![漢熟検[漢字習熟度検定]師範合格](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/61/56/4366156_144s.gif){kind=logo}
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コメント(24)
舞台出演
3/3(土)〜4/22(日) 明治座
【スタッフ】 作＝宮川一郎 演出＝石井ふく子
【キャスト】 西郷輝彦／藤田まこと／松平健／三田佳子 ほか
・3月公演分は発売中(窓口は1／31〜)、4月分は2／27(火)前売開始(窓口は3／2〜)
・全席指定A席13,500円／B席6,000円
・お問い合わせ＝明治座 TEL.03-3660-3900
三田佳子 大石内蔵助の妻・りく
三田会長とはわずかな間の御縁でしたが、今回声をかけていただいて、とても光栄に思っています。また、昨年の11月に、三田会長御夫妻を描いた舞台(『日本橋物語 最愛のひと』)で、会長の奥様を演じさせていただきましたが、お二人がいかに明治座を愛して生きられたかということをしみじみと感じました。
りくの役は初めてです。昨年、石井先生演出の『女たちの忠臣蔵』で練り上げられたすばらしいりくさんを見せていただいたばかりですが、先生たちがおっしゃったように「“命”をテーマにした新しい視点からの忠臣蔵」ということですので、今度は私が、これまで隠れていた新しい部分を立ち上げられらたらと思っています。お稽古を入れて3カ月、スケジュールを全部あけて集中しますので(笑)、ぜひみなさま、遊びにいらしてください。
3/3(土)〜4/22(日) 明治座
【スタッフ】 作＝宮川一郎 演出＝石井ふく子
【キャスト】 西郷輝彦／藤田まこと／松平健／三田佳子 ほか
・3月公演分は発売中(窓口は1／31〜)、4月分は2／27(火)前売開始(窓口は3／2〜)
・全席指定A席13,500円／B席6,000円
・お問い合わせ＝明治座 TEL.03-3660-3900
三田佳子 大石内蔵助の妻・りく
三田会長とはわずかな間の御縁でしたが、今回声をかけていただいて、とても光栄に思っています。また、昨年の11月に、三田会長御夫妻を描いた舞台(『日本橋物語 最愛のひと』)で、会長の奥様を演じさせていただきましたが、お二人がいかに明治座を愛して生きられたかということをしみじみと感じました。
りくの役は初めてです。昨年、石井先生演出の『女たちの忠臣蔵』で練り上げられたすばらしいりくさんを見せていただいたばかりですが、先生たちがおっしゃったように「“命”をテーマにした新しい視点からの忠臣蔵」ということですので、今度は私が、これまで隠れていた新しい部分を立ち上げられらたらと思っています。お稽古を入れて3カ月、スケジュールを全部あけて集中しますので(笑)、ぜひみなさま、遊びにいらしてください。
（代理添付）
夏目雅子さんの生涯を仲間由紀恵でドラマ化！
女優の仲間由紀恵（２７）が、ＴＢＳ系特別企画「ひまわり〜夏目雅子２７年の生涯と母の愛〜」で、１９８５年に２７歳で生涯を閉じた女優・夏目雅子さん役を演じることになった。夏目さんの母・小達スエさん（７４）の著書「ふたりの雅子」を原案に夏目さんの一生をドラマ化するもので、スエさん役は三田佳子（６５）が務める。撮影は５月２７日にスタート、放送は今秋を予定している。
２７歳で天国へ旅立ってから２２年。今年生誕５０年を迎え、なお存在感を放ち続ける夏目さんの生涯を、仲間が演じることになった。
作品はＣＭやドラマ、映画と人気絶頂になりながら、８５年に急性骨髄性白血病で亡くなった夏目さんの生涯と、厳しくしつけながらも温かく支えた母・スエさんを中心とする家族とのきずなを描くもの。
企画を担当したＴＢＳの伊與田英徳プロデューサーは「目の雰囲気が似ているのと、あっけらかんとしてかわいらしい、ちょっと男っぽいイメージもだぶった。何より出てくるオーラがピッタリ」と、夏目さんが亡くなった年齢と同じ２７歳の仲間に白羽の矢。「夏目さんを明るく見守りながらも、厳しくしつけていく姿を演じられる」（伊與田さん）とスエさん役には三田が決定した。
仲間は「過去も現在もたくさんの人たちに愛されている夏目さんを演じさせていただくことはプレッシャーも感じますが、とても光栄」と意気込む。リアルタイムでは夏目さんの活躍を知らないが「作品から感じる明るさ、強さ、そしてそれを支えた家族愛を伝えることができたら」と語っている。
夏目さんとは面識はないが、「知人からよく似ていると言われたことが懐かしく思い出される」という三田は「ご縁があるのかな。愛情深いゆえに娘に厳しく接するこの母親は、私の母に通じるところがある」と役をかみしめている。
タイトルは夏目さんが大好きだった花で、学生時代に何度も見ていたソフィア・ローレン主演の映画のタイトルにもなっている「ひまわり」に決定。髪形など役にこだわった仲間は夏目さんの姿をほうふつとさせるもので、スタッフから感嘆の声が上がったという。闘病時、髪の毛が抜け落ちた夏目さんを演じるシーンの撮影も予定されており、今秋の放送に向け撮影が進められている。
夏目雅子さんの生涯を仲間由紀恵でドラマ化！
女優の仲間由紀恵（２７）が、ＴＢＳ系特別企画「ひまわり〜夏目雅子２７年の生涯と母の愛〜」で、１９８５年に２７歳で生涯を閉じた女優・夏目雅子さん役を演じることになった。夏目さんの母・小達スエさん（７４）の著書「ふたりの雅子」を原案に夏目さんの一生をドラマ化するもので、スエさん役は三田佳子（６５）が務める。撮影は５月２７日にスタート、放送は今秋を予定している。
２７歳で天国へ旅立ってから２２年。今年生誕５０年を迎え、なお存在感を放ち続ける夏目さんの生涯を、仲間が演じることになった。
作品はＣＭやドラマ、映画と人気絶頂になりながら、８５年に急性骨髄性白血病で亡くなった夏目さんの生涯と、厳しくしつけながらも温かく支えた母・スエさんを中心とする家族とのきずなを描くもの。
