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2007年11月30日00:57

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この際、マイカーに乗るのをやめたら?

ガソリン価格 155円超え確実
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=350906&media_id=4

あまりにガソリン代が高くなったので、セルフのスタンドで間違って灯油を自動車に「給油」してしまい、自動車が動かなくなるトラブルが続出しているという話をどこかで読んだ記憶がある。

そこまでするのならば、ちょうどよい機会だから、自動車に乗るのをやめたらどうだろうか?

「マイホーム」、「自動車」、「生命保険」の3つを見直さないと、おカネは貯まらないという話を聞いたことがある。確かにそうであろう。これらに付け加えるとすれば、「専業主婦」に「子供」ということになるんだろうか。
要するにこれらは全部、「固定費」として継続的にキャッシュが垂れ流されるものであり、長い目で見るとバカにならない金額になるという点で共通している。

自動車というものは、たしかにあれば便利ではあるが、なかったからといって、致命的に困るというものではない。地方や田舎は別としても、三大都市圏など街中に住んでいたら、なければないで何とかなるものである。
たぶんガソリン代、自動車保険、車検代、自動車税、駐車場代等の維持費を計算したら、自動車が必要な時だけ、タクシーを乗り回したり、レンタカーを借りても十分にお釣りがくることがわかるだろう。少なくとも経済的に見れば、そういうことになる。
問題は、自動車というものが、一種の「ステイタス」シンボルであったり、「見得」を張る道具であったりすることである。自動車くらい持っていないと、近所や学校、会社で肩身の狭い思いをしたり、あるいはカローラに乗っているよりもベンツに乗っている方がエライように思えたりするというように、クルマが地位や収入を示す道具として使われているがために、無駄だとわかっていてもマイカーをなかなか廃車にできないのだ。

でも環境問題に今以上にフォーカスが当たるようになれば、却ってクルマに乗ることの方が「格好悪い」時代も来るかも知れず、そういう意味では、今から時代の先端を走って、マイカーをやめてしまうのも悪くはないように思うがいかがなものか。
前にも書いたが、路面電車のような公共の交通機関はもっと見直されても良い。空気を汚さない分、市営バスなどの代替として再導入を検討されるべきであろう。
また健康のことを考えれば、近所であれば、自転車に乗ったり、歩いたりすれば良いだけの話である。
クールビズやウォームビズといった流行ごとには踊らされる一方で、ガソリンで排ガスを撒き散らしながら自動車を乗り回すというのは、何とも矛盾した格好悪い行為だということに早く気づいてもらいたい。
そして、ヘンな見栄は張らずにマイカーに乗るのはこの際やめてしまうことが、環境にも財布にも優しいことだということに早く気がついてもらいたい。

ガソリンが高騰しているのは、中国やインドといった新興国の隆盛だけではなく、そうしたトレンドを織り込んだ投機的な資金による「買い」の影響が少なくないと思う。サブプライム問題もあり、ファンド等の投機的な資金が相当量、株や債券、不動産から原油や金、穀物といった商品相場に流れ込んでいるのは間違いない。
したがって、実需が相場について行かなければ、いずれ相場は落ち着くべき水準まで戻るはずである。
但し、原油高はガソリン垂れ流しの人々の行動に変革を促す可能性という点で悪いことばかりではないと思う。
そのためにも、まずは手近な第一歩として、マイカーに乗るのをやめるところから始めてはいかがであろうか。


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