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2018年07月31日23:40
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山梨 栃代林用軌道跡探索��
7月1日、山梨県身延付近の栃代（とじろ）林用軌道跡探索の第二弾。約1ヶ月遅れ日記。
☆＝写真拡大可
前回の6月3日の探索後、ちょっと気になった所と撮り損ね的な写真の再撮影の為の再び現地へ赴きました。6月探索の補強的な感覚だったので栃代自体は午前中には終了、午後には前回行き損ねてた身延山ロープウェイと余った時間いっぱいまで甲府盆地の保存車めぐりとなる筈でしたが・・・己のミスからのアクシデントや、今回も想定外の物事があって結果的には栃代探索のみで夕方に・・・今回も甲府盆地を拝む事すら出来ず。作戦計画甘すぎィ〜
朝、武蔵野線の駅で同行人をピックアップ。前日ネットで道志道での事故記事を見て気ぃ付けなアカンなぁと道志道を抜けたとたん、私メの見落としからバイクに追突直前、とっさにハンドル切って事故は回避出来たものの・・・
あえなく脱輪
クロスメンバーに干渉してる事から自力脱出は諦めJAFに救援要請。トホホだけど誰も怪我しなかったのは幸いでした。
そう待たずにJAFが到着。ジャッキ+ウインチでの引き上げ作業。作業後に床下に入っての点検ではクロスメンバー以外、殆ど干渉無し。ボディーに少し傷付くも、大したものではなくウインカーガードが見事に仕事を果たし少々曲がりながらもウインカー本体は無傷。そのまま走行続けられると判断。しかし恥ずかしいし、かっこ悪いなぁ、もぉ
救援作業をしてくれたJAFレッカー車、感謝です。いろんな事に助けられながらもアクシデントから立ち直り出発。
本栖湖からR300に入るとすぐに前を走る路線バス。こんなところで珍しいな・・・下部温泉駅行きとあり、未だ峠越えの路線バスがあるんやね〜なんて思ってましたが・・・
☆ 甲斐常葉駅では駅前広場に入らず、前の道で時間調整。間もなく出発して行きましたがバス停のダイヤを見てびっくり・・・1日1本だけ！ 確かに誰も乗ってなかった・・・乗客ゼロ。珍しいものを見れて何か得した気分？
さて、ここから本題の栃代林用軌道跡探索です。実際には下流域、上流域が混ざったような順番でしたが便宜上駅から上流域に向けて進めて行きます。
☆ 奥は甲斐常葉駅。橋のピア左に僅かに古い石積みが残るので軌道時代の名残りかも知れません。と言っても、この場所の廃止は戦時中と古い時代ですが。
☆ 空き地と家が建っている、この場所が貯木場跡。戦時中の軌道の駅前乗り入れ廃止から1963（昭和38」）年の軌道全廃時まで、この貯木場だった場所が起点でした。地元の人に聞いて正確な場所が解った次第。右端の舗装道は軌道跡。
☆ 貯木場（跡）の川側。貯木場時代は堤防は無く全部が河原状態だったとか。建物は全て貯木場が廃止されてから建ったもの。
☆ 常葉の集落内、大きな古い屋敷の前の道が軌道跡。
☆ R300バイパストンネル上のガードレールのある道が軌道跡の車道。写真では判り難いですが綺麗な一定勾配になってます。
☆ 岩欠の愛鷹神社近くの火の見櫓。舗装道が軌道跡。
☆ 軌道跡改修車道が栃代集落少し手前で栃代川本流を渡る旧橋のピア。現在の橋は10年位前に架け替えられたもので、旧橋のピアが上流側の残ってます。コンクリート土留とピアですが一部だけ石積みの古いものが残っており、軌道時代施設の流用の可能性もあります。今回の再訪はネット上のブログで、これの写真を見かけたのがきっかけでしたが既に夏の茂みで撮るのも大変状態・・・そーいえば夏時期の廃線探索はアカンのを半分忘れてた この時期、気分はまだ夏じゃ無かったんだけどね〜・・・ダメでした。
