単車に乗っている時は至福である。
今の季節、ゴツいジャケットも着なきゃいけないし、寒くて参るな〜、メンドクセー、と、跨るまでは思わないことも無い。
だが、走り出してしまえば、そんなことは一切関係無くなる。
そして、走っている間は、運転そのもの以外に何も考えない。
それの何が楽しいのか、自分にも良く判らない。
思えばガキの頃から、人と一緒に歩くのは苦手だった。
道を横に広がるのと、相手にペースを合わせるのが嫌なのだ。
歩く時は、目的地に達するのを最大の目的に、チャッチャと歩く。
単車に乗りはじめたのは25歳くらいからで遅め(あるキッカケで乗り始めるまで、あんなものはバカヤンキーの乗るものだと本気で思っていた)。それ以来ズッポリはまっているわけだが、思えば元々、移動という行為に対して、単車向きの人間だったわけだ。
歩いている時にもバックミラーが欲しいと良く思う。
車線変更をする際には、斜め後方を目視確認しないと気が済まないからだ。
人に言うとアホ扱いなのだが、オレは結構マジだったりする。
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