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2008年04月06日22:04

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南部町の糸桜と千年桜

昼過ぎから桜見物に出かける。行き先は山梨県南部町、ちょうど町ひとつ分だけ山梨県が静岡県に突き出した部分だ。日が傾いた頃にまず糸桜に着く。もともと寺だった敷地に集会所らしき建物が建ち、反対側に大きなしだれ桜がほぼ満開の状態である。桜の根元には6つの同じ大きさの墓が並んでいる。建物の軒先で日向ぼっこしていたお婆さんが、この村から出征し、戦死した若者のものだと説明してくれた。お婆さんは終戦時に小学6年だったという。静岡県側から飛んできたアメリカの飛行機が山に墜落するのも見えたという。

その後、寺は廃され、墓などは他の寺に集積されたが、この6つの墓だけは糸桜の根元から移されなかったらしい。

糸桜の後は、沈みかけた陽と競走で千年桜へ急ぐ。実際の樹齢は600年ぐらいらしい。樹全体の高さはさほどでもないが、根元の太さと、それがほとんど空洞になって、その空洞に上部の樹が根を生やしている奇形におどろく。

帰りには内船公園の展望台に寄る。展望台山上も桜が満開だ。眼下の富士川の川原のあちこちにも桜が満開だ。案内によるとあじさいの頃も良いようだ。ついでに内船温泉に入ろうとしたが、場所がわからなかったため、南部温泉に入ってきた。

本日の写真はデジカメ。
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