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ハイヒールの科学コミュの30 ハイヒール筋?(その1)

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「ハイヒール筋」の考察

前回に続き、筋肉の話題です。
ハイヒール歩行に特徴的な筋肉について、考えてみます。

筋肉は、私にとっては、知ったかぶりのジャンルになりますので、?と言う個所あれば指摘してください。

もちろん「ハイヒール筋」などと言う名前は一般的ではなく、私の造語です。
「ハイヒール筋」は、ヒールが高い場合ほど特徴的に機能するものという意味で使うことにします。

まずは、大腿直筋(だいたいちょっきん)。 
腰の骨から膝(ひざ)下のけい骨(すね)まで太ももの上外側から膝方向へ伸びている筋肉。いわゆる「もも上げ」するときや、「膝を伸ばす」働きをします。したがって、軸足時だけでなく遊脚時に、跳ね上げた足を前へ移動させながら膝を伸ばすなどの動作に関係しています。

大事なのは、この筋肉、股関節(※後述)が伸びた状態のときに最大の力を発揮するのだそうです。軸足として機能する最終段階で、すっきり後ろに脚を伸ばして、脚と体全体でえび反りの様に全体で地面を蹴ることが、見栄えだけでなく、推進力発生に寄与していると思われます。

(膝に関連した筋肉も当然大事なわけですが、ここでは省きます)

さて、この筋肉が特徴的なのは、これまで考えてきた推進力としての「蹴り脚」が関係していることです。ヒールの低い靴では、足首を使った「蹴り足」ができるのですが、ヒールが高いと甲が伸びきったようになり足首としては、固定状態となり「蹴り足」が使えず、変わりに「蹴り脚」が必要なので、この筋肉が活躍するわけです。
(蹴り脚では、ほかに臀部の筋肉や腹筋背筋も使いますが、ハイヒールでなくても同じくらいに重要なので、ハイヒール筋には含めないことにします)

この筋肉は、腰から脛までの長い範囲に関係しているので脚をすっきり伸ばすことにも関係し、スタイルにも大きく関係してくると思われます。

2つ目のハイーヒール筋候補は、腓骨筋(ひこつきん)です。

ふくらはぎにある筋肉で、正しくは、長腓骨筋と短腓骨筋と呼ぶそうです。膝下から、かかとを通り中足部(足指付け根付近)までつないでいます。いずれも、前脛骨筋とは逆に足首の底屈に関係します。

足先を外側に向ける外転機能にも関係しているようです。このこのことは、着地足のつま先がどこを向くかにも関係しますので、着地を考える時に再登場すると思います。

足首の底屈は、甲を伸ばすことと同じですから、この筋肉はハイヒールを履こうとするときから、機能し始めます。大雑把に言えば、ハイヒールを履いている間ずっと、収縮しっぱなしとも言えます。

普通の靴では大丈夫なのにハイヒールを履いたときにふくらはぎがいたむ場合は、ほとんどがこの筋ではないかと思います。脚の形を気にする方々が、よく、ししゃも筋と呼ばれる腓腹筋(ひふくきん)(=いわゆるししゃも筋)を、悪者扱い(笑)するのを耳にしますが、腓腹筋は、ヒールの低い靴でも機能する筋肉なので、ハイヒールに特有な筋肉と言えないと私は考えています。
(ハイヒールで立っている状態では、かかとの低い場合よりも仕事をするようですが、筋電図のデータなどを見ると、歩行に関しては差は小さいようです)ハイヒールで筋肉がついたとすれば、腓腹筋(ひふくきん)(=いわゆるししゃも筋)ではなく、腓骨筋(ひこつきん)なのではないかと、私は考えています。

少々横道に外れますが…
歩くために十分な筋肉の付いた脚では、ふくらはぎの左右両側のししゃも筋(腓腹筋)が発達していて、筋肉質っぽくなりますが、これは、人として生活する上で必要な筋肉なので悪者扱いすべきではありません。爪先立ちした時のふくらはぎを良く見ると、このししゃも筋の近くにモッコリと別のふくらみがでます。これが、(長)腓骨筋です。ハイヒールを常用する方の多くの方が、この筋肉を気にされます。私からすれば、「使える脚」である証しとしてみるので、これがあるから「美脚」ではないなどとは思いません。
しかし、「美」は、さまざまな観点から定義がなされて当然なので、気にする方は、高いヒールは、あきらめなければならないでしょう。
筋肉を弛緩させた状態のグラビア写真のモデルさんも、実際歩くときには、この筋肉がちゃんと機能しています。私の好きなハイヒールを履きこなしている女優さんがたも、動作中を良く見ていると、ちゃんと筋肉が見えています。

(その2へつづく)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12240595&comm_id=1081323


※マーク箇所について昨日(11/8)アップした時には、
「膝が伸びた状態」と書いてしまいました。これは誤りで、
「股関節が伸びた状態」が正しいのです。訂正してお詫びします。

メンバーのナベ兄さんから頂いたアドバイスメーッセージをきっかけに間違いに気づきました。感謝です。

コメント(2)

ハイヒール歩行時のふくらはぎの緊張にエロっぽさを和子は感じます。これは科学の見地でなく、エロ追求の立場からです。
「美」を哲学する時、エロスとアガペーの両面を考えることになります。エロスはもともと性愛の神。
真・美・善を求める高次元な愛なのですが、人間の場合、そこに至る過程で堕落の可能性もあり、なかなか難しく、高い次元に昇華できる人は限られます。一方で、アガペーは、愛。それも、神が人間に向ける無償の愛。和子さんにエロスを感じさせるふくらはぎは、神の愛なのかもしれません。私にとっては、ハイヒールを科学することも、神による恵みなのかもしれません。

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