開催終了05月11日 (火) バンド・デシネのパイオニア
詳細
2010年04月16日 14:05 更新
2010年05月11日 (火) 19時00分 - 21時00分
会員:入場無料
一般:入場無料
フランス語、同時通訳つき
お問い合わせ: 東京日仏学院（03-5206-2500）
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文学的エクリチュールと美しいグラフィックを持つフランスのBD（バンド・デシネ）は、今日では多くの美術館で展示され、文学や映画にひけをとらず「第9の芸術」として称えられています。
しかしながらその登場から長い間、BDは子供向けのつまらないものだと考えられていました。
ヨーロッパでは、1960年代初頭に、「考えることを楽しむ雑誌」『Pilote』の登場によりその古い考えから開放されることになります。ジャン＝クロード･メジエールとピエール･クリスタンはこの動きの先駆者となり、今やフランスBD界の重鎮となりました。
彼らの作品の登場人物、ヴァレリアンとロールリーヌは40年前に生まれました。当時SF作品はほとんどすたれおり、このシリーズ（現在までに30作が発表されている）は未知の世界、人種間の争い、フェミニスム、環境や核の脅威、ユートピアの消滅や多国籍時代の影響といった社会的テーマを取り上げる先進的なものでした。
彼らの影響は映画にまで及びます。
1984年にアングレムのBDフェスティバルでグランプリを受賞したメジエールはリュック･ベッソンの『フィフス･エレメント』にて未来派的な装飾を担当し、クリスタンは画家エンキ･ビラルに『バンカー･パラス･ホテル』のシナリオを提供しています。
フランスのBDを牽引してきたこの二人に話を聞く貴重な機会です。
協力：京都国際マンガミュージアム、京都精華大学
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アクセス：
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
Tel：03-5206-2500 Fax：03-5206-2501
ＪＲ飯田橋駅西口より徒歩7分 ： ＪＲ総武線
地下鉄飯田橋駅B3出口より徒歩7分 ： 東京メトロ有楽町線、南北線、東西線、都営地下鉄大江戸線
会員:入場無料
一般:入場無料
フランス語、同時通訳つき
お問い合わせ: 東京日仏学院（03-5206-2500）
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文学的エクリチュールと美しいグラフィックを持つフランスのBD（バンド・デシネ）は、今日では多くの美術館で展示され、文学や映画にひけをとらず「第9の芸術」として称えられています。
しかしながらその登場から長い間、BDは子供向けのつまらないものだと考えられていました。
ヨーロッパでは、1960年代初頭に、「考えることを楽しむ雑誌」『Pilote』の登場によりその古い考えから開放されることになります。ジャン＝クロード･メジエールとピエール･クリスタンはこの動きの先駆者となり、今やフランスBD界の重鎮となりました。
彼らの作品の登場人物、ヴァレリアンとロールリーヌは40年前に生まれました。当時SF作品はほとんどすたれおり、このシリーズ（現在までに30作が発表されている）は未知の世界、人種間の争い、フェミニスム、環境や核の脅威、ユートピアの消滅や多国籍時代の影響といった社会的テーマを取り上げる先進的なものでした。
彼らの影響は映画にまで及びます。
1984年にアングレムのBDフェスティバルでグランプリを受賞したメジエールはリュック･ベッソンの『フィフス･エレメント』にて未来派的な装飾を担当し、クリスタンは画家エンキ･ビラルに『バンカー･パラス･ホテル』のシナリオを提供しています。
フランスのBDを牽引してきたこの二人に話を聞く貴重な機会です。
協力：京都国際マンガミュージアム、京都精華大学
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アクセス：
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
Tel：03-5206-2500 Fax：03-5206-2501
ＪＲ飯田橋駅西口より徒歩7分 ： ＪＲ総武線
地下鉄飯田橋駅B3出口より徒歩7分 ： 東京メトロ有楽町線、南北線、東西線、都営地下鉄大江戸線
コメント(8)
2010年05月07日 11:59
こんにちは！
月曜日と火曜日 京都の国際漫画ミュージアムで行ったメジエール＆クリスタンのイベントに参りました。メジエール＆クリスタンはやっはりBD界のとても偉い先生で、トークショーで貴重な話をいただき、なかなか面白いイベントでした。東京日仏学院のトークショーにも同じく盛り上がればいいですね！
日仏学院はせっかくBDのイベントを久しぶりに開くことになったので皆さんぜひ！会場で作家の作品が少し販売され、トークショーの後サイン会もあるようです。
メジエール＆クリスタンの代表作「ヴァレリアン」についてBD図書館でレビューがアップされました：
http://www.landrygros.com/toshokan/index.php?mode=file&search_type=&find=&page=1&bd_id=14
2010年05月11日 09:04
メジエール＆クリスタンのイベントも今日で最後です。今日は二人に自作の『ヴァレリアン』とそれが掲載された雑誌『Pilote（ピロット）』を中心に話してもらう予定です。『ピロット』は1959年に創刊され、Goscinny & Uderzo（ゴシニー＆ユデルゾ）の『Astérix（アステリックス）』やGiraud & Charlier（ジロー＆シャルリエ）の『Blueberry（ブルーベリー）』、Fred（フレッド）の『Philémon（フィレモン）』、Druillet（ドリュイエ）の『Lone Sloane（ローン・スローン）』などなどが掲載され、エンキ・ビラルをはじめとする大作家がデビューした超重要な雑誌です。作家さんご自身の口から現代のBDの礎になった『ピロット』のことを聞けるなんてなかなかあることではありません。みなさん、ぜひお越しください。Freddoさんが書いてくれているようにサイン会もあります！
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