前回、軌道時代のお話を伺った方に挨拶して、もう少し聞き取りと再確認作業も。
☆ これは前回も紹介した栃代集落内の林鉄6kg/mレールを使った柵。
☆ 栃代集落上部から見た集落内のカーブした舗装路が軌道跡の車道。
☆ 集落を外れてのダート林道に残る林鉄時代のレール。ここのハイライトですね。
☆ 前回と同じようにレール断面の写真を撮り・・・
☆ JEEPと林鉄レールのコラボ。 ここから奥は前回と同様荒れたまま、8月の山神社の祭り時まで整備されないとの事を聞いてたので、今回はここで引き返し。
軌道が整備される前の昭和初期にあった木馬道の跡が登山道として今でも確認出来ると聞いてたので、その現場へ向かう事にします。常葉まで下ってたところで予定外の聞き取りをしてたので、だいぶ遅い時間帯になりましたが一つ隣駅の下部温泉駅から少し谷筋を上がると・・・
木馬道時代の貯木場跡に建つ老人ホーム。写真は木馬道跡の歩道から。
☆ 木馬道跡。画像では左上から左端の浅い切通しで180度向きを変えて右下に下っていく、木馬道のヘアピンカーブ。木馬はソリですから材木積載ソリを滑らす為にも勾配がきつく、10％はあります。
☆ 上の写真より約50m程上がった木馬道跡。右の木の麓の僅かな野地に何やら鉄部品。
☆ 最初は木馬関係の鉄部品かと思いましたが木馬なら昭和初期廃止ですから古過ぎます。どうやら索道部品ではないかと。近くにワイヤーや滑車類も落ちてました。
☆ 鉄部品の一つに「静岡」「牛妻」の刻印があります。調べると静岡市内の牛妻にある築地索道工業の製品である事が判明。いつ頃の索道部品かは判りませんが会社自体は今でも盛業中のようです。
☆ 駅から老人ホームへの途中で見かけた古バス、ふそうシャーシにクレハボディー。消えかけてましたが「食堂車 オアシス」とあったので、かっては食堂として使われてたようです。
☆ JR身延線 下部温泉駅。特急停車駅ですが無人駅でしたが昼間は委託で駅務員が居るのかな？
☆ 上り電車が到着。本日唯一の走る電車の写真・・・これは停車中だけど、下部温泉。
☆ 面白いのがホームに出る踏切が一般車道踏切りと接近して並んでます。
☆ 車道側踏切りから見ると「改札を通って〜」とありますが、実際には電車を降りたオバチャンクループは、ここを通り抜けて立ち去りましたョ
同じ看板の駅側。手の違いがポイント高いかと
既に夕方、身延ロープウェイの運転時間も終了。午前の大チョンボが無ければロープウェイ位は間に合ったかも知れませんが・・・己のミスだから仕方ありません・・・て事で本日のミッションコンプリート。
今回も甲府盆地をかすめる事すら出来ませんでした〜
実は、もチョイ続きがありまして・・・
☆ 前回は何故かスルーしてたR300中ノ倉付近のバイパス工事現場。よく見るとゴーリキー？ モノレールが2本も敷設され、鉄パイプで組まれた桟橋状の軌道は林鉄木橋桟橋を連想して結構そそられるモノを感じますねぇ。
☆ 下の列車・・・内燃エンジンの機関車は、このテのモノレールとしては大型の方かと思われます。
☆ 上の列車、下のものと同じようです。平トロ台車はボギー車・・・と言って良いのかな？
☆ 国道がヘアピンカーブで折り返し、集落屋根越しの俯瞰でモノレール現場を眺められました。
一方工事途中のバイパス道、橋を渡ったところで山壁に当たって現在は終了。これからトンネルポータルが造られトンネルが掘られていくものと思われます。現在の道路トンネル工事は軌道が使われないのでチト寂しいですねぇ。
