さあ。バルサスの要塞に到着しました。
これからここにたった一人で潜入し、バルサス・ダイアを暗殺すること。それがぜるの任務です。
まずは正門を、怪しまれないように突破する必要があります。
正門を守るのは2匹のいかついモンスター。
頭が犬で身体がゴリラな犬猿と、頭がゴリラで身体が犬の猿犬です。
そんなのが、きっちりがっちりと正門をガードしてやがって御座います。
さすが要塞、守衛もしっかりしてるんだぜ!
いつも居眠りばかりしている火吹山のオークどもを思い出し、思わず涙するぜるなのでした。
さて、とにかくここを切り抜けなければ話になりません。
ぜるが考えてきた手は3つ。
「私は薬草医です。熱出した衛兵の治療にきました」
「旅の商人です。バルサスさんちに営業にやってまいりました」
「旅をしているうちに道に迷ってしまってのう。すまんが一夜の宿をお借りできんじゃろか」
ふむ。どれも悪くない。
ただ……商人は、売り物見せろって言われると困るかな。
何しろあまりにも何も持っていないから。
一夜の宿を求める旅人じゃ追い返されて逝ってヨシな気もするし、ここは薬草医を名乗りましょう。
「はぁーん?オメ、誰の治療に来たんじゃい?」
→キルトログ
→ピンカス
→ブラグ
いや、誰だよ、何だよこの選択肢www
もう完全にテケトーに答えるしかない。
せっかくだからオレはこのキルトログを選ぶぜ!
「はぁーん?キルトログなんて怠け者、助ける値打ちもねーやな」
で……通れましたww
さて、要塞内部に入り込んだぜるですが、ここからが本番です。
まずは中庭を通過して要塞内部へ。そしてバルサス・ダイアのもとへ行かねばなりません。
壁伝いにこっそり忍び歩くか、堂々と行くか、中庭にいるどこかの集団に話しかけてみるか。
せっかく堂々と侵入できたのですし、堂々としていきたいところ。
そうするとまっすぐ目指すか、どこかの集団に話しかけるかですね。
情報は必要です。どこかの集団に話しかけるとしましょう。
4人で食事中の面子と2人で話し込んでいる人物。
まあ、食事中のとこの方が話も聞きやすかろうと近づくと……
食事してたのはオークとドワーフ、そしてゴブリンのカップル。
「オメなんでどっがへいね」と仲間に入れてもらえませんでした。
中庭中央にある建造物。祭壇があり、3つの杯が置いてあります。
ぜるが来る前まで3匹の小妖怪が飲んだりとかしてたので、いちおう飲み物ではあるらしい。
飲んでみるか無視するか。
普通に考えて怪しいことこのうえないのですが、初プレイで危険を避けていては話にならないことは前回痛感しました。
恐れずに飲んでみるとしましょう。
無色透明な液体か、赤い液体か、乳白色の液体か。
せっかくだからオレはこの赤い液体を選(ry
さっきと同じネタで選ぶのは……というか「せっかくだから」と言ったら赤を選ばなければならないのは最早常識!
手に取ったら泥水に変化しました。何故にorz
まあ、被害は最小限と思い、砦に向かうことにします。
地面からいきなり触手が!
よし、ここは<浮遊>の術で飛び上がって回避だ!
しかし足がからまって動けない!
あ、あれ?しまった。文章中ですでに足に巻きつかれてるのを見逃してた。
術を一個無駄使いした!
あとは剣を使うか<火炎>の術か。
ええいここは<火炎>の術だ。
先のことなど知ったことか。足りなくなったら困れば良い。
ま、セオリーどおり火には弱く、触手は撃退されました。
さて、ようやく中庭をくぐり抜け、城砦の入口に来ました。
がっちり鍵がかかっています。
<怪力>の術でこじあけるか、衛兵を呼ぶか、ですが……
城門も言いくるめてまんまとくぐり抜けられたのです。
衛兵を呼んじゃいましょう。
衛兵はサイ男。がっちり頑強そうな屈強なサイ戦士です。
うう……こいつとは戦いたくないなぁ。
「合言葉は?」
やばい。知らない。ここははったりで切り抜けるしか。
運だめしに成功し、まんまと中に入ることができました。
次に来る時には合言葉を手に入れられるよう努力してみよう。
次回、砦の中へ!
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