一つ。弥陀の本願は不思議でおわしますからとかこつけて悪をなすのを恐れないのは、また本願ぼこりであって往生のかなうべくもないということ。
このようなことは、本願を知らない、善悪の宿業というものを心得ないものです。
善き心が起こるのも宿業がもたらすわざに他なりません。
悪事が心に思い浮かぶのも悪業が働くからに他なりません。
故聖人がおっしゃるには、たとえうさぎの毛や羊の毛の先にある塵(ちり)ほどの小さな罪を作るのさえ、宿業によらないものはないのだとわきまえるべきだということです。
………
（拙訳）
さらに続く第十三章について、学びのつたない者も深い方も、ともに味わえたら嬉しいです。
このようなことは、本願を知らない、善悪の宿業というものを心得ないものです。
善き心が起こるのも宿業がもたらすわざに他なりません。
悪事が心に思い浮かぶのも悪業が働くからに他なりません。
故聖人がおっしゃるには、たとえうさぎの毛や羊の毛の先にある塵(ちり)ほどの小さな罪を作るのさえ、宿業によらないものはないのだとわきまえるべきだということです。
………
（拙訳）
さらに続く第十三章について、学びのつたない者も深い方も、ともに味わえたら嬉しいです。
|
|
|
|
|
|
|
|
歎異抄 更新情報
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
