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開催終了ザ・ロイヤル・コンソート

詳細

2007年03月28日 08:35 更新

はじめまして。今回、演奏会でバードをとりあげます。練習していて思うのですが、楽器のことも知り尽くし、音の配置といい、一番響きます。さすがです。これからもバードの作品をたくさん演奏したいと思います。どうぞよろしく。

ザ・ロイヤル・コンソート「ポリフォニーの輝き」

出演:上村かおり、坪田一子、森川麻子、譜久島譲、福沢宏

曲目:ギボンズ/インノミネ、ロック/組曲、バード/5声のファンタジア、パーセル/4声のファンタジア、J.S.バッハ/3、4、5声のフーガ ほか

4月15日(日) 14:00 アクトシティ浜松音楽工房ホール 1500円
http://www.gakkihaku.jp/lecture/violadagamba.html

4月17日(火) 19:00 日本福音ルーテル東京教会 3500円
ご予約・お問合せ/オフィスアルシュ 03-3320-2274
http://www.o-arches.com/
チラシ http://www.gregorio.jp/royal_consort/

 ヴィオラ・ダ・ガンバのコンソートといえばイギリスものを選ぶのが、ガンバ愛好家の常です。
 私自身も、今までいろいろなグループと、初期ドイツもの、フランスもの、イタリアものをガンバコンソートで演奏してきているにも関わらず、自分のグループでは、コンソートといえばイギリスもの、と何故か決めて演奏してきました。
 やはり、イギリスの作品を演奏する時の喜びには、格別なものがあります。何故か、と問われると困ってしまうのですが、知的な音楽なのに弾いていると胸キュンのフレーズが必ずあるからでしょうか。または、牡蠣を食べた時ひとくちで海が口の中に広がってしまうように、1,2小節の中にエキスがたっぷりつまっている美味しい音楽だからでしょうか。
 世界中にはいろいろなガンバコンソートのグループがあって、なかにはそんなに仲のよくないグループもあります。でもメンバーに聞くと、このレパートリーを演奏したいがゆえにグループをやめられない、と口を揃えて言います。
 わたしたちそれぞれもいろいろなグループを経てきましたが、やっと演奏していてもご飯を食べていても楽しいメンバーだ、と思えるのがこのザ・ロイヤル・コンソートです。
 グループが落ち着いたところでわたしはふと、そういえばイギリス以外にもいい曲はあったなあ、と思い出し、前回のコンサートでは鈴木美登里さんを歌姫として、そして鍵盤奏者として卓越した才能を披露してくれた大塚直哉さんをゲストに迎え、美しいイタリアの曲を取り上げました。
 前々回のダウランドのプログラムには「この道の先に大バッハがいる。」と書きましたが、さて今回のゲストは?と考えた時に、そろそろそのバッハをゲストに迎えては?と思ったのです。
 そこで、プレリュードとフーガの楽譜から、ガンバに向いていそうな曲を選んでアレンジし、各声部に写譜しました。そこで改めて実感したのは、どの声部にもまったくすきがない、ということです。どの小節を取り出してみても、バッハの叡智がつまっているような感じで、世の中でさんざん言われている通りの表現ですが、素晴らしいのです。写譜すると、その曲の素晴らしさを細部にわたって体感するものですね。こうやってバッハもヴィヴァルディーの曲などを写譜していたのかなあ、などと思いを馳せました。

 そんなバッハをゲストに迎え、対するイギリス陣もパーセル、バードなどのベテランを揃えました。ポリフォニーの広がりが、どんな違った色を見せてくれるのか、とても楽しみです。

   ブリュッセルにて      上村かおり

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  • 2007年04月17日 (火) 15日は浜松公演
  • 東京都
  • 2007年04月17日 (火) 締切
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