企画を担当したＴＢＳの伊與田英徳プロデューサーは「目の雰囲気が似ているのと、あっけらかんとしてかわいらしい、ちょっと男っぽいイメージもだぶった。何より出てくるオーラがピッタリ」と、夏目さんが亡くなった年齢と同じ２７歳の仲間に白羽の矢。「夏目さんを明るく見守りながらも、厳しくしつけていく姿を演じられる」（伊與田さん）とスエさん役には三田が決定した。
仲間は「過去も現在もたくさんの人たちに愛されている夏目さんを演じさせていただくことはプレッシャーも感じますが、とても光栄」と意気込む。リアルタイムでは夏目さんの活躍を知らないが「作品から感じる明るさ、強さ、そしてそれを支えた家族愛を伝えることができたら」と語っている。
夏目さんとは面識はないが、「知人からよく似ていると言われたことが懐かしく思い出される」という三田は「ご縁があるのかな。愛情深いゆえに娘に厳しく接するこの母親は、私の母に通じるところがある」と役をかみしめている。
タイトルは夏目さんが大好きだった花で、学生時代に何度も見ていたソフィア・ローレン主演の映画のタイトルにもなっている「ひまわり」に決定。髪形など役にこだわった仲間は夏目さんの姿をほうふつとさせるもので、スタッフから感嘆の声が上がったという。闘病時、髪の毛が抜け落ちた夏目さんを演じるシーンの撮影も予定されており、今秋の放送に向け撮影が進められている。
映画出演
「魂萌え」1月27日公開
監督脚本 阪本順治
原作 桐野夏生
出演 風吹ジュン
三田佳子
加藤治子
豊川悦司
常磐貴子
田中哲司
寺尾聡
あらすじ
定年退職から僅か3年、夫・隆之は心臓発作であっけなく逝ってしまった。葬儀の後、隆之の携帯にかかってきた電話がきっかけで、敏子は夫に10年来の愛人がいたことを知り愕然とする。さらには、突然同居を宣言する長男の身勝手さにも嫌気がさし家を飛び出すが、行く宛てはない。生まれて初めてカプセルホテルに泊まり、そこで宮里という老女に出会う。宮里は悲惨な身の上話を聞かせ、お代として1万円を要求するのだった。
風吹ジュンが生身の中年女を入浴シーンもベッドシーンもこなし熱演する。愛人役の三田佳子との緊迫の対決は男性をたじろがせるに違いない。家族のために尽してきた専業主婦の敏子は、夫の裏切りや身勝手な子どもたちに憤り、呆れ果て、ようやく自分自身に目覚める。これからは本当に好きな事をして生きて行くのだ。手帳と携帯電話を買い込み、一人で生ビールのジョッキ飲みも試みる。潔く再出発する彼女に比べ、男たちは押し並べて情けない。敏子を口説く気障なオヤジに至っては、貞淑な人妻のよろめく姿が好みという陳腐さだ。女たちが結託して夫を切り刻む『OUT』と同じく桐野夏生の原作。監督は男のドラマが得意の阪本順治。
シネカノン有楽町、シネ・アミューズ、新宿ジョイシネマ３、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
--------------------------------------
「魂萌え」俳句キャンペーン企画
三田佳子推薦句
「子が離れ 妻が離れて 震え立ち」
由紀さおり作
「まだまだよ “ヒット”に意欲 さおりです」
「魂萌え」1月27日公開
監督脚本 阪本順治
原作 桐野夏生
出演 風吹ジュン
三田佳子
加藤治子
豊川悦司
常磐貴子
田中哲司
寺尾聡
あらすじ
定年退職から僅か3年、夫・隆之は心臓発作であっけなく逝ってしまった。葬儀の後、隆之の携帯にかかってきた電話がきっかけで、敏子は夫に10年来の愛人がいたことを知り愕然とする。さらには、突然同居を宣言する長男の身勝手さにも嫌気がさし家を飛び出すが、行く宛てはない。生まれて初めてカプセルホテルに泊まり、そこで宮里という老女に出会う。宮里は悲惨な身の上話を聞かせ、お代として1万円を要求するのだった。
風吹ジュンが生身の中年女を入浴シーンもベッドシーンもこなし熱演する。愛人役の三田佳子との緊迫の対決は男性をたじろがせるに違いない。家族のために尽してきた専業主婦の敏子は、夫の裏切りや身勝手な子どもたちに憤り、呆れ果て、ようやく自分自身に目覚める。これからは本当に好きな事をして生きて行くのだ。手帳と携帯電話を買い込み、一人で生ビールのジョッキ飲みも試みる。潔く再出発する彼女に比べ、男たちは押し並べて情けない。敏子を口説く気障なオヤジに至っては、貞淑な人妻のよろめく姿が好みという陳腐さだ。女たちが結託して夫を切り刻む『OUT』と同じく桐野夏生の原作。監督は男のドラマが得意の阪本順治。
シネカノン有楽町、シネ・アミューズ、新宿ジョイシネマ３、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
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「魂萌え」俳句キャンペーン企画
三田佳子推薦句
「子が離れ 妻が離れて 震え立ち」
由紀さおり作
「まだまだよ “ヒット”に意欲 さおりです」
関連情報
ドラマ「眉山」に富司純子出演
フジテレビは５日、歌手、さだまさし（５５）のベストセラー小説「眉山」を女優、常盤貴子（３５）の主演でドラマ化すると発表した。
母と娘の絆を描いた感動作で、すでに松嶋菜々子（３３）主演で今年５月に映画版が公開。１３５万人を超える観客の涙を誘い（人数は４日現在、公開中）、１２月には宮本信子（６２）、石田ゆり子（３７）の主演で舞台化も決まっている話題作だ。フジテレビによると、映画版は娘（松嶋）が母の過去をたどっていく形で描かれたが、ドラマ版では常盤が娘と若いころの母の１人２役を演じ、母が過去に体験した切ないラブストーリーを軸に描かれる予定。後の日の母は富司純子（６１）が演じる。
クライマックスの阿波踊りのシーンは、原作とも映画とも違うオリジナルのラストを用意しているといい、常盤は「原作を読んだとき、とにかくお母さんがカッコイイと思いました。その人をつくり上げた若き日の姿と娘を演じられることを今から楽しみにしています」と気合十分だ。
