ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのリボンの騎士

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リボンの騎士
手塚治虫作品。

(1)少女漫画雑誌『少女クラブ』(講談社)に連載(1953年1月号〜1956年1月号まで)。

2004年にジェネオンから完全版コミックスが発売。

(2)少女漫画雑誌『なかよし』(講談社)に連載(1958年1月号〜1959年6月号まで)。

後に単行本化の際「双子の騎士」に改題。

(3)少女漫画雑誌『なかよし』(講談社)に連載(1963年1月号〜1966年10月号まで)。

『少女クラブ』版のリメイクだが、ストーリーやサブキャラクターが異なる。

(4)少女漫画雑誌『週刊少女フレンド』に連載(1967年24号〜29号まで)。

ただし手塚治虫は原案のみ。

<放映日時>
1967年4月2日〜1967年6月25日 日曜日18:30〜19:00
1967年7月2日〜1968年4月7日 日曜日18:00〜18:30
フジテレビ系 全52話

テレビアニメOP(歌なし)
http://www.youtube.com/watch?v=kfTwG2DeXmQ

歌ありOP
http://www.youtube.com/watch?v=bb_8PJ4Wqjo

エンディング
http://www.youtube.com/watch?v=IzheyDhAdpg


<スタッフ>
原作:手塚治虫 チーフディレクター:勝井千賀雄 プロデューサー:渡辺忠美/広川和行 設定:赤堀幹治/丸山正雄 演出:手塚治虫/大貫信夫/富野喜幸/坂口尚三/赤堀幹治 脚本:能 加平/辻 真先/能井宏之/坂本雄作 レイアウト:藤本四郎 作画監督:中村和子/宮本貞雄 音楽:冨田 勲 主題歌「リボンの騎士」「リボンのマーチ」 作詞:能 加平 作曲:富田 勲 演奏:フールサンズ 歌:前川陽子  制作:虫プロダクション


<キャスト>
サファイア:太田淑子 チンク:貴家堂子 ジュラルミン大公:雨森雅司 ナイロン卿:納谷悟朗 王様:小林恭治 王妃:新道乃里子 フランツ:喜多道枝/井上真樹夫 プラスチック:北川智恵子 メフィスト:塩見龍介 ヘケート:荘司美代子/白石冬美/武藤礼子/栗 葉子 ブラッド:広川太一郎/戸田皓久 ウラナール:西 柱太 ガリゴリ:池田一臣



リボンの騎士ってこんなお話 …


「リボンの騎士」は昭和42年〜43年(1967〜8年)にフジテレビ系で放送されました。その後も幾度か再放送されましたし、また手塚治虫の代表作のひとつとして一般的な知名度はかなり高い作品です。でもなんといっても初めて放映されてから30年以上経ってるわけでして、意外と「知識として知っているけど見たことない」方や「昔見てたけど忘れた」なんて方も多いのでは?ここはそんな方たちに「なるほどそういう物語だったのか」と物語の基本をつかんでもうらうためのいわばガイダンスのコーナーです。尚、ここでいう「リボンの騎士」とはあくまでTVアニメ版のことで、原作漫画とはまた別ものであることをご了承ください

リボンの騎士ってこういう話 〜まずは物語の大筋をつかもう〜



天使のチンクのいたずらにより、女の子でありながら男と女のふたつの心をもって生まれてしまった主人公サファイア。しかも彼女が王女として生まれたシルバーランド王国には男でなければ王位を継げないという掟があって、次の王位が悪臣ジュラルミン大公の手に渡ることを恐れた王様は、サファイアを王子と偽って育てることにしたのです。12年の月日が流れサファイアはすっかり男の子として成長していたのですが、そんな彼女の前に天使のチンクが現れます。チンクは女の子になるはずの子供に、まちがって男の心を与えてしまった罰として人間として地上へ堕とされていたのです。再び天使となって天国に戻るためには、自分がまちがえて与えた男の心を回収しないければいけないのです。チンクは12年間探しまわってやっと目指す女の子・サファイアを見つけたのですが、男の子として生きなければならないサファイアには、女の子らしくする気が全くありません。またチンクも王子として政敵ジュラルミン大公と戦わなければならない今のサファイアにとって、男の心はむしろ必要なものであると判断して、しばらくはサファイアをそのままにしておくことにします。そしてサファイアもシルバーランドから悪い掟や陰謀がなくなるまでは男の子でいようと決心を固めるのです。



そんなサファイアたちの前に、また別の敵が現れます。それは魔王メフィストでした。メフィストにはヘケートという魔女の娘がいたのですが、ヘケートはおとなしくて、泣き虫で、そのうえ魔法もあまり上手に使えない、とても魔女らしくない女の子だったのです。メフィストはなんとかヘケートを強い心を持った一人前の魔女、いえ、それ以上の大魔女にしようと、サファイアの活発な男の心を抜き取ってヘケートに移しかえようと企むのです。せっかくチンクがサファイアに預けてくれた男の心を悪魔に奪いとられてしまっては元も子もありません。チンクは必死に悪魔からサファイアを守ろうとします。 果たしてサファイアは王位を狙うジュラルミン大公や男の心を取り上げようとする魔王メフィストと戦って、シルバーランドを真に平和な国へと導くことができるのでしょうか?



