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開催終了第15回『平家物語』の夕べ

詳細

2007年08月15日 15:48 更新

■【演 目】 

◇ 『祇園精舎』

「平家物語」は、平家一門の栄華と没落を描いた、平安末期のおよそ七十年間の物語です。平家物語全編に渡る深淵で宇宙的なテーマを謳いあげた、冒頭の章段「祇園精舎」を、薩摩琵琶 鶴田流の演奏家、岩佐鶴丈の琵琶語りでお聴き下さい。

◇ 狂言小舞『景清 後 』

屋島の激戦の最中、平家方の猛将、悪七兵衛景清と源氏方の三保谷四郎の二人が兜の錣(しころ)を引き合って力比べをした「平家物語」の名場面を狂言界の至宝、野村万作の小舞でご覧いただきます。

◇ 『実盛』

最期の戦いに臨むに当って、老武者と侮られまいと「鬚髪を黒う染めて、若やがうど思うなり」と平生語っていたとおり実行し、その首をあらためた敵将義仲をして、涙させた古つわもの斉藤実盛の気概と悲哀を岡橋和彦の芝居語りで再現します。

◇ 『小宰相身投』

一の谷の乱戦の中で討死した平通盛。屋島へ落ち行く船中で夫の死を知らされた小宰相の局は、身重の身にもかかわらず入水を決意。乳母にも告げず、春の夜の朧に霞む海原に身を投げます。あまりに美しく、あまりにも悲しい女人の劇(ドラマ)が若村麻由美の演技で甦ります。

◇ 『木曾最期』

朝日将軍源義仲のあまりにも早い落日。最期まで生き残った義仲、兼平、巴。しかし義仲は巴に「去れ」と厳命。巴は女ゆえに共に死ねない辛さを噛み締め、最後の戦をし、落ちて行く・・・残った義仲の討死と兼平の壮絶な自害。三者の生死の極みを、野村万作・若村麻由美・石田幸雄の三人が縦横に物語ります。


■【演 者】

◇  野村万作
   
野村 万作 のむら まんさく)
1931年生。故6世野村万蔵の次男。祖父故初世野村萬斎及び父に師事。人間国宝。3歳で初舞台。早稲田大学文学部卒業。「万作の会」主宰。 狂言の秘曲である『釣狐』の演技で芸術祭大賞を受賞した他、紀伊國屋演劇賞、日本芸術院賞、紫綬褒章、坪内逍遥大賞等、多くの受賞歴を持つ狂言界の至宝。 国内外で狂言普及に貢献し、ハワイ大・ワシントン大では客員教授を務める。古典はもとより新しい試みにもしばしば取り組み、代表作に『月に憑かれたピエロ』 『子午線の祀り』『秋江』『法螺侍』等がある。著書に『太郎冠者を生きる』(白水社ブックス)『狂言三人三様・野村万作の巻』(岩波書店)がある。2006年度朝日賞を受賞した。

◇ 若村麻由美
   
若村麻由美(わかむら まゆみ)。
無名塾出身。NHK連続テレビ小説「はっさい先生」でヒロインとしてデビュー。エランドール新人賞を皮切りに、舞台「テレーズ・ラカン」で紀國屋演劇賞個人賞、映画「金融腐蝕列島・呪縛」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞、ドラマ「柳橋慕情」でギャラクシー個人賞を受賞するなど、現代劇、時代劇を問わず表現のジャンルを超えて異彩を放つ実力派。近年のドラマ「夜桜お染」「白い巨塔」「けものみち」「強き蟻」「風林火山」「肩ごしの恋人」「刺客請負人」ほか。今春の映画「蒼き狼〜地果て海尽きるまで」ではチンギスハーンの母の50年間を好演。今秋の舞台「みすゞとテルと母さまと」サントリー小ホール、 蜷川幸雄演出「カリギュラ」シアターコクーンに出演予定。また、童謡詩人金子みすゞの全詩512編を朗読したCD「金子みすゞ大全集」(キングレコード) や原典「平家物語」など言霊を伝えることを探求している。ヒマラヤトレッキングをきっかけに水文化委員(国土庁)や富士山清掃隊長を務めるなど環境への活動も10年目を迎える。

◇ 岡橋和彦

岡橋和彦(おかはし かずひこ)。
劇団民藝所属。主な舞台には「アンネの日記」「炎の人」「星の牧場」がある。「子午線の祀り」に初演より景清役で参加。 日本舞踊を尾上菊一郎・尾上菊保に師事。1996年厳島神社にて「敦盛最期」「壇ノ浦合戦」を語る。劇団活動と並行して 「平家物語―語り芝居と琵琶による―」を各地で公演している。