ドラマ「眉山」に富司純子出演
フジテレビは５日、歌手、さだまさし（５５）のベストセラー小説「眉山」を女優、常盤貴子（３５）の主演でドラマ化すると発表した。
母と娘の絆を描いた感動作で、すでに松嶋菜々子（３３）主演で今年５月に映画版が公開。１３５万人を超える観客の涙を誘い（人数は４日現在、公開中）、１２月には宮本信子（６２）、石田ゆり子（３７）の主演で舞台化も決まっている話題作だ。フジテレビによると、映画版は娘（松嶋）が母の過去をたどっていく形で描かれたが、ドラマ版では常盤が娘と若いころの母の１人２役を演じ、母が過去に体験した切ないラブストーリーを軸に描かれる予定。後の日の母は富司純子（６１）が演じる。
クライマックスの阿波踊りのシーンは、原作とも映画とも違うオリジナルのラストを用意しているといい、常盤は「原作を読んだとき、とにかくお母さんがカッコイイと思いました。その人をつくり上げた若き日の姿と娘を演じられることを今から楽しみにしています」と気合十分だ。
関連情報
映画「明日への遺言」に富司純子出演
第２次大戦で米軍からＢ級戦犯に問われながら、法廷では無差別爆撃の責任を問いかけた岡田資（たすく）陸軍中将の生きざまを俳優・藤田まこと（７４）の主演で描く映画「明日（あした）への遺言」（小泉堯史監督）の製作会見が６日、都内で行われた。
実兄が戦死している藤田は「全世界に尊いメッセージを発したい。長年、芸能界で仕事をしてきましたが、これを最後の仕事にしたい。そんな気持ちがしています」と静かに意気込みを語った。
今作では富司純子（６１）と３６年ぶりに共演。富司のデビュー作「スチャラカ社員」（６３年）でも共演した藤田は「富司さんはまだ学校に通ってまして、先輩からカバンにラブレターを入れろって言われたけど勇気がなくて」と甘酸っぱいエピソードも明かしていた。来年３月公開。
映画「明日への遺言」に富司純子出演
第２次大戦で米軍からＢ級戦犯に問われながら、法廷では無差別爆撃の責任を問いかけた岡田資（たすく）陸軍中将の生きざまを俳優・藤田まこと（７４）の主演で描く映画「明日（あした）への遺言」（小泉堯史監督）の製作会見が６日、都内で行われた。
実兄が戦死している藤田は「全世界に尊いメッセージを発したい。長年、芸能界で仕事をしてきましたが、これを最後の仕事にしたい。そんな気持ちがしています」と静かに意気込みを語った。
今作では富司純子（６１）と３６年ぶりに共演。富司のデビュー作「スチャラカ社員」（６３年）でも共演した藤田は「富司さんはまだ学校に通ってまして、先輩からカバンにラブレターを入れろって言われたけど勇気がなくて」と甘酸っぱいエピソードも明かしていた。来年３月公開。
関連情報
尾上菊五郎・富司純子、しのぶ＆ローラン挙式後にご機嫌会見
女優・寺島しのぶが4月26日（木）、東京・赤坂の日枝神社でフランス人アートディレクター、ローラン・グナシア氏と結婚式を行った。
寺島しのぶの両親、尾上菊五郎（64）、富司純子（61）と弟・尾上菊之助（29）による記者会見も行われた。主な一問一答は以下の通り。
記者会見の様子はこちら
【式の感想は？】
菊五郎：もうちょっとしんみりするのかなと思ったら、2人ゲラゲラ笑ってて。新郎はバカバカお酒飲むし（笑）。
【あらためて、しのぶさんからのご挨拶は？】
富司：今朝「晴れたー！」って電話がかかってきて、その時何か言葉があるのかな？と思いましたが、全然ありませんでした（笑）。でも2人、本当に幸せそうで、それを見ているだけでいいですね。
【菊之助さん、今日のお姉さんは？】
菊之助：姉よりも、ローランが変わりましたね。カッコよくなりました。
【式での2人について】
菊五郎：2人はいつも通りラブラブで、神殿でほっぺに「チュ」なんてしてました。思わずしてしまったんでしょうね。
【富司さんはフランス語を習いたいと言っていたが】
富司：夜、寝る時にCDを聴いています。でも主人に「日本語も忘れるぐらいなのにフランス語なんて出来るわけない」と言われました（笑）。
【これからの2人について】
菊五郎：結婚生活は2人だけではなくて、周りの人たちの後押しがあって初めてやっていけるもの。これからも明るく幸せに。
◆ノリノリ披露宴
結婚披露宴は午後５時半から、ガーデンパーティー形式で行われた。
入り口では金びょうぶの前で両家がお出迎え。菊五郎劇団が「フラガール」ならぬ「フラボーイ」にふんし、生々しい？フラダンスで笑いを誘った。料理は和洋はじめ、メニュー豊富。中でも和牛ローストビーフとじゃがいものグラタン添えが大人気だった。
寺島は白無垢から鮮やかな着物、ラルフローレンのウエディングドレスと２度のお色直し。ダンスタイムでは挙式に続き、再び熱い口づけ。洋服に着替えた富司も軽やかなステップを踏むなど家族全員ノリノリ。しのぶは「かしこまった披露宴にしなくて本当に良かったわ」と満足げだった。
◆富司純子孫欲しい
○…寺島の挙式を見守った家族も笑顔。父親の歌舞伎俳優・尾上菊五郎は「家庭が明るくなりました」と笑顔、母親の女優・富司純子は「このラブラブぶりが末永く続けば…。子供？ 早く欲しいですね」と初孫の期待を語った。弟の歌舞伎俳優・尾上菊之助（２９）は「あんな姉の幸せそうな顔は初めて見ました」と驚きながら、「（姉より）ローランの方が変わった。より格好よくなった」と話していた。
【披露宴の主な出席者】篠山紀信、市川團十郎、市川海老蔵、市川左団次、片岡仁左衛門、坂東三津五郎、尾上松緑、中村獅童、笹野高史、関口宏、波乃久里子、藤山直美、草笛光子、大竹しのぶ、室井滋、井川遙、中越典子、オセロ・中島知子（順不同、敬称略）
尾上菊五郎・富司純子、しのぶ＆ローラン挙式後にご機嫌会見
女優・寺島しのぶが4月26日（木）、東京・赤坂の日枝神社でフランス人アートディレクター、ローラン・グナシア氏と結婚式を行った。
寺島しのぶの両親、尾上菊五郎（64）、富司純子（61）と弟・尾上菊之助（29）による記者会見も行われた。主な一問一答は以下の通り。