前回の栃代林用軌道跡探索日記 6月3日
http://
2018年一般公開リスト
http://
☆＝写真拡大可
前回の6月3日の探索後、ちょっと気になった所と撮り損ね的な写真の再撮影の為の再び現地へ赴きました。6月探索の補強的な感覚だったので栃代自体は午前中には終了、午後には前回行き損ねてた身延山ロープウェイと余った時間いっぱいまで甲府盆地の保存車めぐりとなる筈でしたが・・・己のミスからのアクシデントや、今回も想定外の物事があって結果的には栃代探索のみで夕方に・・・今回も甲府盆地を拝む事すら出来ず。作戦計画甘すぎィ〜
朝、武蔵野線の駅で同行人をピックアップ。前日ネットで道志道での事故記事を見て気ぃ付けなアカンなぁと道志道を抜けたとたん、私メの見落としからバイクに追突直前、とっさにハンドル切って事故は回避出来たものの・・・
あえなく脱輪
クロスメンバーに干渉してる事から自力脱出は諦めJAFに救援要請。トホホだけど誰も怪我しなかったのは幸いでした。
そう待たずにJAFが到着。ジャッキ+ウインチでの引き上げ作業。作業後に床下に入っての点検ではクロスメンバー以外、殆ど干渉無し。ボディーに少し傷付くも、大したものではなくウインカーガードが見事に仕事を果たし少々曲がりながらもウインカー本体は無傷。そのまま走行続けられると判断。しかし恥ずかしいし、かっこ悪いなぁ、もぉ
救援作業をしてくれたJAFレッカー車、感謝です。いろんな事に助けられながらもアクシデントから立ち直り出発。
本栖湖からR300に入るとすぐに前を走る路線バス。こんなところで珍しいな・・・下部温泉駅行きとあり、未だ峠越えの路線バスがあるんやね〜なんて思ってましたが・・・
☆ 甲斐常葉駅では駅前広場に入らず、前の道で時間調整。間もなく出発して行きましたがバス停のダイヤを見てびっくり・・・1日1本だけ！ 確かに誰も乗ってなかった・・・乗客ゼロ。珍しいものを見れて何か得した気分？
さて、ここから本題の栃代林用軌道跡探索です。実際には下流域、上流域が混ざったような順番でしたが便宜上駅から上流域に向けて進めて行きます。
☆ 奥は甲斐常葉駅。橋のピア左に僅かに古い石積みが残るので軌道時代の名残りかも知れません。と言っても、この場所の廃止は戦時中と古い時代ですが。
☆ 空き地と家が建っている、この場所が貯木場跡。戦時中の軌道の駅前乗り入れ廃止から1963（昭和38」）年の軌道全廃時まで、この貯木場だった場所が起点でした。地元の人に聞いて正確な場所が解った次第。右端の舗装道は軌道跡。
☆ 貯木場（跡）の川側。貯木場時代は堤防は無く全部が河原状態だったとか。建物は全て貯木場が廃止されてから建ったもの。
☆ 常葉の集落内、大きな古い屋敷の前の道が軌道跡。
☆ R300バイパストンネル上のガードレールのある道が軌道跡の車道。写真では判り難いですが綺麗な一定勾配になってます。
☆ 岩欠の愛鷹神社近くの火の見櫓。舗装道が軌道跡。
☆ 軌道跡改修車道が栃代集落少し手前で栃代川本流を渡る旧橋のピア。現在の橋は10年位前に架け替えられたもので、旧橋のピアが上流側の残ってます。コンクリート土留とピアですが一部だけ石積みの古いものが残っており、軌道時代施設の流用の可能性もあります。今回の再訪はネット上のブログで、これの写真を見かけたのがきっかけでしたが既に夏の茂みで撮るのも大変状態・・・そーいえば夏時期の廃線探索はアカンのを半分忘れてた
この時期、気分はまだ夏じゃ無かったんだけどね〜・・・ダメでした。
前回、軌道時代のお話を伺った方に挨拶して、もう少し聞き取りと再確認作業も。
☆ これは前回も紹介した栃代集落内の林鉄6kg/mレールを使った柵。
☆ 栃代集落上部から見た集落内のカーブした舗装路が軌道跡の車道。
☆ 集落を外れてのダート林道に残る林鉄時代のレール。ここのハイライトですね。
☆ 前回と同じようにレール断面の写真を撮り・・・
☆ JEEPと林鉄レールのコラボ。 ここから奥は前回と同様荒れたまま、8月の山神社の祭り時まで整備されないとの事を聞いてたので、今回はここで引き返し。
軌道が整備される前の昭和初期にあった木馬道の跡が登山道として今でも確認出来ると聞いてたので、その現場へ向かう事にします。常葉まで下ってたところで予定外の聞き取りをしてたので、だいぶ遅い時間帯になりましたが一つ隣駅の下部温泉駅から少し谷筋を上がると・・・
木馬道時代の貯木場跡に建つ老人ホーム。写真は木馬道跡の歩道から。
☆ 木馬道跡。画像では左上から左端の浅い切通しで180度向きを変えて右下に下っていく、木馬道のヘアピンカーブ。木馬はソリですから材木積載ソリを滑らす為にも勾配がきつく、10％はあります。
☆ 上の写真より約50m程上がった木馬道跡。右の木の麓の僅かな野地に何やら鉄部品。
☆ 最初は木馬関係の鉄部品かと思いましたが木馬なら昭和初期廃止ですから古過ぎます。どうやら索道部品ではないかと。近くにワイヤーや滑車類も落ちてました。
☆ 鉄部品の一つに「静岡」「牛妻」の刻印があります。調べると静岡市内の牛妻にある築地索道工業の製品である事が判明。いつ頃の索道部品かは判りませんが会社自体は今でも盛業中のようです。
☆ 駅から老人ホームへの途中で見かけた古バス、ふそうシャーシにクレハボディー。消えかけてましたが「食堂車 オアシス」とあったので、かっては食堂として使われてたようです。
☆ JR身延線 下部温泉駅。特急停車駅ですが無人駅でしたが昼間は委託で駅務員が居るのかな？
☆ 上り電車が到着。本日唯一の走る電車の写真・・・これは停車中だけど、下部温泉。
☆ 面白いのがホームに出る踏切が一般車道踏切りと接近して並んでます。
☆ 車道側踏切りから見ると「改札を通って〜」とありますが、実際には電車を降りたオバチャンクループは、ここを通り抜けて立ち去りましたョ
同じ看板の駅側。手の違いがポイント高いかと
既に夕方、身延ロープウェイの運転時間も終了。午前の大チョンボが無ければロープウェイ位は間に合ったかも知れませんが・・・己のミスだから仕方ありません・・・て事で本日のミッションコンプリート。
今回も甲府盆地をかすめる事すら出来ませんでした〜
実は、もチョイ続きがありまして・・・
☆ 前回は何故かスルーしてたR300中ノ倉付近のバイパス工事現場。よく見るとゴーリキー？ モノレールが2本も敷設され、鉄パイプで組まれた桟橋状の軌道は林鉄木橋桟橋を連想して結構そそられるモノを感じますねぇ。
☆ 下の列車・・・内燃エンジンの機関車は、このテのモノレールとしては大型の方かと思われます。
☆ 上の列車、下のものと同じようです。平トロ台車はボギー車・・・と言って良いのかな？
☆ 国道がヘアピンカーブで折り返し、集落屋根越しの俯瞰でモノレール現場を眺められました。
一方工事途中のバイパス道、橋を渡ったところで山壁に当たって現在は終了。これからトンネルポータルが造られトンネルが掘られていくものと思われます。現在の道路トンネル工事は軌道が使われないのでチト寂しいですねぇ。
前回の栃代林用軌道跡探索日記 6月3日
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2018年一般公開リスト
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