黎明期である80年代からDJ活動を始め、常に日本のクラブ・シーンの中心的な存在として現在まで活動を続ける。90年代はプレスティッジ・レーベルのリイシューなどを通じ、ジャズ・ファンク・ブームのオリジネーターとして脚光を浴びる。当時はルー・ドナルソン、ロイ・エアーズ、バーナード・パーディーらのライヴのプロデュースも行い、06年には、ジョシュア・レッドマンや菊地雅章、菊地成孔らの多種多様なジャズを混在させたイヴェント「The Shape Of Jazz To Come」をスタジオ・コーストで大規模に行った。制作ではメシオ・パーカーをフューチャーしたデビッド・マシューズの『J-FUNK EXPRESS』や代表作『routine』他多数。『Routine Jazz Sextet』は著名なジャズ評論家の寺島靖国氏が解説するなど、クラブ・ジャズ初の本格的なジャズ・アルバムとして国内外で賞賛される。コンピレイションの最新作は『Routine Jazz RICKY-TICK』、『Routine Jazz Presents "Nouvelle Vague" 02』、初のクラシック音源からの選曲である『ROUTINE CLASSICS』。そのトータルは25タイトルを越え、ジャイルス・ピーターソンもレコメンドするなど世界的にも評価が高い。