記者会見の様子はこちら
【式の感想は？】
菊五郎：もうちょっとしんみりするのかなと思ったら、2人ゲラゲラ笑ってて。新郎はバカバカお酒飲むし（笑）。
【あらためて、しのぶさんからのご挨拶は？】
富司：今朝「晴れたー！」って電話がかかってきて、その時何か言葉があるのかな？と思いましたが、全然ありませんでした（笑）。でも2人、本当に幸せそうで、それを見ているだけでいいですね。
【菊之助さん、今日のお姉さんは？】
菊之助：姉よりも、ローランが変わりましたね。カッコよくなりました。
【式での2人について】
菊五郎：2人はいつも通りラブラブで、神殿でほっぺに「チュ」なんてしてました。思わずしてしまったんでしょうね。
【富司さんはフランス語を習いたいと言っていたが】
富司：夜、寝る時にCDを聴いています。でも主人に「日本語も忘れるぐらいなのにフランス語なんて出来るわけない」と言われました（笑）。
【これからの2人について】
菊五郎：結婚生活は2人だけではなくて、周りの人たちの後押しがあって初めてやっていけるもの。これからも明るく幸せに。
◆ノリノリ披露宴
結婚披露宴は午後５時半から、ガーデンパーティー形式で行われた。
入り口では金びょうぶの前で両家がお出迎え。菊五郎劇団が「フラガール」ならぬ「フラボーイ」にふんし、生々しい？フラダンスで笑いを誘った。料理は和洋はじめ、メニュー豊富。中でも和牛ローストビーフとじゃがいものグラタン添えが大人気だった。
寺島は白無垢から鮮やかな着物、ラルフローレンのウエディングドレスと２度のお色直し。ダンスタイムでは挙式に続き、再び熱い口づけ。洋服に着替えた富司も軽やかなステップを踏むなど家族全員ノリノリ。しのぶは「かしこまった披露宴にしなくて本当に良かったわ」と満足げだった。
◆富司純子孫欲しい
○…寺島の挙式を見守った家族も笑顔。父親の歌舞伎俳優・尾上菊五郎は「家庭が明るくなりました」と笑顔、母親の女優・富司純子は「このラブラブぶりが末永く続けば…。子供？ 早く欲しいですね」と初孫の期待を語った。弟の歌舞伎俳優・尾上菊之助（２９）は「あんな姉の幸せそうな顔は初めて見ました」と驚きながら、「（姉より）ローランの方が変わった。より格好よくなった」と話していた。
【披露宴の主な出席者】篠山紀信、市川團十郎、市川海老蔵、市川左団次、片岡仁左衛門、坂東三津五郎、尾上松緑、中村獅童、笹野高史、関口宏、波乃久里子、藤山直美、草笛光子、大竹しのぶ、室井滋、井川遙、中越典子、オセロ・中島知子（順不同、敬称略）
舞台出演
12/1(土)〜12/23(日) 名古屋御園座
原作/山田風太郎 脚本/大藪郁子 演出/石井ふく子
「エドの舞踏会」
原作： 山田風太郎 脚本：大藪郁子
演出： 石井ふく子
出演： 三田佳子 淡島千景 賀来千香子 中田喜子
小林綾子 渋谷飛鳥
錦織一清 田中 健 松村雄基 森宮 �蓮‖�
あらすじなど
江戸が東京と名を変え、万事に西欧化が叫ばれた明治時代。
北海道から上京した登喜は女衒にだまされ遊郭に身を沈めるところを、時の海軍中尉・山本権兵衛に助けられ、伊藤博文の離れに身を寄せる。
伊藤家では、夫人の梅子や井上馨夫人の武子、森有礼夫人の常子たちが、夫を支えるべく鹿鳴館での舞踏会を盛り上げようと心を砕いていた。登喜はそんな夫人たちを陰ながら支えていく。
ひっそりと夫に寄り添い、家尾守ることが美徳と考えられていた当時の貴婦人たち。そんな中、花柳界の出身である元勲の夫人たちは、天性の社交術で鹿鳴館の夜会を仕切り、外交につとめ、ついには男たちをもリードし始めるのだった―。
女性の視点からしなやかにしたたかに生きた明治女の姿をとらえ、舞台上に紡ぎ出す「エドの舞踏会」。
三田佳子をはじめ、豪華な出演陣でお贈りする華麗なる絵巻、まもなく幕開けです。
12/1(土)〜12/23(日) 名古屋御園座
原作/山田風太郎 脚本/大藪郁子 演出/石井ふく子
「エドの舞踏会」
原作： 山田風太郎 脚本：大藪郁子
演出： 石井ふく子
出演： 三田佳子 淡島千景 賀来千香子 中田喜子
小林綾子 渋谷飛鳥
錦織一清 田中 健 松村雄基 森宮 �蓮‖�
あらすじなど
江戸が東京と名を変え、万事に西欧化が叫ばれた明治時代。
北海道から上京した登喜は女衒にだまされ遊郭に身を沈めるところを、時の海軍中尉・山本権兵衛に助けられ、伊藤博文の離れに身を寄せる。
伊藤家では、夫人の梅子や井上馨夫人の武子、森有礼夫人の常子たちが、夫を支えるべく鹿鳴館での舞踏会を盛り上げようと心を砕いていた。登喜はそんな夫人たちを陰ながら支えていく。
ひっそりと夫に寄り添い、家尾守ることが美徳と考えられていた当時の貴婦人たち。そんな中、花柳界の出身である元勲の夫人たちは、天性の社交術で鹿鳴館の夜会を仕切り、外交につとめ、ついには男たちをもリードし始めるのだった―。
女性の視点からしなやかにしたたかに生きた明治女の姿をとらえ、舞台上に紡ぎ出す「エドの舞踏会」。
三田佳子をはじめ、豪華な出演陣でお贈りする華麗なる絵巻、まもなく幕開けです。
テレビドラマ「ひまわり」三田佳子インタビュー
――夏目雅子さんと過去に共演経験はありますか？
なかったですね。ただ、彼女が出たての頃、すぐにいい女優さんがいるという噂が伝わってきましたね。
――その当時の彼女に対するイメージを聞かせて下さい。
女優さんでも大きく2つのタイプがあると思うんです。イメージを先行させ、そこに合わせて作られて女優さんになるタイプの人と、何も計算なく自分の底から湧き出てくるものや出会いの中から成長していくタイプの女優さんがいるとすれば、後者かなというような気がします。自然体でキラキラしていて、これからが期待できる人だな、いい女優さんが出てきたなと思いました。
――台本を読んだ時の感想
お母さんと雅子さんが“表裏一体”と言うか、いつも一緒なんですよね。双子ではないんだけど、親と子なんだけど、そこにいつもお互いを求め合う深い愛情が溢れていて、反発し合う分強い絆で結ばれた親子のドラマだなと思いました。
