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開催終了「真珠湾」劇化 沖縄芝居「ラッキィ・カム・ハワイ」

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2010年12月08日 20:32 更新

 太平洋戦争が勃発(ぼっぱつ)した旧日本軍の真珠湾攻撃から7日(日本時間8日未明)で69年。その真珠湾攻撃を県系移民の視点から舞台化した沖縄芝居「ラッキィ・カム・ハワイ」が11.12の両日、浦添市の国立劇場おきなわで上演される。国内では初演。上演を前に来沖した原作者で作家の県系2世ジョン・シロタさん(83)に作品に込めた思いを聞いた。
 舞台は1941年12月のマウイ島。真珠湾攻撃によって、島内の移民社会に変化が起こるというストーリー。日本軍がハワイを占領すれば、日系移民を差別してきた白人との立場を逆転できると思いこんだ移民たちや米軍人らの混乱を描く。
 当時14歳だったシロタさんはその目でコミュニティーの変化を感じ取った。「沖縄で日本の教育を受けた元日本軍の沖縄移民がいて、彼がマウイのリーダーになると妄想を抱く人もいた。今思えばこっけいな様子だが、本格的な戦闘がなかったマウイは戦争を喜劇として描ける場所だった」と語る。
 米国文化の洗礼を受けた若い県系2世が、1世の伝統的な価値観と衝突し悩む姿も描く。「アロハシャツとジーンズを着けた2世も親が残した沖縄文化を忘れることはなかった。日系移民に差別されたこともあったが、オキナワンとしての誇りを持って沖縄移民の物語の創作を取り組んできた」
 沖縄の観客に望むことは「とにかく笑ってほしい」とシロタさん。「ユーモアがたっぷりと詰まった芝居。1世もそうだったが、沖縄の人々は笑うのが大好き。劇場で皆さんと一緒に笑い合いたい」。
 「ラッキィ・カム・ハワイ」は90年にジョン・F・ケネディ・センター賞を受賞するなど、米国でも高い評価を受けている。
公演の問い合わせは同劇場、
電話098(871)3350(又吉俊充)

ジョン・シロタ 
1927年マウイ島生まれの県系2世。両親は宜野座村出身。代表作の戯曲「レイラニのハイビスカス」は米国や沖縄、東京などでも上演された。沖縄のルーツを持つアジア系アメリカ文学の先駆けとして注目されている。

公演日:2010.12/11(土)
開演時間:開場18時 開演18時30分
3,500円(全席指定)

公演日:2010.12/12(日)
開演時間:開場13時30分 開演14時
3,500円(全席指定)

公演内容
1990年にロサンゼルス、ホノルルで上演し、同年ジョン・F・ケネディーセンターから「新しいアメリカ演劇」シリーズの一つとして助成を受け、ニューヨークでも上演。
NYタイムズ紙でも絶賛された、県系二世、ジョン・シロタの話題作をウチナー芝居として上演いたします。

問:国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350

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  • 2010年12月11日 (土) 12/11.12
  • 沖縄県 浦添市・国立劇場おきなわ
  • 2010年12月11日 (土) 締切
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参加者
1人