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開催終了第16回『平家物語』の夕べ【2007年度 文化庁芸術祭参加公演】

詳細

2007年08月15日 15:47 更新

■【演 目】
 
◇ 『祇園精舎』 (映像)

平家物語は、平家一門の栄華と没落を描いた、平安末期のおよそ七〇年間の物語です。その冒頭の章段となる「祇園精舎」は、平家物語全編に渡る深淵で宇宙的なテーマを謳いあげています。その全段を中村吉右衛門が語る秘蔵映像でご覧下さい。

◇ 『 宮御最期 』

以仁王と源三位頼政の挙兵を聞いて急襲した平家軍と、平等院に立て籠もる頼政勢の戦いは、平家方の足利忠綱の活躍により戦況が一変します。終に宮は討たれ、頼政も自害してその挙兵は潰えるのです。平家物語中でも屈指の戦闘・色彩・装束描写に彩られた、隠れた名章段。

◇ 『文之沙汰』

壇ノ浦合戦後、生け捕りとなった平時忠は、わが身に不利な証拠となる文書を取り戻すため、娘を義経に嫁がせ、無事に取り戻します。情の人、義経の評判は都で日々高くなりますが、次第にそれが頼朝との対立を生んでゆきます。

◇ 『小教訓』

日々横暴の度を増すばかり清盛を、嫡子重盛が確かな見識を以て諌め、能弁を以て屈服させる、語り芸としての痛快さ。後世の演劇様式の一つの典型をなす名章段を、劇団民藝の岡橋和彦の熟練の演技語りで。

◇ 『副将被斬』

生け捕りとなり鎌倉へ下される平宗盛は、末子“副将”に会いたいと義経に嘆願し、再会を果たします。運命に翻弄される悲運の親子の情愛と戦の無情を、緒川たまきの情感豊かな語りと岩佐鶴丈の哀切な薩摩琵琶が表現します。

◇ 『廻 文』

源三位頼政の挙兵後も変わらぬ平家の専横。各地の不満分子は不穏な動きを止めません。そんな折、信濃の国に源為義の孫、木曾の義仲が挙兵します。破天荒なヒーロー木曾義仲がついに起ちあがる、まさに「その時」を中西和久が生き生きとダイナミックに演じます。

■【演 者】

◇ 中西和久
  
中西和久(なかにし かずひさ)。
劇団芸能座で俳優修業。『しのだづま考』の演技で91年度文化庁芸術祭賞、96年度福岡県文化賞、99年度松本市民劇場賞最優秀俳優賞等受賞。98年新国立劇場開場記念賛助公演を努める。つづく『山椒大夫考』『をぐり考』(いずれもふじたあさや作/演出)の説経節三部作やコンサートドラマ『ピアノのはなし』(中西和久脚本)で独自の劇世界を創造している。映画『菜の花』主演で95年度文化庁優秀映画作品賞受賞。また、プロデューサーとして02年倉林誠一郎記念賞を受賞。京楽座主宰。

◇ 岡橋和彦
  
岡橋和彦(おかはし かずひこ)。
劇団民藝所属。主な舞台には「アンネの日記」「炎の人」「星の牧場」がある。「子午線の祀り」に初演より景清役で参加。日本舞踊を尾上菊一郎・尾上菊保に師事。 1996年厳島神社にて「敦盛最期」「壇ノ浦合戦」を語る。劇団活動と並行して「平家物語」―語り芝居と琵琶による― を各地で公演している。

◇ 緒川たまき
   
緒川たまき(おがわ たまき)。
`72年生まれ。映画『PUプ』で女優デビュー。映画、舞台ほかで活躍。舞台「広島に原爆を落とす日」でゴールデンアロー賞演劇新人賞、映画『SFサムライ・フィクション』で高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。本人撮りおろしによるフォト&エッセイ集に「ガイコツ祭り」(ピエ・ブックス)ほか。月には舞台『シェイクスピア・ソナタ』(作・演出:岩松了)に出演。今後、映画『陰日向に咲く』(監督:平川雄一朗/年公開予定)、『観察』(監督:横井健司/年公開予定)ほかに出演。

◇ 岩佐鶴丈
  
岩佐鶴丈(いわさ かくじょう)。
76年薩摩琵琶を鶴田錦史に師事。95年楽琵琶を宮内庁式部職楽部・山田清彦氏に師事。97年第34回「日本琵琶楽コンクール」1位入賞、文部大臣奨励賞、日本放送協会会長賞を受賞。国立劇場「現代日本の音楽」「邦楽公演・琵琶の会」などに出演。

◇ 設楽瞬山
  
設楽瞬山(したら しゅんざん)。
都山流尺八を川村泰山師に師事。笛を望月太八師に師事。NHK邦楽技能者育成会第三八期卒業。NHK邦楽オーディション合格。都山流本曲コンクール全国大会入賞。都山流鑑賞会に全国選抜者として参加。現在、都山流大師範。泰山会会員。むつのをメンバー。山本邦山尺八合奏団団員。アンサンブルアンビエンス尺八奏者。敦惶古楽器アンサンブル古代尺八奏者として活躍中。

◇ 横澤和也
  
横澤和也(よこざわ かずや)。
長野県の安曇野出身。大阪芸術大学演奏学科フルート専攻を卒業。昭和60年奈良県奥吉野になる天河弁天社で石笛と出会いその音色に魅せられる。現在はフルートだけでなく、石笛、竹笛、篠笛などの様々な横笛を通して、一期一会の音空間を創造する演奏家として活動している。西洋音楽から学んだ確かな音楽理論とテクニックに加え、日本人としての感性を生かした、独特の即興演奏スタイルは、民族や宗教を越えた命の響きとして好評を得ている。石笛を音楽的に表現し、その魅力を全世界に伝えている演奏家である。

◇  (映像出演) 中村吉右衛門 

(演 出)  内池望博


■日 時 : 平成19年10月27日(土)・28日(日)
 
●27日(土)
(昼の部) 開演:14時00分 (開場13時30分)
(夜の部) 開演:18時30分 (開場18時00分)

●28日(日)
(昼の部) 開演:14時00分 (開場13時30分)

■【場 所】: 六本木俳優座劇場
<〒106-0032 東京都港区六本木4-9-2 / 
TEL 03-3470-2880>

・ 都営地下鉄大江戸線 六本木駅 6出口すぐ
・ 東京メトロ(旧営団地下鉄)日比谷線 六本木駅 4a出口 徒歩1分
・ 都01(新橋駅行き) 「六本木駅前」停留所 徒歩3分
・ 渋88(新橋駅北口行き) 「六本木駅前」停留所 徒歩3分

■【料 金】:全席指定 ¥6,000

■【お申し込み】

○CNプレイガイド  [オペレーター対応]
TEL 0570-08-9999

http://www.cnplayguide.com/

(チケット発行店)CNプレイガイド、CNプレイBOXのあるコンビニ、am pm、SAVE ON

■【原典 「平家物語」を聴く会】    
TEL 03-6673-3863
(FAX 03-6672-5850)

■【お問い合わせ】

○ 原典 「平家物語」 を聴く会
TEL 03-6673-3863

主催 : 原典「平家物語」を聴く会
協力 : 株式会社ハゴロモ

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  • 2007年10月27日 (土) ■(昼の部)開演:14時00分(開場13時30分)/(夜の部)開演:18時30分(開場18時00分)、■10月28日:(昼の部)開演:14時00分(開場13時30分)
  • 東京都 港区六本木4-9-2【六本木 俳優座劇場】TEL:03-3470-2880
  • 2007年10月27日 (土) 締切
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