――三田さんは夏目さんに似ていると言われていたそうですが…
夏目さんが出てきた頃、ある俳優さんに「三田さん、夏目雅子に似てますね」って言われたんです。彼女は、当時メキメキ出てきた魅力のある女優さんでしたから、年齢は大分違いましたけれど、私も「あら、そう？」なんて言っていたのを思い出します。だから今回、私がスエさんを演じるという事はどこか共通項があるのかなと思っています。当時は本当に似ていたんですよ。「私が彼女に似ているんじゃなくて、彼女が私に似てるんじゃないの？逆じゃない！？」なんて言いながらも悪い気持ちはしなかったですね。
――20年以上前の設定ですが、衣裳や小物等のエピソードがあれば教えて下さい。
1960年代から80年代という、今とは違う時代を作るために、衣裳やお化粧、髪型も含めてこだわったと思います。髪型は、当時のスエさんの写真を参考にさせて頂き、少し似させてもらいました。衣裳も、私が捨てるに捨てられなかった当時の服を随分使いました。あの当時のものは今再現しようと思ってもなかなか出来ないですからね。ハイヒールやハンドバッグも…。あと、当時大きな眼鏡が流行ったんですが、それも私の物を使って頂きました。小道具さん達が随分探して、すごくいいものを持ってきてくれたんですが、やっぱりその時代そのものには負けちゃうのよね。私がたまたま保管していたから、その事を伝えたら喜んで使って下さいました。私も使ったし、最後雅子ちゃんがスターになって売れ出した時にかける眼鏡として由紀恵ちゃんも使ってくれました。なかなかいい雰囲気で時代が出たと思いますよ。今回はそういう協力を随分させてもらいましたね。
――現場の雰囲気はいかがでしたか？
内容が濃いので、大掛かりな映画を一本撮るというような贅沢な状況でやらせて頂きました。みなさん熱を込めて、わずかのシーンを再現する為に細かく場所移動をしたりしてね。すごいですよ！それに付いていくこちらは大変ですけどね（笑）。でもそれによって映像がより膨らんでリアルになるので、いいドラマになっていると思います。
――共演者の印象
夏目雅子さんが27歳でお亡くなりになって、彼女を演じた仲間由紀恵ちゃんも27歳というのを聞いて、無理に若返ったり、背伸びしたりしないで、そのままで彼女の魅了を投影すれば、夏目さんの当時を彷彿とさせるような感じがして、いいんじゃないでしょうか。彼女はすごく一生懸命ですよ。「私こう思うけど、由紀恵ちゃんどう思う？」って言うと真剣に話を聞いてくれて、次の撮影時にはパッと変わってますね。そういう所がとてもいいなぁと思います。熱心ですね。
岸部一徳さんとも初共演です。スエさんは非常にご主人を愛していて、雅子ちゃんにもそういう女性になってほしいと思ってらっしゃったようなので、お父さんとの交流が自然でないといけないんですけど、岸部さんもすごく楽しかったとおっしゃってましたし、その部分に関してはなかなか上手くいったと思います。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いします
お母さんと娘の関係がとてもドラマティックでありながら、切なくて、それでいて愛に溢れているドラマだと思います。“親子の関係”が夏目雅子さんの魅力になっていたんだなぁという事が演じてみてすごく感じました。このお母さんがあって、この彼女の葛藤があって夏目雅子という女優さんがいたんだなってね。裏側にあるドラマが彼女の魅力を後押ししていたんですよね。そういう意味では、スエさんというお母さんが夏目雅子さんを逆説的に作っていたと感じるので、その辺を見て頂けたらと思います。
――夏目雅子さんと過去に共演経験はありますか？
なかったですね。ただ、彼女が出たての頃、すぐにいい女優さんがいるという噂が伝わってきましたね。
――その当時の彼女に対するイメージを聞かせて下さい。
女優さんでも大きく2つのタイプがあると思うんです。イメージを先行させ、そこに合わせて作られて女優さんになるタイプの人と、何も計算なく自分の底から湧き出てくるものや出会いの中から成長していくタイプの女優さんがいるとすれば、後者かなというような気がします。自然体でキラキラしていて、これからが期待できる人だな、いい女優さんが出てきたなと思いました。
――台本を読んだ時の感想
お母さんと雅子さんが“表裏一体”と言うか、いつも一緒なんですよね。双子ではないんだけど、親と子なんだけど、そこにいつもお互いを求め合う深い愛情が溢れていて、反発し合う分強い絆で結ばれた親子のドラマだなと思いました。
――三田さんは夏目さんに似ていると言われていたそうですが…
夏目さんが出てきた頃、ある俳優さんに「三田さん、夏目雅子に似てますね」って言われたんです。彼女は、当時メキメキ出てきた魅力のある女優さんでしたから、年齢は大分違いましたけれど、私も「あら、そう？」なんて言っていたのを思い出します。だから今回、私がスエさんを演じるという事はどこか共通項があるのかなと思っています。当時は本当に似ていたんですよ。「私が彼女に似ているんじゃなくて、彼女が私に似てるんじゃないの？逆じゃない！？」なんて言いながらも悪い気持ちはしなかったですね。
――20年以上前の設定ですが、衣裳や小物等のエピソードがあれば教えて下さい。
1960年代から80年代という、今とは違う時代を作るために、衣裳やお化粧、髪型も含めてこだわったと思います。髪型は、当時のスエさんの写真を参考にさせて頂き、少し似させてもらいました。衣裳も、私が捨てるに捨てられなかった当時の服を随分使いました。あの当時のものは今再現しようと思ってもなかなか出来ないですからね。ハイヒールやハンドバッグも…。あと、当時大きな眼鏡が流行ったんですが、それも私の物を使って頂きました。小道具さん達が随分探して、すごくいいものを持ってきてくれたんですが、やっぱりその時代そのものには負けちゃうのよね。私がたまたま保管していたから、その事を伝えたら喜んで使って下さいました。私も使ったし、最後雅子ちゃんがスターになって売れ出した時にかける眼鏡として由紀恵ちゃんも使ってくれました。なかなかいい雰囲気で時代が出たと思いますよ。今回はそういう協力を随分させてもらいましたね。