◇ 石田幸雄
   
石田 幸雄 (いしだ ゆきお)。
1949年生。野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。「雙ノ会」主宰。すでに数多くの優れた舞台歴を持つ野村家の重要な演者。 大曲の『三番叟』『釣狐』『花子』をすでに初演。また新しい試みの舞台にも意欲的な発表が多い。普及公演での的確な解説にも定評がある。 「万作の会」の海外公演にもたびたび参加。日本大学芸術学部・学習院大学非常勤講師。「雙ノ会」で2006年度芸術祭大賞を受賞した。

◇ 岩佐鶴丈
  
岩佐 鶴丈(いわさ かくじょう)。
76年薩摩琵琶を鶴田錦史に師事。95年楽琵琶を宮内庁式部職楽部・山田清彦氏に師事。 97年第34回「日本琵琶楽コンクール」1位入賞、文部大臣奨励賞、日本放送協会会長賞を受賞。国立劇場「現代日本の音楽」「邦楽公演・琵琶の会」などに出演。

◇ 大倉正之助
   
大倉 正之助 (おおくら しょうのすけ)。
大倉流大鼓方 十五世宗家故大倉長十郎の長男。9歳で小鼓の初舞台。 年に大鼓方に転向。大鼓方としての能舞台の活動はもとより、自身で主催する能公演や、薪能、各種公演の企画制作等も行う。重要無形文化財総合認定保持者。日本能楽会会員。

◇ 設楽瞬山
   
設楽 瞬山(したら しゅんざん)。
都山流尺八を川村泰山師に師事。笛を望月太八師に師事。NHK邦楽技能者育成会第三八期卒業。 NHK邦楽オーディション合格。都山流本曲コンクール全国大会入賞。都山流鑑賞会に全国選抜者として参加。現在、都山流大師範。泰山会会員。むつのをメンバー。 山本邦山尺八合奏団団員。アンサンブルアンビエンス尺八奏者。敦惶古楽器アンサンブル古代尺八奏者として活躍中。

◇ 藤舎推峰
   
藤舎 推峰(とうしゃ すいほう)。
1979年東京都生まれ。父は笛演奏家の中川善雄。笛を祖父の故藤舎秀蓬、父中川善雄、 また伯父の藤舎名生にも師事。六世藤舎呂船(長唄囃子)、東音伊勢弥生(長唄三味線)、若山胤雄(江戸里神楽)の各氏に師事。2004年祖父より藤舎推峰の名を許される。 現在、東京芸術大学大学院音楽研究科邦楽囃子専攻に在籍。在学中に浄観賞、同声会新人賞、アカンサス賞を受賞。藤舎流『真しほ会』、藤舎流若手の会『青濤会』に参加。舞踊公演や演奏会等、都内を中心に演奏活動を行っている。


◇ 地 謡 ◇

  深田博治  

  高野和憲  

(演 出) 笠井賢一


■【日 時】 : 平成19年10月11日 (木)
 
(夜の部) 開演  18時30分 (開場18時00分)

■【場 所】 :「国立能楽堂」
<〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 /
 TEL 03-3423-1331>
・ 千駄ヶ谷駅 (中央・総武線)  徒歩5分
・ 国立競技場駅 (大江戸線)  A4出口 徒歩5分
・ 千駄ヶ谷駅前 (都バス早81(渋谷―早大正門)線)  徒歩5分
・ 千駄ヶ谷駅前 (都バス黒77(目黒―千駄ヶ谷駅前)  徒歩5分

■【料 金】 : S席 ¥8,000
         A席 ¥7,000
       B席 ¥6,000

■【お申し込み】

○ CNプレイガイド[オペレーター対応]   
●TEL  0570-08-9999

http://www.cnplayguide.com/

(チケット発行店)CNプレイガイド、CNプレイBOXのある コンビニ、am pm、 SAVE ON、国立能楽堂

■【原典 「平家物語」 を聴く会】    
TEL 03-6673-3863
(FAX 03-6672-5850)

■【お問い合わせ】

○ 原典 「平家物語」 を聴く会
TEL 03-6673-3863

主催 : 原典「平家物語」を聴く会
協力 : 株式会社ハゴロモ

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  • 2007年10月11日 (木) ■開演:18時30分(開場18時00分)
  • 東京都 渋谷区千駄ヶ谷4-18-1【国立能楽堂】TEL:03-3423-1331
  • 2007年10月11日 (木) 締切
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