長年、独自の方法論で家族療法を実践してきた臨床家・齊藤学先生を囲んでのお話会です。

前回のお話会では、日本の戸籍制度に基づく婚姻関係が、明治以降の比較的新しい人工的なシステムであることに言及しながら、これからはもっと自由な子産み子育てのスタイルがあってもいいよね、という提案がありました。

印象深かったのは、出産についての最終的な選択はもちろん女性にあるけれども、日本の人口政策の一貫として改正（改悪？）された優生保護法による経済的理由の堕胎促進の伝統により、日本の女性は無意識に中絶を選択させられているところがあるのではないか？という問題提起でした。自分で選んでいるようでいて、実は選ばされている。女性の生き方全般に通じる臨床家ならではの指摘だと感じました。

また、産むことと育てることをわけて考えられるようならいいよね、というお話もされていました。

2月6日のスピーカーさんは、mixi経由ではじめていらした女性で、齊藤先生とのオープンカウンセリングとなりましたが、とても深く印象に残る時間でした。

3月6日は、今2児の母となっている女性がスピーカーとして、子産み子育てをめぐって体験してきた難しいテーマについて齊藤先生と対話してくださることになっています。その他、毎回、その場に集まってくださった方々によって、タイムリーに変化していくお話があります。

お会いできるのを楽しみにしています

■参加費3000円

お申込みは、管理人にメッセージをくださるか、下記メールアドレスまでどうぞ☆件名は【赤ちゃんの舟お話会参加希望】でお願いします。

E-mail　info@just.or.jp