――現場の雰囲気はいかがでしたか？
内容が濃いので、大掛かりな映画を一本撮るというような贅沢な状況でやらせて頂きました。みなさん熱を込めて、わずかのシーンを再現する為に細かく場所移動をしたりしてね。すごいですよ！それに付いていくこちらは大変ですけどね（笑）。でもそれによって映像がより膨らんでリアルになるので、いいドラマになっていると思います。
――共演者の印象
夏目雅子さんが27歳でお亡くなりになって、彼女を演じた仲間由紀恵ちゃんも27歳というのを聞いて、無理に若返ったり、背伸びしたりしないで、そのままで彼女の魅了を投影すれば、夏目さんの当時を彷彿とさせるような感じがして、いいんじゃないでしょうか。彼女はすごく一生懸命ですよ。「私こう思うけど、由紀恵ちゃんどう思う？」って言うと真剣に話を聞いてくれて、次の撮影時にはパッと変わってますね。そういう所がとてもいいなぁと思います。熱心ですね。
岸部一徳さんとも初共演です。スエさんは非常にご主人を愛していて、雅子ちゃんにもそういう女性になってほしいと思ってらっしゃったようなので、お父さんとの交流が自然でないといけないんですけど、岸部さんもすごく楽しかったとおっしゃってましたし、その部分に関してはなかなか上手くいったと思います。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いします
お母さんと娘の関係がとてもドラマティックでありながら、切なくて、それでいて愛に溢れているドラマだと思います。“親子の関係”が夏目雅子さんの魅力になっていたんだなぁという事が演じてみてすごく感じました。このお母さんがあって、この彼女の葛藤があって夏目雅子という女優さんがいたんだなってね。裏側にあるドラマが彼女の魅力を後押ししていたんですよね。そういう意味では、スエさんというお母さんが夏目雅子さんを逆説的に作っていたと感じるので、その辺を見て頂けたらと思います。
舞台「エドの舞踏会」より取材記事
三田佳子が二男逮捕後初の舞台「エドの舞踏会」開幕 心労の中も笑顔で演技
女優の三田佳子（６６）が座長を務める名古屋・御園座公演「エドの舞踏会」（演出・石井ふく子、２３日まで）が１日、開幕した。１１月１５日に二男・高橋祐也容疑者（２７）が覚せい剤取締法違反で３回目の逮捕をされてから１６日。三田は心労や謝罪会見でけいこに集中できない状態が続いたが、何とか初日を終え「ご迷惑をかけた恩に報いたい。やり通すのみです」と語った。
◆食進まずゲッソリ
観客も二男逮捕をもちろん知っている。三田が登場すると大きな拍手が響いた。劇中では明るく、いじらしい女性の２１〜２６歳までを演じた。いまの精神状態とは真逆のキャラクターだ。「私が本当に無事に出来るのかどうか、心配されたと思う。温かい拍手を激励と受け止めて。こんな時に明るい役はやはりつらいものですけど。これが役者の宿命なのかな、と思います」
謝罪会見から１５日。仕事で張りつめた緊張を解くと、今月９日で２８歳になる祐也容疑者のことが頭をよぎる。接見もできていない。「彼の今の現実、将来を考える」と心が乱れる。初日前夜は床に入ってもセリフが不安な所が出てきてそれを確認するうち、白々と夜が明けていった。
三田は明治を舞台にしたこの作品で遊郭から助けられ、海軍中尉・山本権兵衛の妻になる役。実年齢６６歳ながらラストは２６歳、妊娠２か月の身重という設定で、鹿鳴館の舞踏会を仕切り、満面の笑みで女優人生初のダンスも見せた。
女性が激動の時代に人生を深く見つめ直すという内容の舞台でもある。観客はどこか主人公と三田の波乱の人生と重ね合わせ、終演後もしばらく拍手が鳴りやまず、帰ろうとしなかった。三田は依然、食が進まず、体重もかなり落ちた状態だが「絶対、風邪もひきません」とインフルエンザの予防注射もした。「本当に多くに支えてもらった。その恩に報いないと。やり通すのみです」と自分に言い聞かせるように話した。
◆祐也容疑者反省
○…祐也容疑者は１１月２６日、東京地裁から１０日間の拘置延長が認められ、現在、警視庁三田署に拘置されている。関係者の話では取り調べに反省の弁を述べているというが、三田は会見でうつ病で再入院予定だったことを明かしており、心身に負担がかからない状態での取り調べが続いている。
◆唐十郎氏←質問に怒
演出家・唐十郎氏（６７）が主宰する「劇団唐組」を題材にしたドキュメンタリー映画「シアトリカル」が１日、東京・渋谷で初日を迎えた。
唐氏は祐也容疑者が懲役２年、執行猶予５年の判決を受けた２度目の逮捕時に身元引受人となり、自らの劇団員として修業させたが、今回の騒動には沈黙を守ってきた。
唐氏は舞台あいさつ後そのまま鑑賞。「編集も立ち会ったんだけど、初めて見た感じがしたな」と映画については舌もなめらかだったが、祐也容疑者の話題になると表情が一変。「きょうはそういう会じゃないだろっ！」と怒声をあげ、タクシーに乗り込んだ。
三田佳子が二男逮捕後初の舞台「エドの舞踏会」開幕 心労の中も笑顔で演技
女優の三田佳子（６６）が座長を務める名古屋・御園座公演「エドの舞踏会」（演出・石井ふく子、２３日まで）が１日、開幕した。１１月１５日に二男・高橋祐也容疑者（２７）が覚せい剤取締法違反で３回目の逮捕をされてから１６日。三田は心労や謝罪会見でけいこに集中できない状態が続いたが、何とか初日を終え「ご迷惑をかけた恩に報いたい。やり通すのみです」と語った。
◆食進まずゲッソリ
観客も二男逮捕をもちろん知っている。三田が登場すると大きな拍手が響いた。劇中では明るく、いじらしい女性の２１〜２６歳までを演じた。いまの精神状態とは真逆のキャラクターだ。「私が本当に無事に出来るのかどうか、心配されたと思う。温かい拍手を激励と受け止めて。こんな時に明るい役はやはりつらいものですけど。これが役者の宿命なのかな、と思います」
