第一回　美人寿司の夜
夜のピアノ
ピアノと蓄音機とバレリーナによる、世界で一番小さなカヴォー

2006年4月25日（火）　20:30〜26:00　＠代官山UNIT


発端はモスクワの地下クラブで聴いたラフマニノフ。クラブ耳を経て聴く、ピアノ、クラシックスは不思議にワクワクするものだった。それを東京に移したときにまず頭に浮かんだのが今回ゲストとしてお招きする、コシミハルさん。私は彼女がバレリーナたちを率い、ミュージックホールスタイルで行っている名ステージの大ファンであるが、今回はクラブ仕様のショートパフォーマンスを披露してくれることになった。そして、今回の彼女のお相手は“蓄音機”。イメージと裏腹に、その実際の音は全く新しいテクノロジーのように私たちの耳を独特の質感で満す。そして、深夜の部はミキサカタさん。環境と対話するというクラブ時代のピアノを模索する彼女の色彩に満ちた演奏は、四月の夜を艶々と彩ってくれるだろう。果たして、この宵闇にいかなる音楽時間が出現するか、の乞うご期待。
（プロデューサー・湯山玲子）

【GUEST】
コシミハル
森本京子（dancer）／大関路佳（dancer）／森川丈二（hair&make-up）
蓄音機のMark.とMark.
柴垣栄助＆八重樫素久（shellman／gramophone operator）
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深夜の部
ミキサカタ　＆イーガル