傷つける（戦うって意味ですよね・・）」のくだりがまた壮絶で・・
私は小林秀雄と青山二郎の出会いと軋轢、別れを思い出しました。
力量と信念のある者が近づきすぎると破綻するという。
で、史生さんはこのど真ん中に居た人なんですよね・・
当時、その後、どういう思いを持ちどう接してきたのか。
今ならどう見えて何を言う（描く）のか言わないのか、気になりますよね。
史生さんは乾いたところがある人のような気がするので、意外にアッサリしてるかもしれませんが。
想像するしかない私なんかは「孔雀舞」と絡めた妄想なんかやってしまうわけなのですが。

[4] mixiユーザー 05月30日 03:57

七生子が、自分が父と母の間にささったトゲで動くとチリチリする、なんてあたり、
どちらの側の人も（大事で）付き合い続ける心情がちょっと出てるのかなあ、とか。
まだちょこちょこ思い当たるものがありますが、トピックの趣旨とズレてるのでここまでにします_(._.)_

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