これだけは覚えておこう!物語のキーポント

〜シルバーランドの王位継承権とサファイアの男の心〜

どうしてサファイアは女の子なのに王子のフリをしているの?
サファイアの国シルバーランドでは、男でなければ王位にはつけません。だから女の子であるサファイアはいくら王様の子供であっても次の王様にはなれません。それでは王様の子供が次の王様になれない場合、誰が次の王様になるのでしょうか?シルバーランドでその資格を持っているのはジュラルミン大公でした。ジュラルミン大公が「いい人」だったら何の問題もなかったのですが、大公は「腹黒」で王様になっても自分勝手なことをしてよい政治をしそうにありません。だから王様は大公に次の王位を渡したくなかったのです。ジュラルミンに王位を奪われないためには、どうしてもサファイアが次の王様にならなければいけません。しかしサファイアは女の子。掟により王位を継ぐことはできません。そのために王様はサファイアは男の子であると嘘をついて、サファイアを「王子」として育ててなんとかサファイアが王様になれるようにしたのです。つまり王位継承権を守ろうとする王様の苦肉の策によりサファイアは王子のフリをしているというわけです。



サファイアにくっついているチビッコ、チンクって何者?
チンクの正体を知らない人、あるいは忘れちゃった人、妖精と思っている人ってけっこう多いみたいです。チンクは天使です。そもそもなぜ天使であるチンクが地上でうろうろして、サファイアにまとわりついているのでしょうか?ちゃんとした理由があります。チンクは天国でいたずらばかりして神様たちを困らせていたのですが、ある時いつものようにいたずら心をおこして、新しく地上に生まれていく、まだ男の子になるのか、女の子になるのか決まっていない赤ちゃんの一人にこっそり男の子の心をあげてしまったのです。ところが神様はその赤ちゃんに女の子の心を与え、女の子になるように決めたのでした。その赤ちゃんがすでに男の心を与えられてことを知った神様は、チンクのいつもいたずらであることを察してカンカンに怒りました。そしてその罰としてチンクを下界へ堕とし、地上に生まれたその赤ちゃんを見つけだし男の子の心をぬきとるように命令したのです。つまりチンクは一時的に天国から追放された天使というわけで、地上にいる間は人間として活らさなければならず、天使のシンボルである頭の輪も天使の羽根もないのです。しかし潜在的には天使ですから、人間のようには年をとらなかったり、動物と話ができたりするわけです。このあたりがチンクが森の妖精かなにかと誤解される原因ともなっていると思うのですが。

そしてチンクがいたずらで男の心を与えてしまった子供こそサファイアだったのです。チンクはサファイアから男の心を抜き取れば天国に帰ることができるのですが、サファイアが王子でいなければいけないという事情を知って、シルバーランドが平和になりサファイアが安心して女の子に戻れるようになるまではサファイアに男の心を預けておこうと考えるのです。またそれだけではなくサファイアの手助けをして、彼女を悪の手から守ろうと活躍するわけです。けっしてなんとなくサファイアにくっついているわけではありません。



魔王メフィストって誰?
メフィストのことを知ってる人はかなりの「リボンの騎士」通だと私は思います。TVアニメ「リボンの騎士」はいわゆる毎回毎回次へ話が連続していく、いわゆる「続きもの」ではなく1回ごとの見切り形式で制作されました。メフィストは主要登場人物ではありますが、ジュラルミン大公やナイロン卿のようにほぼ毎回登場するわけではなく、何回かに一回ゲスト的に登場します。ですから彼の登場する話を見逃していたり、時々登場するキャラクターだったためにあまり記憶に留めていなかったりして、意外に「リボンの騎士」にメフィストという悪魔が登場することを知らない、憶えていない人は多いと思うのです。

さて、そのメフィトが何者かということですが、メフィストはサファイアが持っている男の子の心を奪おうとする悪魔です。サファイアの男の心を娘のヘケートに入れればヘケートは「一流の魔法大学にも入れる」程の優れた魔女になれるのです。メフィストにとってサファイアの男の子の心は娘を秀才にする特効薬みたいなものなのです。女の子であるサファイアにとって男の子の心は、本来なら取り上げられたところで何ら不都合のないもののはずですが、しかしサファイアは王子として生きなければならない事情をかかえています。サファイアにとってまちがって与えられてしまった男の子の心は、男として生きなければいけない今の自分にとってはむしろ必要なアイテムであるわけです。その重要なアイテムを奪おうとするわけですから、メフィストは当然ながらサファイアにとって敵です。つまり「リボンの騎士」の中には王位継承権を巡る争いの他に、サファイアの持つ男の心をめぐる争いがあるというわけです。後者の方は最初にに述べた作品の制作上の事情から、いささか印象が薄くなりがちなのですが、「リボンの騎士」の物語の重要な構成要素としてぜひ押さえておいてほしいポイントです。

コメント(13)

OP冨田勲なのねぇ〜
「ジャングル大帝」もそうじゃなかったっけ?

鬘かぶって、女の子になったときのサファイアもかわいかったよね(^^♪
最終回がちょっと残酷シーンあったのが印象的でした
観てたけど、そんな事情があったとは知りませんでした。
詳しい解説ありがとう〜〜
ムーニーさん
最終回はサファイアの両親が大臣の手によって殺されるんだよ
そのシーンがちょっと衝撃的だったね
結局チンクが自分の力を使って生き返らせるんだけど・・・

ブルームーンさん
リボンの騎士って知ってる様で知らないことが多いんですよね
私も調べてて「へ〜」ってことが多かったですよ
天使に戻って帰っていったんだよ^^
今ももってたら プレミア付いてるでしょうね^^
プレミア付くようなもの何もないなぁ〜(+_+)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

懐かしい物ふぁんくらぶ♪ 更新情報

懐かしい物ふぁんくらぶ♪のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング