今回はJatibarang
前回よりの続き
・・・メインカメラ(デジタル一眼)の充電器が無い・・・これはバッテリーを使い切った時点でカメラ自体の使用不能を意味する・・・
今回の旅行で最初の充電器使用時だったので充電器自体を自宅に置き忘れてきたという地獄のウルトラ大チョンボも疑ったけど、結果的に自宅にも無い事が帰国後判ったので現地で紛失したらしい・・・唯一思い当たるのは前日の宿泊ホテル内で、充電器ばかりいれたポリ袋の横が裂けていたので、袋を入れ替えたのが今までに唯一充電器に触れた時。その時音も無くベッドの下にでも落ちたのだろうか?? それ以外全く思い当たるフシが無い
現地購入も考えたけど充電器のみなどジャカルタでもあるかどうか・・・現在地は田舎だし(一度購入を試みたが、やはり無かった)
こーゆー事態になった以上対策を考える・・・残されたバッテリーだけで何とか最終日まで待たせないとカメラとレンズがただの邪魔なウエイトと化してしまう・・・メインのデジタル一眼はここぞの時のみ使用。フィルムカメラ地代を思い出す・・・ ハイビジョンビデオカメラにオマケのように付いてきた? スチールカメラ機能をフルに生かして、鉄道系の写真はこれで撮影。予備として使わないつもり?で持ってきた、古いコンデジカメラをその他モロモロの撮影に振り分ける事に。
出発前、ビデオカメラのスチール機能も一眼カメラの下ではあんまり期待してなかったけど、せっかく付いてる機能だからと記憶メディアを1枚余分に買い込んであるし・・・古いコンデジも、普通なら余計な荷物になるので持って来ないのですが、どこかデジタルメインに不安があったのか、そんなに嵩張らないこともあって荷物の底に入れてあったものでした。結果的にこの2台がこの事態にものすごくモノを言った訳でして・・・
ビデオカメラの充電機能は2系統あり、コンデジは単3電池で、この充電器もストロボ使用に対応して2台、デジ一眼のみが充電器1台のみの状態でした・・・これが消えた・・・
現在のデジカメの専用電池化、専用充電器システムの最大の欠点を見たわけです。何かあった時に代用が効かない・・・カメラ自体が壊れるわけではないので尚更・・・
さて前置きが長くなりましたが、25日の訪問地はJatibarang(ジャチバラン)
工場。鉄道は工場内だけの使用。本来さとうきび鉄道は畑へ線路が何十キロも延び、収穫したさとうきびを工場に運んでくるシステムでしたが、現在ではこの運搬はトラックが活躍しています。しかし工場のマシーンはトロッコからの搬入機能しかなく、工場横ヤードでトラックからトロッコに積み替え、機関車が工場内に運んでいくというシステムになっています。何とも効率の悪いシステムですが、現在のインドネシア国内で軌道を使っている製糖工場の8〜9割は、この状態です。
ここのSLは1台が動いているという事前情報でしたが、実際には5号機1台がディーゼル機関車の予備機として待機しているだけで、ほとんど動きの無い物でした。DLに混ざってトラクターが空貨車を引張ったりもしてます。
ここでも活躍していたDLは日本製でした。軌間は600mm。
ここはインドネシアのさとうきび鉄道としては珍しくターンテーブルがあり、それがある機関庫前に行くと5号機が煙を上げてました。頼んで少し走ってもらったりターンテーブルに乗せて回しだり・・・(有料
)
10人係りくらいで、やっと回ります・・・
小さなターンテーブルです。
周りもいろいろ見ていくと・・・
Jatibarangと言えば京阪電車カラーのSLなんですが、今回は1台も動いてませんでした。
機関車の動輪。車軸に対して車輪だけが首を振るという特殊機能を持った動輪。これによって急カーブを曲がり易くするものですが、たいへん珍しい機能。でもインドネシアではこの機能の機関車が多数あるため、アッチコッチの機関庫でコレを見かけます。
台車の上には真っ黒けのヤカンと飲みかけ?のお茶が。
機関庫内にあったボード。結構良く出来ている。
工場内をウロついているとトロ用ターンテーブルなんかが現れたりします。
工場前のタンクの上に登って俯瞰撮影もしてみます。タンク上は細い手摺しかないのでちょっと恐い・・・タンクの屋根部分もボコッと凹む時があるし
ベンツの古いトラック、通称マルベンもおりました。
SLの動きが殆ど無い&14:00には機関庫に入って火を落としてしまうと言う事だったのでお昼頃には撮影を終了させ、翌日行く予定のPangka(パンカ)工場へ午後から行く事にしました。翌日も1日Pangkaにいる予定なので、いったんパンカに行ってから私メだけがガイド氏と一緒に工場から車で約1時間のティガルの街へ充電器の買出しへ。デジタルを扱うカメラ屋を2軒周りましたが、目的の充電器はやはりありません。現地ではデジタル一眼は珍しいようで店員氏が画像を見せてと頼まれたけど電力温存の為、見せられなかったのは残念・・・
夕方前にパンカ工場に戻ったので、残って撮影していた他のメンバーと合流、日没まで撮影を続けました。
Pangkaのレポートは、また次回
続く
赤道直下の冬の島 ジャワ記 3
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