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2007年11月23日23:26

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現代音楽の夕べ

 NHK−FMの「ベストオブクラシック」で、どうやら今週は「現代音楽」の特集です。前にも書きましたが、現代音楽とは、簡単に言えば、
「第二次大戦後に作曲された“芸術音楽”」
 のことです。

 今週の火曜日に聞いた「弦楽四重奏曲第四番」なる曲は、2004年に作曲されたとのことですが、聞いてみたら、弦楽器が不協和音のオンパレードで、ギーギーギーギやかましく、
「この曲のどこに、主旋律のメロディーがあるんだ?」
という感想です。あんまり長く聞くと、頭が痛くなりそうです。うーん。
 このような曲が理解しがたいのは、ぼくに芸術音楽を聞く資格がないからなのでせうか?

 この曲に限らず現代音楽は、非常に難解な曲が多く、傍目には雑音と紙一重にしか聞こえないでしょうね。でも、現代音楽を作曲している人から見たら、
「この音楽が雑音に聞こえる奴は、この音楽の芸術性がわからない奴らだ」
 と、ある意味で見下している人が少なくないのでは?実際ぼくは、ある現代音楽作曲家が、「ただの雑音」という評価に対して、このような意味合いのことをラジオで言っていたことを覚えています。

 まあ、ロックとかポップスとかのような、誰にでも理解できる「娯楽音楽」と違い、難解な「芸術音楽」は、仮に百人の人間がいたら、そのうちの4、5人だけが、この音楽を理解してくれればいいという思いで作曲しているでしょうから、理解者が4、5人でも、充分満足しているのではないでしょうか。
それに「売れる、売れない」は別にして、誰が何と言おうが、我が道を行くという創作の姿勢も、大切なことです。
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