謝罪会見から１５日。仕事で張りつめた緊張を解くと、今月９日で２８歳になる祐也容疑者のことが頭をよぎる。接見もできていない。「彼の今の現実、将来を考える」と心が乱れる。初日前夜は床に入ってもセリフが不安な所が出てきてそれを確認するうち、白々と夜が明けていった。
三田は明治を舞台にしたこの作品で遊郭から助けられ、海軍中尉・山本権兵衛の妻になる役。実年齢６６歳ながらラストは２６歳、妊娠２か月の身重という設定で、鹿鳴館の舞踏会を仕切り、満面の笑みで女優人生初のダンスも見せた。
女性が激動の時代に人生を深く見つめ直すという内容の舞台でもある。観客はどこか主人公と三田の波乱の人生と重ね合わせ、終演後もしばらく拍手が鳴りやまず、帰ろうとしなかった。三田は依然、食が進まず、体重もかなり落ちた状態だが「絶対、風邪もひきません」とインフルエンザの予防注射もした。「本当に多くに支えてもらった。その恩に報いないと。やり通すのみです」と自分に言い聞かせるように話した。
◆祐也容疑者反省
○…祐也容疑者は１１月２６日、東京地裁から１０日間の拘置延長が認められ、現在、警視庁三田署に拘置されている。関係者の話では取り調べに反省の弁を述べているというが、三田は会見でうつ病で再入院予定だったことを明かしており、心身に負担がかからない状態での取り調べが続いている。
◆唐十郎氏←質問に怒
演出家・唐十郎氏（６７）が主宰する「劇団唐組」を題材にしたドキュメンタリー映画「シアトリカル」が１日、東京・渋谷で初日を迎えた。
唐氏は祐也容疑者が懲役２年、執行猶予５年の判決を受けた２度目の逮捕時に身元引受人となり、自らの劇団員として修業させたが、今回の騒動には沈黙を守ってきた。
唐氏は舞台あいさつ後そのまま鑑賞。「編集も立ち会ったんだけど、初めて見た感じがしたな」と映画については舌もなめらかだったが、祐也容疑者の話題になると表情が一変。「きょうはそういう会じゃないだろっ！」と怒声をあげ、タクシーに乗り込んだ。
二男高橋祐也逮捕に伴う記者会見
女優三田佳子（６６）の二男で歌手の高橋祐也容疑者（２７）が１６日までに、覚せい剤取締法違反の現行犯で警視庁三田署に逮捕された。覚せい剤に絡んだ逮捕は３度目。三田は同日夜、都内で会見し「すべては私たち夫婦の養育、教育の失敗」と謝罪。一方で、自身が来月予定する主演舞台は降板しないことを明言し、「親としてかかわれる限界はあります」などと突き放した。高橋容疑者が約１年前に入院し、１９日に再入院するはずだったことも明らかにした。
◇１年前入院させるも、使用気づかず
◇報道陣１００人以上
高橋容疑者が初めて逮捕された９年前と同じ１００人以上の報道陣。１人で臨んだ約３０分間の会見で、最後の最後に出たタメ息。これが本音を言わせたのか、溺愛（できあい）してきたはずの息子の今後について「死ぬわけにはいかないでしょうから…彼も」。母親として、どう更生させていくかについても「彼も少年ではないので親としてかかわれる限界はあります。心の中では放り出して当然という気持ちもある」と突き放した。
９８年の会見では弁護士２人に頼りながら説明。「母が私ということで、未成年の息子の事件が報道されてかわいそう」「仕事以外の時間は全部子供に使っていました」と発言し世間の集中砲火を浴びたが、今回はさすがに切り捨てるしかなかった。
会見の冒頭では「正しく気持ちを伝えたい」と、夫で元ＮＨＫプロデューサー高橋康夫氏（６６）との連名による文書を記したＡ４版の紙１枚を報道陣に配布。これを読みあげた上で質問に答えた。
１年前に２カ月間、病院に入院させていたことに関連し「覚せい剤の使用を疑わなかったのか」との質問が飛んだ。「私の知る限りはなかった。２８歳にもなろうとしている息子を暴力的に病院へ連れていくわけにもいかない中、努力して入院させた」と説明。ただ、診断を受けた病名については「お医者さまに任せていたので…」と、おぼつかないところも。「はれものに触るように接していた？」の質問には涙をぬぐうばかりで返す言葉がなかった。親子関係だけでなく、夫との関係についても「一応まだ夫婦ですので…」と気になる発言もあった。
（続く）
女優三田佳子（６６）の二男で歌手の高橋祐也容疑者（２７）が１６日までに、覚せい剤取締法違反の現行犯で警視庁三田署に逮捕された。覚せい剤に絡んだ逮捕は３度目。三田は同日夜、都内で会見し「すべては私たち夫婦の養育、教育の失敗」と謝罪。一方で、自身が来月予定する主演舞台は降板しないことを明言し、「親としてかかわれる限界はあります」などと突き放した。高橋容疑者が約１年前に入院し、１９日に再入院するはずだったことも明らかにした。
◇１年前入院させるも、使用気づかず
◇報道陣１００人以上
高橋容疑者が初めて逮捕された９年前と同じ１００人以上の報道陣。１人で臨んだ約３０分間の会見で、最後の最後に出たタメ息。これが本音を言わせたのか、溺愛（できあい）してきたはずの息子の今後について「死ぬわけにはいかないでしょうから…彼も」。母親として、どう更生させていくかについても「彼も少年ではないので親としてかかわれる限界はあります。心の中では放り出して当然という気持ちもある」と突き放した。
９８年の会見では弁護士２人に頼りながら説明。「母が私ということで、未成年の息子の事件が報道されてかわいそう」「仕事以外の時間は全部子供に使っていました」と発言し世間の集中砲火を浴びたが、今回はさすがに切り捨てるしかなかった。
会見の冒頭では「正しく気持ちを伝えたい」と、夫で元ＮＨＫプロデューサー高橋康夫氏（６６）との連名による文書を記したＡ４版の紙１枚を報道陣に配布。これを読みあげた上で質問に答えた。
