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開催終了イラン・セミナー、他分野にわたるセミナー。新たなコミュニケーション手段と新たな社会をイランのケースで

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2010年02月27日 22:48 更新

新たなコミュニケーション手段と新たな社会
イランを事例として
2010年3月3日(水) 9:30-18:00
東京大学駒場キャンパス18号館1階ホール

日本同様にイランはこの数年間、技術革新でめまぐるしく変化している。国内に存在する唯一の国営テレビ局とラジオ局以外に、海外に拠点のある衛星テレビは視聴者を増やしてきた。都市部を中心に、人口の半分ほどがインターネットを利用する中、顔の見えない人らは、さまざまなことで議論を深める。直接イスラムの宗教学者に質問を聞く以外に、ネットで質疑応答が行われる。政治家らも自らの体験や政治意向をネットで公開する。
しかし、こうした新たなネットワークは、昨年の大統領選挙をきっかけに、人々の思想や生活スタイルまで変えることになった。家族や友人が集まれば、社会や民族を風刺した話題は絶えなかったイランだったが、それらは「イラン国民の団結を脅かす」象徴としてタブー視されるようになった。「あなた自身がメディア局である」というフレーズで、国内の社会や宗教、政治問題は国境を越えて議論される。国内に拠点のあるインターネット・サーバーに限らず、国際的なサーバーを利用する人は多い。そうした中、鳩山首相も利用する米国のツイッター社が、「イラン・サーバー軍」によって攻撃された。
中東の大国イランの社会は一体どうかわったのか。それに、世界に広がる情報技術は、どう影響を与えたのか。
イランを一例に、新たなコミュニケーション手段と新たな社会の状況を考える。
講演者:
9:30冒頭挨拶 佐藤安信東大教授
9:45概要説明:アレズ・ファクレジャハニ東京外国語大学産学官連携研究員兼東京大学特任研究員
10:00 セッション司会兼コメンテーター:松永泰行東京外国語大学准教授
10:15 アリーレザ・ハギーギー先生(カナダ、トロント大学) イランの大統領選挙と今後の政治への影響(ネットで講演)
11:30−12:00 質疑応答
12:00−13:00 昼休憩
13:00 セッション司会&コメンテーター:伊藤守早稲田大学教授
13:15 サイイド・マダニ先生 (イラン、社会福祉リアビリ大学,): 都市部における過去と現在のネットワーク
14:45−15:15 質疑応答   
15:15−15:30 休憩
15:30 セッション司会&コメンテーター:山岸智子明治大学准教授
15:45 サーラー・シャリアティ先生(イラン、テヘラン大学):バーチャル世界における宗教(ネットで講演予定)
17:15−17:45質疑応答
会議は日本語で行われる (逐語通訳、ペルシャ語⇔日本語) 
参加:無料、自由。連絡先:nihon-chukinto (at の代わり@)tufs.ac.jp
時間などの最終確認を1日にhttp://www.japan-middleeast.jp/ でお願いいたします。
共催:東京外国語大学受託、文部科学省「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」の一環である「中東とアジアをつなぐ新たな地域概念・共生関係の模索」 (代表: 酒井啓子・東京外国語大教授)
科学研究費基盤A「現代中東・アジア地域における紛争・国家破綻と社会運動」(代表: 酒井啓子・東京外大教授)
日本学術振興会・科学研究費「国連の平和活動とビジネス」(代表: 佐藤安信・東京大教授)

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  • 2010年03月03日 (水) 朝9時半から午後5時まで
  • 東京都 東京大学渋谷駒場
  • 2010年03月03日 (水) 締切
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参加者
1人