１年前に２カ月間、病院に入院させていたことに関連し「覚せい剤の使用を疑わなかったのか」との質問が飛んだ。「私の知る限りはなかった。２８歳にもなろうとしている息子を暴力的に病院へ連れていくわけにもいかない中、努力して入院させた」と説明。ただ、診断を受けた病名については「お医者さまに任せていたので…」と、おぼつかないところも。「はれものに触るように接していた？」の質問には涙をぬぐうばかりで返す言葉がなかった。親子関係だけでなく、夫との関係についても「一応まだ夫婦ですので…」と気になる発言もあった。
（続く）
記者会見 続き
会見場は、来月１日から上演される主演舞台「エドの舞踏会」の稽古場。この日の稽古は休んだものの「芝居は続けます。これを捨てたら私には何もなくなっちゃう…。精いっぱい務めさせていただきたい」と降板しないことを明言。テレビドラマや舞台を降板し女優活動を一時休業した過去２度の逮捕時とは違った。
◇広い方面で活躍、映画賞候補も…
○…三田は最近、舞台にとどまらず、映画やテレビなど幅広い方面で仕事をこなしている。今年１月には映画「魂萌（たまも）え！」（監督阪本順治）で愛人役を演じ、本妻役の風吹ジュン（５５）との壮絶な修羅場が話題に。各映画賞の候補にも挙がるとみられていた。３、４月には東京・明治座の三田政吉追善公演「忠臣蔵 いのち燃ゆるとき」で大石内蔵助の妻・りく役。９月には夏目雅子さんの人生を描いたＴＢＳドラマ「ひまわり〜夏目雅子２７年の生涯と母の愛〜」で母親役を演じるなど、過去の息子の不祥事を忘れさせる活動ぶりだった。
◇かつて身元引き受け、唐氏ノーコメント
○…かつて高橋容疑者の身元引受人だった劇作家、唐十郎氏（６７）のもとには報道各社からの問い合わせが相次いだ。更生に力を貸した立場からコメントを求められたが、地方で映画撮影中のためノーコメントだった。１２月１日には唐氏と劇団唐組を追ったドキュメンタリー映画「シアトリカル」が公開予定で、キャンペーン取材などでの発言が注目される。
◇三田佳子に聞く
−−（高橋容疑者と）最後に会ったのは？
「いつだったか…」
−−今春、タイで見たという話も聞いたが？
「（現地でリフレッシュするなど）いろいろと本人も私たちも努力してきたんですけど」
−−（覚せい剤は）再犯性が強いものと知っていた？
「（うなずいて）つくづく恐ろしいことだと」
−−薬物依存症では？
「依存症と言いますか、うつ（病）なども全部関係していたのかも」
−−原因は？
「彼の心の中ですから、こうだろうとは言い切れない。本人も努力はしようとした。“お母さんごめんなさい”という内容の手紙をもらった」
−−以前はお小遣い５０万円といわれたが？
「そんなにあげるわけがない。ただ、独り立ちはできていなかった」
−−逮捕後の様子は？
「会っていない。弁護士に聞くと“申し訳ない”と（言ったようだ）」
−−これからも支える？
「（これまでも）放り出そうという気持ちもあったが、普通の状態ではなく、万一、人様を傷つけるようなことになったら大変ですから。独りで生きていけと言うには状況が悪過ぎた」
−−もっと厳しくすべきだった？
「彼の人格も認めなければならない中では精いっぱい…ただ、彼にとっては甘かったのかも」
−−ご主人の様子は？
「高橋もできる限りのことはした。（それでも）夫婦ともども足りなかったと思う」
会見場は、来月１日から上演される主演舞台「エドの舞踏会」の稽古場。この日の稽古は休んだものの「芝居は続けます。これを捨てたら私には何もなくなっちゃう…。精いっぱい務めさせていただきたい」と降板しないことを明言。テレビドラマや舞台を降板し女優活動を一時休業した過去２度の逮捕時とは違った。
◇広い方面で活躍、映画賞候補も…
○…三田は最近、舞台にとどまらず、映画やテレビなど幅広い方面で仕事をこなしている。今年１月には映画「魂萌（たまも）え！」（監督阪本順治）で愛人役を演じ、本妻役の風吹ジュン（５５）との壮絶な修羅場が話題に。各映画賞の候補にも挙がるとみられていた。３、４月には東京・明治座の三田政吉追善公演「忠臣蔵 いのち燃ゆるとき」で大石内蔵助の妻・りく役。９月には夏目雅子さんの人生を描いたＴＢＳドラマ「ひまわり〜夏目雅子２７年の生涯と母の愛〜」で母親役を演じるなど、過去の息子の不祥事を忘れさせる活動ぶりだった。
◇かつて身元引き受け、唐氏ノーコメント
○…かつて高橋容疑者の身元引受人だった劇作家、唐十郎氏（６７）のもとには報道各社からの問い合わせが相次いだ。更生に力を貸した立場からコメントを求められたが、地方で映画撮影中のためノーコメントだった。１２月１日には唐氏と劇団唐組を追ったドキュメンタリー映画「シアトリカル」が公開予定で、キャンペーン取材などでの発言が注目される。
◇三田佳子に聞く
−−（高橋容疑者と）最後に会ったのは？
「いつだったか…」
−−今春、タイで見たという話も聞いたが？
「（現地でリフレッシュするなど）いろいろと本人も私たちも努力してきたんですけど」
−−（覚せい剤は）再犯性が強いものと知っていた？
「（うなずいて）つくづく恐ろしいことだと」
−−薬物依存症では？
「依存症と言いますか、うつ（病）なども全部関係していたのかも」
−−原因は？
「彼の心の中ですから、こうだろうとは言い切れない。本人も努力はしようとした。“お母さんごめんなさい”という内容の手紙をもらった」
−−以前はお小遣い５０万円といわれたが？
「そんなにあげるわけがない。ただ、独り立ちはできていなかった」
−−逮捕後の様子は？
「会っていない。弁護士に聞くと“申し訳ない”と（言ったようだ）」
−−これからも支える？
「（これまでも）放り出そうという気持ちもあったが、普通の状態ではなく、万一、人様を傷つけるようなことになったら大変ですから。独りで生きていけと言うには状況が悪過ぎた」
−−もっと厳しくすべきだった？
「彼の人格も認めなければならない中では精いっぱい…ただ、彼にとっては甘かったのかも」
−−ご主人の様子は？
「高橋もできる限りのことはした。（それでも）夫婦ともども足りなかったと思う」
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